五条宿儺inテイワット 作:ちゃんちゃん
原神って空間ごと切れるのって居る?雷電くらい?
前話で言ってた様に、この話からは時間が進んで旅人がもうテイワットに来訪してます
「……というのが彼との出会いだ」
「へー……それって何年前位なんだ?」
「そうだな……凡そ3000年程前だろうか」
「うぇっ?!……お前らって見た目変わらなさすぎじゃないか?」
「……じゃあ、彼はどこから来たの?」
「ふむ……俺にも分からない。彼は話してくれなかったからな」
「うーん……でも、あいつは神の目を持ってなかったよな?」
「……確かに。彼は神の目を持っていない。だが、その強さは俺達神にも匹敵する」
「えぇ?!確かに強いとは思ったけど、そこまでなのか?」
「彼の戦闘を思い出してみると良い。そうすれば理由は分かる」
「「……」」
私達は、彼の戦いを思い出す。……黄金屋での戦いを
……
…………
………………
先祖の亡骸を探し、旅人は黄金屋へと辿り着いた。しかし、そこにファデュイの第十一位の執行官、タルタリヤが現れる。そこから彼は語った。ファデュイとして、氷の女皇の指示に従い、神の心を手に入れると。そして、ここからタルタリヤと旅人の激戦が繰り広げられる……はずだった
「さて……その前に。誰か見ているだろう?俺は戦いに横槍を刺されるのは好きじゃないんだ。出てきてくれないかな?」
ここから戦いが始まる……というタイミングで、タルタリヤが誰もいない空間に語りかける
「誰か見ている……?」
「ああ……俺の感覚はごまかせないよ。大人しく出てきてくれないかな?」
ービックリだよ。まさか僕の監視に気がつくとはね
ふと、そんな声が頭上から聞こえた。3人が反射的に上を見ると、そこには、空中に浮いている何者かの姿があった
「……ハハハ。良いね」
タルタリヤは、その顔に獰猛な笑みを浮かべ、その者を見つめている
「バレると思ってなかったよ。流石はファデュイの執行官と言った所かな?」
「こっちも驚きだよ。……まさか、ここでこんな敵に会えるなんて」
「あれ?分かっちゃった?」
「ああ……君、かなり強いね?」
「うん。強いよ」
タルタリヤの問いに、彼は迷いなく答える。自分の強さに絶対的な自信を持っているようだ
「良いね……旅人じゃなくて、君とやり合うのも面白そうだ……!」
「あー……やっても良いけど、君じゃ勝てないよ?」
「……ハッ……面白い!」
彼の言葉を聞き、タルタリヤは自身の装備を取り出す。水元素により作られた双剣、それを用いて、目の前の彼に斬りかかる
「なっ……!」
「だから言ったでしょ?勝てないって」
……が、その攻撃は当たらなかった。彼の目の前で止まっている。タルタリヤも驚いている事から、自分で止めているわけでは無いようだ
「何だ……これは」
「うーん……説明が面倒臭いな。まあ、君の攻撃は僕には当たらないって事かな」
「……悔しいけど、今の俺では勝てなさそうだね。君に攻撃が当たらない理由が分からない」
「ま、そういう事だね。……君の楽しみを邪魔するつもりじゃなかったんだ。邪魔になるなら、僕は退散するよ」
そう言った彼は、一瞬の内に、黄金屋から姿を消した
「な、何だったんだ……?」
「……タルタリヤなら、あのまま続けると思った」
旅人が思っていた事を口にすると、タルタリヤは呆れた様な笑みを浮かべる
「流石の俺も、勝てないと分かっている勝負をするほど馬鹿じゃないさ。……それに、旅人。君の実力がどれ程のものなのか。それも気になるからね!」
……
…………
………………
一通り、彼の戦闘……と呼べるか分からない行為を思い出したが、やはり気になるのは
「攻撃が当たっていなかった……」
「あ、やっぱりそこだよな」
呟くと、パイモンも同意してきた。やはり、一番は攻撃が当たっていなかったという点だ
「ああ。彼には攻撃が当たらない。どんなに隙を突いた攻撃でも、彼にはどういう訳か当たらないんだ」
「えぇ……何だよそれ。誰も勝てないんじゃないか?」
「ああ。俺でも難しいだろう」
「……でも、彼は神の目を持っていない。なんでそんなに強いの?」
「……彼が言うには、呪力という特殊な力を使っているらしい。俺も彼に聞いたが、よく分からなかった」
「鍾離でも理解出来なかったのか?」
「ああ。おそらく、あれは彼にしか使えない力なんだろう。聞きたいなら、彼に直接聞くといい」
「直接って……あいつはどこに居るんだ?」
「さあ……もしかしたら君の後ろに居るかもよ?」
「いやいや……そんな訳……って、うわぁ?!」
ふと、私達の後ろから声が聞こえた。警戒しながら瞬時に後ろを振り向くと……
「や、旅人、パイモン。お久ー」
私の探していた人物が立っていた
鍾離が語ったのは、オリ主と鍾離が出会ったときの鍾離視点の話です。あんま関係ないんで飛ばしました
次回からはオリ主視点。プロローグより少し前の話始まります
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