異世界よろず屋   作:ヒロケン

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第4話

剣丞君が気を失うと久遠様が1人の女の子を呼び出した。その少女は猿と呼ばれていてその子の名前は木下ひよ子秀吉というらしくこの子が将来、豊臣秀吉になるであろう子なのか。

 

そして剣丞とひよ子を1つの隊として運営するらしい。俺は何処にも属さない賓客として扱う事になった。そして剣丞君が目を覚ましたら城にこいと言われた。

 

剣丞君を寝室に運び俺はひよ子と雑談をすることにした。どうやらひよ子は俺こと天の御旗様を尊敬していたらしくいろいろ質問された。

 

話していたら剣丞君が目を覚ましてひよ子が話をする。そこに帰蝶がお茶を持ってきて事情を説明する。そして剣丞君とひよ子を連れて城に向かうことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

城に向かいながら剣丞君とひよ子が話をしているとどうやら俺の話題になったみたいだ。

 

「そういえば裕也さんは1年前から各地を旅していたんですよね?」

 

「あぁ、そうだよ。路金を稼ぐために軍に一時的に入ったり何でも屋みたいなこともやったな。」

 

「へ~、軍ってどんなところに入ったりしたんですか?」

 

「有名所だと長尾軍と武田軍に北条軍とも面識はあるな。」

 

「それは、確かに有名ですね。」

 

「それに今あげた所から是非軍に正式に入ってくれと言われたからな。まぁ、その時はまだ旅の途中だったから断ったがな。」

 

「そうだったんですか。それで旅を終えて織田軍に入ったんですね。」

 

「まぁ、興味を示さなかったら離れるつもりでもあったかな。田楽狭間で剣丞君を拾ってなかったらここには居なかったと思うよ。」

 

「え!?そうだったんですか!?」

 

訳を聞くと剣丞君は大層驚いていた。そんなこと話していたら城に着くと城内がばたついているように感じた。すると向こうから和奏がきて事情を聞くと美濃にいっていた草から急報がきて慌てているみたいだ。

 

それについて評定があるみたいでそこにこいと言われたので行くことにした。そこにひよ子もきて欲しいと願ったが身分違いで評定に出れないとなったけど剣丞君が頼み込み評定に出れることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

評定の間に着くと剣丞君は下座に座ろうとしたが久遠様に上段に座れと言われその通りに座り評定が始まった。

 

その話題はどうやら墨俣に出城を築く為に出向いていた部隊が壊滅したという内容だった。それにより次は誰がやるかという事になったのだ。

 

俺の持つ力を使えばあっという間に城をつくれるがそれでは織田軍の為にならないしこの時代では超技術になるので使えない。それに俺が直接戦うと簡単に全滅してしまうのでそれも控えたい所だ。

 

俺が考えてると剣丞君がやると言ってきた。それに対して他の皆も嘗めるなというが剣丞君は考えがあるといいその場を納得させて評定を終えた。

 

多分だけどそれって元々秀吉がやったというあの話を参考にするつもりなのだろうな。そして俺は久遠様に話があるため俺は残り剣丞君達は城下町にいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久遠様と話をするために残り2人になったところで話をする。

 

「それで?話ってなんだ?」

 

「おそらく剣丞君は傭兵を雇いたいというからお金を用意して欲しいとお願いすると思います、ですから。」

 

「そのために金を出して欲しい、ということか。」

 

「はい。」

 

「なるほどな、けど不思議だな。何故我が軍を使わないのか、それにお主はそこまで分かったのだ?」

 

「それは最初のは軍を使うと警戒するが傭兵を使った方が相手の隙をつけるからで次のは俺も同じ考えを思い付いたからだ。」

 

「デアルカ、それではそのように動くとするか。」

 

「よろしくお頼み申す。」

 

「話はそれだけか?」

 

「もう1つ、その築城をする剣丞君の補助をしようと考えています、その報告のためです。」

 

「デアルカ。」

 

「それでは失礼します。」

 

俺は久遠様と別れて剣丞君を追いかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が剣丞君と合流するとどうやら既に傭兵に話がつきどれだけのお金が必要なのか分かりこれから久遠様に報告をするところだったらしく城に逆戻りすることになった。

 

それで久遠様と話をするために評定の間にいき事情を話した。そこで必要なお金ともう1つお願いを話すと分かったのか囮をかってでることになった。

 

そしてその褒美として傭兵を率いる蜂須賀小六正勝、真名を転子という女の子を士官して欲しいとお願いしてきた。それを久遠様は了承した。

 

「それにしても驚きである、そのような事を思い付くしそれを裕也もそれを思い付いていたしな。」

 

「え?そうだったのか?」

 

「評定を終えてすぐに金を用意しといてくれと既に裕也から聞いていたからな。それに傭兵を雇うことも予想していたみたいだからな。」

 

「そうだったんだ。」

 

「それでは準備に取りかかれ剣丞、よろしく頼むぞ。」

 

話が終わり俺達は城をでた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準備を終えていざ決行の日、俺は剣丞君とひよ(ひよと呼んで下さいと言われ了承した。)とひよの幼馴染みの転子と野武士達と一緒にいる。

 

穴掘りの為に剣丞君はシャベルを造りそれを皆に渡していた。本当なら反対したい所だがこの程度なら大丈夫かなと思い黙っていることにした。そして同じ頃に久遠様達は囮の為に出払った。

 

そして墨俣につきすぐさま築城を開始する。暫くすると柵と塀が出来上がり迎撃の準備が整った。それから更に時間が経つと北方の方から軍が来たらしく迎撃準備をする。

 

その時が来た事によりひよが怖がっていたが剣丞君が励ました事により元気になっていた。そして剣丞君は百人ほどを連れて伏兵の為に出発した。

 

俺は本陣に残り皆を鼓舞することにする。

 

「皆のもの!!準備はいいか!!!!」

 

『おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』

 

「この戦!!!必ず勝つぞ!!!!」

 

『おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』

 

傭兵に問い掛け答えた事により俺の持つ天の御旗の力により鼓舞をする。それにより傭兵達の力が増した。

 

「なんだこの体が漲る力!!」

 

「これが噂される天の御旗様の力か!!」

 

「これならどんな奴だろうが相手じゃないなぁ!!」

 

「やるぞ!!お前達!!!!」

 

『おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』

 

そして敵が来て戦が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦が始まり転子が指示を出しひよも応援をして暫くすると敵軍の後方から剣丞君達が攻めてきてそれに驚いた敵軍は一時撤退していった。その隙を着いて剣丞君達も追い討ちをかけて混乱させて再び柵内に戻った。後は久遠様達の到着と築城を完成させるだけになる。

 

この戦いによる被害は負傷者は4、5人程で討ち死はなしという凄すぎる結果になった。それに対してひよと転子は奇跡と大はしゃぎで喜んでいた。

 

けど剣丞君はどうやら負傷者が出たことに対して思うことがあったみたいで休ませて欲しいと言ってこの場を離れた。多分だけどこの世界の常識を思い知ったのだろうな。俺は剣丞君の背中を黙って見ていた。

 

代わりに指示を出す事にして表ははりぼてにして時間がないから半分だけ作り援軍が来た事によりお城を引き渡した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事築城を終わらせた翌日、剣丞君は疲れたからなのか中々起きず帰蝶によって起こされてお城に向かったらしい。俺は久遠様から家の場所を確保したと知らせが来たので俺は1人向かい家具や住むのに必要なものを取り出していた。

 

俺には異世界で手に入れた無限収納バッグを持っているのでこの時代でも問題ない物を設置していった。それを終えた俺はそろそろ剣丞君達がくる頃かなと思いご飯を準備する。

 

実はここにくる前にひよと転子に剣丞君と合流したら俺の家にて飯を一緒に食べようと誘っておいたのだ。それで俺は各地で振る舞っていたカレーの準備を始めた。

 

カレーの材料の玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンの皮剥きをして細かく切り肉も切っていく。次にスパイスや調味料を出しといて野菜をある程度炒めて次に肉を混ぜて更に炒めた後に水を入れて更に煮込む。それからスパイス等を入れてかき混ぜながら煮込む。暫くかき混ぜたら弱火にして蓋をしてから米の準備をする。

 

米を炊いたらカレーが出来上がった頃に剣丞君達が来た頃に米が出来上がったのでご飯にすることにした。

 

剣丞君達は何が出るんだろうとソワソワしながら見てきて大きめな平らな更にご飯をのせてカレーをかける。

 

「え!?これって、カレーの匂いだよね!?」

 

「すっごい美味しそうな匂いですね~、あのお頭、かれーって何ですか?」

 

「え~っと、カレーっていうのは······。」

 

剣丞君は何て話そうか悩んでいる間に俺は皆の分のカレーを皆の前においた。

 

「これは俺や剣丞君が居た所で食べていた一般的な食べ物なんだ。少し辛いがとても美味しいから食べてみて。おかわりもあるから。」

 

「そうなんですか!」

 

「それじゃ早速、いただきます。」

 

俺は手を合わせていただきますといい、カレーを食べて次に剣丞君が食べると剣丞君は美味しそうに食べるとひよと転子も食べると目を見開きバクバク食べていった。

 

美味しそうに食べてくれて微笑みながら見て俺も食べていく。すると3人ともすぐに食べ終わりおかわりをして多めに作ったカレーを平らげていった。

 

「ふ~~~~美味しかったです裕也さん。」

 

「はい!!とても美味しかったです!!」

 

「そうか、そういってもらうと作ったかいがあったよ。また時々家にきなさい、これ以外にも美味しい物をつくってあげるよ。」

 

「いいんですか!?」

 

「あぁ、けど流石に毎日毎食くるのは勘弁してくれよ。」

 

「分かりました!!」

 

そうして剣丞君達は帰っていった。

 

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