【鬱の子】   作:湯タンポ

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文ストのアニメ一気見しました、面白いですよね。

個人的には鏡花ちゃんが1番好きです。めっちゃ曇らせがいがありそうで可愛いですよね♡

誰か鏡花ちゃんを依存させるやつ書いて。私が見るから。

あ、始まります。

だいぶ前のハピエンいるかどうかのアンケートで、一番要望が多かったみたいなので書きました。




???
吾輩は猫である―――いやマジで。


 

 

 

 

 

 

 

 

吾輩は猫である

 

 

 

 

 

 

 

―――いやマジで。

 

ちなみに名前はまだ無い。

 

 

気付けば猫に転生していた。

 

何を言っているのか分からねーと思うが、俺も何が起きたかわからなかった。

 

取り敢えずアレでしょ?ハッピー☆ハッピー☆ハーッピー☆ってお茶濁しとけば良いんでしょ?

 

 

 

まぁそんな事はさておき、そんな吾輩は今―――

 

 

 

「なーんで君はそがいに売れんのじゃろうねぇ……品種的には結構人気あるはずなんじゃけどのぉ…」

 

 

―――ペットショップで売られていた。

そして売れ残っていた。怒りで震えて涙が止まらない。

 

まぁ現代日本っぽいし、転生先の猫ちゃんがペットショップで売られてるのは、そりゃそうよなって感じだけど……吾輩そんな売れ残っちゃってる感じ?割と悲しいんだけど。

 

んで店長のこの爺さん何で広島弁入ってるん?…ここが広島なの?

 

「今流行りのノルウェージャンフォレストキャットなんじゃけどなぁ……」

 

そう…(無関心)

 

……で、吾輩まだ売れんの?このままだと吾輩が殺処分されるかこの爺さんが寿命を迎えるかのチキチキレースが開催されそうなんだけど。

 

 

「あ、人来たのう……いらっしゃい。」

 

希望が見えてきましたね。

 

 

「わ〜!ね、お兄ちゃん!猫がいっぱいいる〜♡」

 

「そりゃペットショップだからな。」

 

 

…………何だこの金髪美男美女兄妹、殺したい。そしてそこはかとなく見覚えがある気がするけど……ま、気の所為ですね(殺意)

 

 

「……なんかこの猫オレらのこと睨んでる気がするんだけど」

 

「え〜?気の所為でしょ?私達を見つめてるだけだよ〜♡」

 

「フシャァァァアアアッ!!!」

 

「……なんかお兄ちゃんめっちゃ嫌われてない?」

 

「なんでこんな敵意剥き出しなんだこの猫」

 

   ?(威圧)

 

「ねーお兄ちゃん、やっぱこの子飼いたいよ〜!毛並みもふもふしてて可愛いよ〜♡」

 

吾輩より先に売れるようなやつは、それより先に吾輩が殺してやるからその猫を渡せ少女よ。

 

「アホ、そもそも誰が面倒見るんだよ、オレもルビーも母さんも撮影とかで家にはあんまり居ないだろ」

 

「むぅ……それは……そうだ!みやえもんに任せれば!」

 

「ミヤコさんに丸投げしようとすんな、あの人も忙しいだろ」

 

撮影て……こいつらやっぱ芸能人かい。

fu〇k。おっと口が滑りましたわ。

 

 

「そうだけど…………でも、最近のママの"アレ"、一段と酷くなってるでしょ?……猫でも居れば、なにか変わったりするかな…って。…ほら、アニマルセラピーとかってあるでしょ?」

 

「……それは、そうかも知れないが……ミヤコさんに迷惑はかけられないだろ?」

 

「そうだけど……」

 

……なんだろう、急に話重くなるのやめてもらっていいですか?

 

猫にそんな重い話関係無いでしょ?

 

「……分かったよ、世話に関してはまぁ何とかなるだろ……ただしルビー、お前もちゃんと世話するんだぞ」

 

「うん!ありがとうお兄ちゃん!」

 

「……で、結局どの子にするんだ?」

 

「……うん、やっぱりこの子にするよ、なんか運命感じる気がする!」

 

「いや結局この猫かよ。」

 

 

 

【驚報】吾輩、運命感じるというよく分からん理由で購入される。

 

「アクア、この子の名前どうしよっか?」

 

「別に帰ってから決めれば良くないか?」

 

「今のうちに決めとこうよ!」

 

「……タマ…とか」

 

「それどこのサ〇エさん家の飼い猫?」

 

「……やっぱりルビーが決めてくれ」

 

「えー、うーん……じゃあね……うん、この子の名前は"アイビー"にする!」

 

「アイビー?」

 

「うん!お兄ちゃんとママと私の名前から1つずつ取って……つまりアクア・アイ・ルビー、そこからとってアイビー!」

 

「……安直だな」

 

「うっさいなぁ……お兄ちゃんだってネーミングセンス無いじゃん」

 

 

それは正直吾輩も思った。

 

ともあれ、吾輩はこの少女達に買われることになり、名前は"アイビー"に決まったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、吾輩の前世ってどんな感じだったんだろうか?

 

何やかんやで自殺した覚えしか無いんだけど……まぁ、もうどうでもいいか。そもそも転生したメカニズムすら分からんしな。

 

 

 

 

 

そんな考えに耽る吾輩は今、少女に抱っこされて移動している最中である。

 

「えへへ〜♡これからよろしくね!アイビー!」

 

「ニャー」

 

……この少女の名前はルビーというらしい。

 

そして今吾輩が向かっている場所はどうやら彼女達の家のようだ。

 

「……ついたぞ」

 

そこは割と高級そうなマンションであった。

 

お金持ちなんですね……羨ましいですねぇ……(嫉妬)…おクソがよ!(Shit)

 

そういえばこの子達芸能人だったわ。

 

 

「ママただいま〜!今日の晩御飯何〜!?」

 

「ただいま、アイ。」

 

ルビーと少年―アクアと言うらしい―が玄関で声を張ると、キッチンと思わしき場所から玄関に繋がる廊下にトテトテと1人の女性が出てきた。

 

 

「おかえりー!ルビー、アクア。もうすぐご飯できるから手洗って………ありゃ?その猫ちゃんどうしたの?」

 

「ママ!この子ね、今日ペットショップで買ったの!」

 

「ちゃんとルビーが面倒見るって約束でな。」

 

「ん〜♡猫ちゃんきゃわ〜♡ベリーキュートだね〜♡」

 

吾輩人気の様である。

 

そしてこの女性……え、本当にこの子達の母親なん?どう高く見積っても20前半位にしか見えんよ?

 

下手したら高校生でも通用するレベルなんだけど?めっちゃ可愛いし。めっちゃ可愛いし!(ここ重要)

 

「この猫ちゃんの名前は決まってるの?」

 

「うん!アクアとママと私から1文字ずつ取ってね、"アイビー"って名前にしたの!」

 

「アイビーちゃんかぁ〜♡可愛い名前だね〜♡」

 

そう言って彼女は吾輩を抱っこして頬擦りしてきた。

 

あ、これあかんやつや……この人めっちゃいい匂いするし柔らかいしでもうダメになるぅ……ニャ〜

 

「あ!ママだけずるい!」

 

「……オレもいいか?」

 

「うん!いいよ〜♡」

 

ルビーもアクアも羨ましそうに見ていたので、彼女も吾輩を2人に渡して頬擦りし始めた。

 

わっはっはっ!吾輩人気であるな!!

 

 

 

 

 

 

……あの、所でアイさんが現れた瞬間から気になってたんだけどさ……。

 

 

「ジルは猫好き?……犬派?そうなんだ、でも猫ちゃんもいいよ〜?」

 

 

――ずっと抱えてるそのペンギンの人形は何なの?しかも人形に話しかけてるし、その人形に話しかけた途端アクアとルビーの端正な顔が曇りましたけど?

 

……あの、もしかしてなんですけど、吾輩って訳あり美人の居る家に飼われちゃった感じ?

 

 

 

 

「ほらジル、この子の毛もふもふだよ〜♡あ、あと勿論今日の晩御飯はジルのカレーだけ辛くしてあるからね♡」

 

 

 

 

……わ、吾輩は猫である(現実逃避)

 

名前はアイビー。

 

新たな住居を得たが、前途多難のようである。

 

 

……だけどまあ、何とかなるだろう。

 

 

人に再び転生したならいざ知らず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――吾輩は猫である。

 

 









ロリ神「彼のせいでこの前は酷い目にあった……何があったかって?聞かないでくれ。……そして、これが私の最後の手段、アニマルセラピー……私はこれに全てを賭ける……っ」

猫「前世の記憶自殺したところ位しかない……まぁ今世猫やしイージーモードやろ、食っちゃ寝しよ。」



気が向いたら続く。でもほかのifの方が遥かに大事。つまり息抜き回だ、いいね?

読者年代調査(恥ずかしがらず答えてね☆)

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