前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
絶妙に不味いステータス向上ポーションを摂取してスタート位置で待機しつつ軽く身体を動かしておく
「今回はお前は初回だし優勝ではなく完走を目標にするか」
「そうだね? そうしよう」
「よし、なら好きに動いて良いぞ? 合わせる」
「うん、お願いね?」
【仲良いなぁ、良き】
【鷹樹お兄ちゃん優しい】
【これは間違いなく おにショタ】
まぁ間違ってはないかな? 僕は元男で精神的には男寄りだと思ってるし?
いや、ショタではないか、16歳だし? うん
「それではステラ・アーク 鷹樹&カナリア ペア、まもなく出走です」
「視聴者の皆さん、もう直ぐ出走しますので、コメントを確認出来なくなります、ご了承ください」
「よろしくな」
【オッケー】
【がんばー】
【楽しんでなー】
アリサ支部長のアナウスを聞き視聴者へ言うと、快く了承してくれて安心する
やっぱ治安良いなぁ、僕の視聴者
「カウント3、2、1、スタート!!」
「カナリア、行きます!」
「行くぜ」
スタートの合図を聞き、ゲートを潜り1層へと侵入すると、SASUKEとは違い、なんかデジタル空間調の内壁が見える
「迷路っぽい感じかな?」
「プラスでアスレだろうな、あとトラップ」
体型の関係で鷹樹が前だと視界不良になるので、僕の後ろを走る鷹樹が答える
「隆起型の障害物、2秒」
「了解」
反響定位で感知した生える障害物を鷹樹へ伝え僕はハードルを飛ぶ様に回避して走り続け、鷹樹も僕と同じ様に障害物を突破する
「5秒後、抜ける床」
「了解、飛ぶか?」
「補強する」
「OK」
抜ける床の空間部分へ障壁術を用いて補強し無理矢理押し通り速度を落とさずに進む
とりあえず今のレベルのトラップやアスレなら まだ余裕がある
「30m先、跳び石ゾーンみたい」
「どうする? 俺は跳べると思うが」
「ん〜・・・まぁ跳ぶしかないかな?」
「まぁそうだよな」
30mほど床がなく、空中に足場となる石柱? が浮遊しているゾーンへ辿り着き迷わずに跳び足場を踏みしめる
これは多分、ダミーが混ざってると思うので少し慎重に行かねば・・・いや、ダミーなら障壁術で足場作れば良いか、うん
そんな感じでダミーの足場を踏み抜いた瞬間に障壁術で足場を作り跳び石ゾーンを突破する
「お前、結構器用だな」
「攻撃魔法習得が難しいからね、小手先の技を身につけなきゃ」
「なるほど? 魔法はイメージって奴か」
「そんな感じ」
そんな会話が出来る余裕を持って1層を突破し2層に侵入すると、すぐさま道が分かれていて注意書きがあり、今回ペアの意味を理解する
「左右の道に分かれて進んで、タイミング良くスイッチを押したり切り替えたりしないと進めないタイプか〜」
「だな、んじゃ俺は右に」
「僕は左だね、よろしく」
「おう」
鷹樹と拳を合わせて左右の道へ分かれ進み、行動阻害系のトラップを避けて行く
軽く謎解きみたいな要素もあるのかな? 今回は
幸い互いの声が聞こえる様で連携に支障がないのが幸いし、順調に進む
「スイッチ〜」
「お〜」
鷹樹へ合図して下から上に閉まるタイプの石扉を開けて貰い、時間が勿体ないので高跳びの要領でコンパクトボディを生かし隙間を抜け、鷹樹を通す為にスイッチを押し、扉を開ける
「OK、通れる」
「了解、進むね〜」
「おー」
そんな事を繰り返し2層を突破し、3層に侵入すると2人で協力しないとダメなタイプのギミックが続いている様で、鷹樹と合流が出来ていない
「居るかね?」
「居るぞ?」
「まだ合流無理そうだね?」
「そうだな、まぁ仕方ないから進むぞ」
「あいあい」
鷹樹の返事を聞き、進むしかないと言う事で兎に角前へ進む
僕としては、結構楽しいから、プライベートでまた来ても良いかも知れない