前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
渋谷ダンジョン1〜3層を余裕を持ってクリアする事が出来て良かった
僕個人的には、協力要素とか有って結構楽しめる内容で、プライベートや配信とかで再戦するのも悪くないと思っている
【画面越しだと見え難いのが難点だな、障壁術】
【だな〜、日に日に上手くなってるよねぇ】
【カナリアちゃん、偉い】
「ありがとうございます?」
「よし、俺も褒めよう、偉いぞカナリア」
「ちょっ」
【やっぱ
【うん、お兄ちゃんだ】
【鷹樹お兄ちゃんだ】
ゴールの3層からイベント会場へ戻りつつコメント欄のコメントへ返答をしていると、鷹樹が そんな事を言い僕の頭を雑に撫で、コメント欄が 鷹樹お兄ちゃん 的なもので埋まる
まぁ鷹樹はお兄ちゃんだから仕方ないね、うん
「とりあえずゴールしてイベント会場へと戻ってきました」
「あとは参加者全員の出走・帰還を見送って閉会式を待つだけだな」
【お疲れ様〜】
【おつ〜】
【おつかれ〜】
ずっと見ていたであろう視聴者には分かる事だが、伝えて一応壁際へより壁を背に配信を続ける
「閉会式まで もう暫く掛かるだろうし、軽く完走の感想戦といこうか」
「それは・・・完走と感想を掛けた 親父ギャグ?」
「ちげーよ、普通に感想戦だ」
「うぃ」
【確かにイン? は踏んでる気はするけどw】
【文法的にも間違ってないんだよなぁw】
【何も間違ってないのに、可哀想な鷹樹w】
どうやら気にしすぎだった様で、鷹樹を憐れむ?様なコメントが流れているのが見える
「単刀直入に言うと、とても楽しかった」
「まぁだろうな? 見てて それは感じた」
【イキイキしてたよねぇカナリアちゃん】
【確かに、モンスター気にしないで良いからかな?】
【それはあるだろうな、うん】
僕がアスレを存分に楽しんだ事はお見通しの様で鷹樹が言い、コメント欄も似た様な感じのコメントが流れていく
「あとは・・・もっとこう、池とか飛んでロープを掴んだりする系だと思っていましたけど、まさか迷路系とは思いませんでした」
「こればかりは完全に運だな、俺は初回はそれだったし、2回目はトライアスロン的な感じだったぞ?」
「へぇ〜」
【確か渋谷ダンジョンは定期的に内装が変わるんだっけ?】
【そうらしい】
【ほんと、ダンジョンって不思議だよなぁ】
鷹樹の言葉やコメントを見て、ダンジョンへの謎が深まった気がしたが、僕がどうこうする事でも無いので、不思議だなぁ とだけ思っておく
そんな訳で暫く感想戦をしていると、参加者全員の出走・帰還が終わった様でアリサ支部長のアナウンスが聞こえる
「参加者の皆さんお疲れ様です、最後の出走者の帰還を確認致しましたので、早速ですが表彰式へと移りたいと思います」
「あ、最後の方が戻ったようですね」
「そうだな」
【やっぱそこそこ人数いたから時間掛かったなぁ】
【これでも配信者の上澄だもんなぁ】
【日本だけでも100名ぐらいは居るしな】
そんなコメント欄を見て、鷹樹が言っていた事を思い出す、今日集まっているのは日本のトッププレイヤーだと
つまりこの場にいる配信者はチャンネル登録者数が3桁万人超えの実力者? が集まっていると言う事で、そんな人達が100名以上居るのだから凄いとしか言えない
そんな他人事の様な感想しか出てこないあたり、僕は自覚がサッパリ無いのだけどね、うん
「それでは上位5ペアの発表です、呼ばれたペアはお手数ですが壇上までお願いします、第5位
「日本人じゃなさそう?」
「緋の女王はオーシアのチームだな、確か」
「チーム? 事務所じゃなくて?」
「チームだよ、事務所の名前は また別で・・・名前は忘れたわ」
【確か事務所はクリなんとか とかじゃなかったか?】
【あーそうそう、クリ何某だったはず】
【めっちゃスコア稼いでるチームも居たよな?確か】
そんなコメントを見て、やっぱりオーシアも修羅の国なんだなぁと思うのだった、まる