前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
トリニティには、パン(仮)を その他オカズやシチューで消費して貰い、僕は自作のオニギリを食べていると、
「カナリアちゃんのオニギリ、ゲットだぜ!!」
「優勝」
「そんな特別なオニギリでも無いのですが・・・」
「・・・すまない、ウチの愚姉達がすまない」
【こっちにアピールすんなw】
【クッソ羨ましい】
【カナリアちゃんとクラスメイトだったらワンチャン有ったかも知れぬのに】
【カナリアちゃんと学生生活を送りたい人生だった】
なんかよく分からない事を言い始める2人の様子に軽く頭を押さえて謝る
何せ僕はローレライのパッシブスキルで隠蔽をしているから顔バレしてない訳で、クラスメイト・・・なんなら隣席の人が視聴者とかの可能性があるんだよね、うん
一部例外を除き高位の鑑定や感知スキルを持っていなければ勘破はされないと説明には書かれているから、今の所実害は無いから助かっているが、これからも特例が居ないとも限らないので、注意はしておこう
そんな混沌とした夕食も終えて片付けも済ませて再び焚き火の前に座り腰を落ち着ける
「まだ案件の途中ではありますが、軽く感想とかありますか?」
「そうだな・・・レーションは結構実用的だな、味は通常時なら微妙なラインではあったけど、ダンジョン攻略中は荷物の積載量が有限である以上は食べ過ぎを抑制出来るから、丁度良い味付けだと思う」
僕と同様にキャンプチェアに座り、ワカモが淹れてくれた お茶をすすりながら壱夜が言う
確かに、ダンジョン攻略中に料理をして食事をする何て考える変人は僕ぐらいだろうから、彼の言葉は理にかなっている
「今回のレーションは主食のパン(仮)とオカズが2品の構成だし、5種類ぐらいあるからローテーションで飽きはきづらいかな?」
「温めも簡単、高評価」
「確か専用の袋に入れて付属品を使うんですよね?」
レーション自体の研究は統合騒乱前からされていただろうから、栄養バランスは悪くないと思うし、1食分でパッケージ化されていて加熱も簡単で便利だ
袋に水と反応材を入れて温めるタイプだと、そんなに手間でもないしね?
メニューが複数存在するのも評価点かも知れない
そんなこんな焚き火を囲んで話をしていると、例に漏れず僕を睡魔が襲い出す
「そろそろ頃合いか、主よ 吾の尻尾を持ってくがよい」
「うん、ありがと・・・」
「カナリアちゃん、お姉さんが添い寝してあげようか?」
「おい、流石にライン超えだぞ?
「二葉、貴様は分を弁える知能すらないのか? または余程その命が要らぬと見える」
「や、やだなぁ〜・・・ちょっとした冗談じゃないですか〜」
【ワカモ氏おこじゃんw】
【これは二葉が悪いよw】
【うとうとカナリアちゃんかわよ】
【ワカモマッマを怒らせたらあかん】
ワカモからダンジョンキャンプの時に毎回抱き枕にしているワカモの尻尾を受け取りモフモフしていると、更に睡魔が襲ってきて頭が回らず、なんか色々とどうでも良くなってきたので、3人のやり取りを横目に
「では視聴者の皆さん、僕はお先に失礼します。寝袋を含む寝具一式の感想は明朝起床後にする予定ですので、よろしくお願いします」
「主よ、あとは吾に任せると良い。何人にも眠りを妨げさせぬ故」
「うん、うん? うん、よろしくね、ワカモ」
【こりゃ眠くて話半分も聞こえて無さそうだw】
【カナリアちゃんかわいい】
【かわいいはせいぎ】
なんかワカモが意気込んでいるけど、眠すぎるので返事を返して自分のテントへ入り、寝袋やマットレス?を使い就寝する
今日も良く寝れそうだ