前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
「え? 黒甲冑を召喚・契約できるアイテムあったよね? それを使ってみたら?」
「・・・そういえば、有りましたね? 忘れてました」
「黒甲冑ならカナリアちゃんの動きにもついて来れるだろうし、岩塩弾にも耐えられるしね、うん」
「そうですね」
すっかり
渚が言う様に、黒甲冑ならタンクに最適だろう、何せ僕の岩塩弾・・・バックショットまでは無傷でスラグショットも3〜4発はパリィしてたし?
「ついでだし、撮影する? ワカモちゃんの時もしたじゃん?」
「そうですね、そうしましょうか」
「なら、後の事は私がしておくから、カナリアちゃんは帰って休むと良いよ、決まったら連絡入れるからさ?」
「ありがとうございます、でも無理しないでくださいね?」
「カナリアちゃんは優しいなぁ、ありがとう」
彼女の提案を了承して手配等をお願いしお礼を言うと感極まったのか渚は立ち上がり僕を抱きしめてくる
仕事スイッチがオンだし、多分大丈夫だろう今のところは危機を感じないし
そんなこんな渚が満足するまで身を委ねて解放された後、着替えて愛車に跨り少し遠回りして帰宅すると翌日の放課後に黒甲冑召喚の儀をする事になった、仕事早すぎるぞ?渚
翌日、僕は通常通り登校しクラスメイト数人に抱きしめられたり抱き上げられたりお菓子を餌付けされたり一緒に昼食を食べたりお菓子を餌付けされたりバイクの布教をしたりして1日を過ごし、放課後に事務所へ向かい支度をしてから、例の如くトレーニングルームに向かうと
「渚さんと
「俺はほら、相談役だし? 念の為の補助要員」
「私も補助要員よ? 渚ちゃんに呼ばれてね?」
「僕は バイトの面接を受けにきたら、たまたま
3名への説明要求をすると、三者三様の説明がされ、鷹樹と母の説明は理解出来るし納得のいく物だったが、三鶴のは少々納得が行く物ではなかったので、軽く渚へ不満の眼差しを送っておくが、気付く様子がないので諦める
「よーし、カナリアちゃん準備出来たよ〜」
「カナリアさん、お気をつけて」
「はい、ありがとうございます」
ひとまず撮影の準備が整った様なので、三鶴の事は一旦放置する事に決め、召喚獣用要石を取り出し深呼吸して召喚魔法陣の上に立って要石へ魔力を注ぎ込む
すると魔法陣が黒紫色の光を放ち始め、要石がドロっと溶け僕の手のひらから溢れて魔法陣へ垂れて体積を増やして行き形を変えてゆき、黒甲冑へと整形される
うん、少し予想外でSAN値が削られそう
完全に黒甲冑の形へと固定され、黒甲冑は仁王立ちの体勢から膝を折り傅く体勢へ移行する
「え、えーっと・・・僕と契約してくれる?」
「・・・・」
黒甲冑は無言で頷き、契約を了承してくれる、無口だなぁ
「確か契約には名付けが必要なんだっけ?ん〜・・・よし、ガリュー。君はガリューだよ」
「・・・・」
僕の言葉に黒甲冑 改めガリューは大きく頷き、自身の胸に手を当て頭を下げると左手の甲の契約印の模様が増え、なんか凄い事になってる
まぁ召喚獣や使い魔を現界させてない時は表示されてない謎仕様だから良いけどね?
ひとまずは、これでパーティ問題は緩和される事を祈ろう