前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ガリューを召喚・契約しタンクを担当して貰う事を彼?に伝えると頷き了承の意を示してくれた、物凄く無口なやつだ
そんな訳でパーティを組んで戦闘をした事が
当たり前だが、人数が増えるとFFのリスクが増えるから、なかなか仲間の位置把握が大変だ
そんなこんな四苦八苦しながらガリューとの絆を深めて2回目の週末、僕は登竜門である10層入り口に立っている
「皆さん ごきげんよう、ステラ・アーク0期生 カナリアです。本日は新たに召喚・契約したガリューと共に10層を攻略していきたいと思います」
【待ってた】
【きちゃ】
【始まった】
【ワクワク】
僕はいつもの様に挨拶をしてガリューを紹介すると、彼は胸に右手を添え一礼する、紳士だなぁガリュー
ガリューの見た目にそぐわない紳士然とした立ち振る舞いに関心しつつ
「ガリューとの召喚・契約の動画が出ていたと思います、よろしければご覧ください」
「概要欄にURLを貼ってある、とくと観るが良い」
【ワカモ氏優秀】
【見たけど、少しSAN値削られる光景だったw】
【アレなw ヤバかったw】
ワカモのフォローにより、そんなコメントが流れてきて僕と同じ感想の人がいて少し嬉しいと感じる
そんなこんな開始の挨拶もそこそこに僕達は攻略を開始する為に歩き出す
「相変わらず入り口付近はモンスターがいませんね」
「原理は不明だが、優しい仕様だな」
【それは確かに不思議だよなぁ】
【ボス部屋みたいにキッチリと領域を区分けされてる訳じゃないのにな】
【不可思議怪奇】
反響定位を活用し、索敵を行うが毎度のごとくモンスターが居ない優しい仕様で、本当に不思議だ
今の世界はVRMMOの中であり、僕達 転生者は神により転生したと思わされてるプレイヤーでしかない・・・とか、そんなオチが思い付くぐらいにはゲームみたいと感じてしまう
僕達に都合が良過ぎると思うが、まぁ楽しいしヨシとしよう
「ガリュー、2時方向 距離50m・・・中型」
「・・・・」
「ふむ、スモール・グラップルベアーか。奴の肉は少々歯応えが良いが味は良いぞ?」
「よし、穫ろう」
【カナリアちゃんの目がランランにw】
【やっぱ花より団子だよねカナリアちゃんはw】
【ガリュー、無口だけど立ち振る舞いが紳士だなぁ】
[経験値を獲得しました]
ワカモの言葉を聞き僕はガリューに指示を出し射線を開けて貰い、チャンバーのショットシェルをバックショットからスラグショットへ入れ替え、障壁サイレンサーを形成しスモール・グラップルベアーの眉間に風穴を開けて撃破する
撃破したスモール・グラップルベアーが紫色の魔力素子へ還るのを見つつ思う、全然スモールじゃなくね?と
僕より体高高かったしね?うん
目測で体高2mを超えた熊系モンスターでも区分の中では小型の部類なのか、と1人で困惑しているとガリューがドロップ品を回収して来てくれた様で、僕に差し出していた
「ありがとうガリュー」
「ガリューは優秀だな、最善の行動が取れている」
【紳士で優秀とか最強だな】
【見た目少し怖いけどテラ紳士】
【これは頼もしいな】
ガリューから受け取ったドロップ品をアイテムバックへ収納して再出発する
必要最低限だけの指示を出すだけで最善の行動をガリューはしてくれるので、逐一指示を出す必要がなくて助かる
ワカモにはポーターとサポートに専念して貰えるし、僕もガリューがタンクでタゲを取ってくれるから、広い視野で戦闘を行える、いやぁ楽だ
まぁ仕方ない事ではあるけど、僕のステータスは支援職寄りの数値なのでソロ活動は厳しかったしね?
因みにワカモもガリューも使い魔・召喚獣だから僕の所持品枠扱いだからパーティの枠は空白のままだったりする