前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
マリアの陽キャパワーを少し羨ましく感じつつライブ配信に集中する事にする、まぁ雑談配信だから別に気を張る必要もないんだけども
「先日、学園祭があって僕が所属しているクラスはメイド喫茶(仮)を出店したんですよ」
「あ〜そうらしいね? ヘンリちゃんが、たまたま用事で学校を訪れた
【ヘンリ姫www】
【お疲れ様ですおじさんw】
【どんまいやで、おじさんw】
特にトークテーマも無かったので、出だしで学園祭の話を振るとマリアが言い、視聴者の大半がシンクに同情的なコメントをしている様に見える
「はは、確かに
「
「はぁ・・・」
【これメイド喫茶に来店しただけだよな?】
【どんだけだよw】
【嫁はヤンデレか?w】
ははは〜と陽気に笑い言うマリアに、少し曖昧な相槌を打つ
これはシンクが嫁を愛し過ぎてるのか、はたまた嫁が嫉妬しい なのか、分からないぞ?
「愛妻家なのは良いと思いますけど、彼の奥さんって そんなに嫉妬する人なんですか?」
「ん〜? いや〜?
「つまり
「うん!」
【なんて力強い肯定なんだw】
【草草の草】
【どんだけ嫁が好きやねん、おじさんw】
【マリアのおじさんって事は最低でも40代なんやけどなぁw】
僕の問いにマリアは少し考える素振りを見せてから言う、結論シンクの考え過ぎ と答えが出た
まぁウチの両親も似た様な物だから、これ以上は追求すまい
「それでマリアさん、姿が見えませんでしたけど、どうかしたんですか? 確かヘンリさんの護衛って建前が有りましたよね?」
「え? あぁあの日は外せない用事があってね、涙を堪えて本業を真っ当したんだよ」
【建前てw】
【おかしいなぁ、マリアもリューネ王族末席やぞw】
【本業って、ダンジョン研究の方か?】
露骨に話を逸らす為にマリアへ質問すると、彼女はあからさまな泣き真似をして言うので
「本業と言うと、ダンジョン研究ですか?」
「うん、そうだよ? リューネで研究成果の公開発表があってね、面倒だけど定期的に発表会をしてパトロンから出資して貰わないとね?」
「何するにしても、お金は必要ですもんね」
【そのパトロンっておじさんってオチはないか?w】
【多分国だろうから、国王とかだろうなぁ、おじさんだなw】
【真っ当なパパ活とか?w】
【真っ当なパパ活というパワーワードw】
正直な所、そうゆう研究分野の事はサッパリの僕はパトロンが何者なのか分からないが、真っ当なパパ活はパワーワード過ぎると思う
真っ当なパパ活って 多分、マリアが父親から研究資金を貰ってるって意味だろうから、至極真っ当な流れだと言える
「そうなんだよ〜 私だけなら調査しながら攻略とかして生活費を捻出できるけど、流石に調査機器とか高額過ぎて個人で揃えれる訳も無いし、場合によってはチームで調査するからね、それに もしもの時は後ろ盾があった方が色々と楽だからねぇ〜」
「それはそうですね」
【ダンジョンは謎だらけだからなぁ、大金を生むドル箱であると同時に爆弾だし】
【いつ何が起こってもおかしくない超常の存在何だよなぁダンジョン】
【存在する事が当たり前過ぎて、危機感が薄いよな、俺等】
ダンジョンの仕組みが解明されれば、より効率的に資源の確保が出来ると期待されている、そういう事なのだろう
まぁ小難しい話は、偉い人でやって貰って、僕は楽しく生活させて貰おう、そうしよう