前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
もはや慣れた事の第何弾になるか分からないけど、慣れ親しんだ現象なんだ 小学生に間違われるの
「えっと・・・何処を受験したの?」
「
「一昔前の金持ち学校に、部活にチカラを入れている学校、この地域だと大学合格率がバカ高い学校? 纏まりがないわね」
「家から近い順に選びました、徒歩30分圏内」
少しドヤ顔で
「貴女ねぇ、少しは将来を考えていた方が良いわよ?」
「大丈夫です、高校生活中に夢が見つからなかったら、探索者として生計を立てますし、最悪ベルカに行って職業 聖女します」
「そう、それなら良い・・・ん?」
先程まで呆れた表情をしていた紗夜の表情が変わり、ジッと此方を見つめてくる
「どうしました?」
「探索者・・・は、まぁ良いとして。 聖女って?」
「え? 紗夜さんと出会った時に獲得したクラスですよ、忘れました?」
「聞いてないわよ?! それにクラス聖女って聞いた事ないわよ・・・もしかしてエクストラクラス?」
「あれ? そうでしたっけ? まぁそうですね、エクストラクラスです」
真剣な表情になり思案を始める紗夜を見つつホットココアを飲み考える、そういえばクラススキルの見方を教えて貰ったけど、獲得したクラスの話はしてなかった様な気がする、ごめんね?紗夜
「カナリアちゃん、確認なのだけど・・・近々 探索者として活動を始める予定なの?」
「そうですね、そのつもりです。ただまぁ装備一式の購入からなので具体的には高校入学した後になると思います」
「そう・・・カナリアちゃん、良かったらウチと契約しない?」
「・・・契約?」
ゲンドウ座りで僕を真っ直ぐ見据え紗夜は言うが、僕にはサッパリ意図が分からず困惑する
「実は私の家は代々会社を経営していて、最近はダンジョン関係にも手を伸ばしているのだけど、ほら適性持ちって少ないじゃない? だから自社開発した試作品をテストするテスターを探すのも一苦労なの、だから専属契約して欲しいのよ」
「なるほど? 僕の存在は渡りに船な訳ですね?」
「その通り、新しい試みもあって私に一任されているわ。勿論 報酬は出るし 装備面も経費から出せるわ」
「装備って事は、弾薬費もですか?」
「えぇもちろん」
「やります、紗夜さんなら僕に変なことしないでしょうし」
「ありがとうカナリアちゃん」
報酬が出て弾薬費も気にしなくて良い、試作品のテストをする手間はあるがバイトだと思えば悪くもない、むしろメリットが勝る
そんな事を考えていると余程嬉しかったのか紗夜がわざわざ僕の何処まで移動してきて僕を抱きしめる、僕は座っている関係で彼女の胸に顔を埋める形になる訳だが、やはり素晴らしい者を紗夜は持っている、役得役得
「カナリアちゃんのおかげでプロジェクトが始動出来るわ、ありがとう」
「いえいえ」
プロジェクトと言うのは恐らく紗夜が一任されている新しい試みの事だろう、それを今僕が詳細を知る権利はない
何故ならまだ口約束しただけで、正式に契約書を交わしている訳ではないからだ
まぁ気にならないって言ったら嘘になる、めっちゃ気になる ほら、僕って好奇心強いし?
でも我慢だ、正式に契約したら詳細を教えてくれるだろうし、うん我慢我慢
「とりあえず探索者になる為の先行投資、それを貴女への恩返しとさせてもらうわ、拒否権はないから そのつもりで」
「・・・分かりました、謹んで受け取らせていただきます」
ほんと大した事をしていないし、ゴブリンのドロップ品の殆どを貰ったから気にしなくて良いと思ってるけど、多分聞いてくれないので紗夜の好きにさせよう、うん そうしよう