前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ガリュー用の新装備 スティンガーの性能テストをした後、順調に進行出来たお陰で、前回 記録したセーブポイントまで来れたので帰還し、マリアとハロルドがスティンガーの改良をしてくれる算段になった
その後、何処かに出掛けていたヘンリが帰還し、僕を抱き上げたり撫で回し始めたが、いつもの事なので身を任せてされるがままにしておく
そんなこんな賑やかな1日を過ごして、翌日からも撮影したり、トレーニングをしたり、事務所のスタッフを労ったり、
「皆さん ごきげんよう、ステラ・アーク 0期生 カナリアです」
「やぁ、ぼく だよ ステラ・アーク0.5期生 ヘンリだよー」
「例に漏れず、主の
【待ってた】
【おかえりー】
【待っていた、この瞬間を!!】
少し配信の間隔が空いてしまったからか、コメント欄の熱量が凄い事になってる気がする
こんなに喜んで貰えると、僕としては悪い気はしない
「配信のタイトルでも分かると思いますが、今日は先日 途中退勤した11層攻略の続きをしていこうと思います」
「今日は ぼく のバエルソードが唸る、かも?」
「ほどほどにな?」
「・・・・」
【相変わらず金ピカだなぁバエルソードw】
【何せ映えるソードだもんなぁw】
【さりげなくガリューが短槍持ってるな】
【これが新装備か、ワクワク】
今日は活躍するぞ、と意気込むヘンリの背部に浮遊する金ピカのバエルソードが今日は ヘンリのヤル気に呼応して、いつもより光沢を放っている様な気がする
「前回と同じ様に、ガリューには前衛を、ヘンリさんには
「りょーかい」
「〔
「前進だな」
【まぁそうなるよね〜】
【ヘンリ姫、どんまい】
【まぁ殿を任せる訳だし、信用してないと任せないよねぇ】
僕の指示に返ってきた各々の返事を確認してコメント欄をチラ見すると、そんな事が書かれている
そう、信用・信頼が出来ない人に背中を預け殿を任せられない
それこそ、背中から刺されたり、敵前逃亡して背後からモンスターの接近を許したり、実力が足りなくてデスポーンしたりされたら困るのは、僕だしね?
その点、ヘンリは実力は申し分ない・・・多分 僕とレベル差が100は有ると思うし、性格・精神性も信用・信頼にあたいする
まぁ少々 僕に甘い気がするけど、三鶴ほどではないから、ギリセーフ・・・かも?
「今更なんですが、光源がないのに迷路内が明るいのは何故何でしょう?」
「・・・そう言う物だから?」
「言われてみれば、不思議だな」
【いや本当に今更w】
【確かに光源無いのに明るいよな】
【ダンジョンは未知の塊だからなぁw】
【ワイ等も感覚バグっててスルーしてたけど、確かにそうよな? 不思議】
何というか、当たり前に日中の様に視界がクリアだから気付かなかったが、よくよく考えたら光源が一切無いのに明るい事に気付き、尋ねてみるが、コメント欄を含めて誰も明確な答えが出てこない
ヘンリの言う、『ダンジョンは そう言う物』が正解とするしかないのだろう、多分
ダンジョンは人類の想像する常識の外側に存在する、そういう超常の存在だ
階層間を転移門で移動するだけで環境が一変して真逆の気候に変貌したりする事すらある
不定期に内部が変化する場合もあるし、唐突に階層ボスの種族が変わったりする事もあるらしい
例えば、前日までクマがボスだったのが、翌日にはトラになっていたり、増えたりするとか何とか
そう考えるとダンジョンは、なかなか面白いと感じる
そういえば前に攻略した時に壁抜きして粉砕した壁とかって、自動で修復されるのだろうか?
それとも修復されないのか、はたまた修復要員のモンスターがいるのか
少しきになるな、うん