前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
1人戦慄していると、ヘンリが手を打ち
「通訳を挟むと時間の浪費だから、通訳魔法を展開するね」
そう言うと彼女はパチンと指を鳴らす、なんか今のカッコいいなぁ 今度 僕も真似してみようかな?
「魔法の扱いが上手くて羨ましいなぁ、いやマジで」
「大丈夫ですよラゼル、人には向き不向きがあるだけです。貴方は内燃型なだけですよ」
「あー、うん・・・ありがとうな? リオン」
「そこ、イチャ付かないでくれないかな? 後も詰まってるから、自己紹介して?」
通訳魔法なる魔法が正常に発動したのか、彼・彼女等の口の動きと僕が認識している言語の動きが違うのに、日本語として認識出来ていて驚いていると、ヘンリが やや塩対応で自己紹介を促すと、ラゼッタは やれやれ といった様子で
「ラゼッタ・フリージア・フリーデリーケ、現国王 グンジョウの弟でヘンリの兄貴だ、よろしくな」
「はい、僕は
ラゼッタが自己紹介してきたので、自己紹介し返すと黒髪青年が少し動揺している様子が見える、何故に?
「ふふ、では次は私ですね? 私はラゼルの妻でリオンと言います。いつもマリアがお世話になってます」
「いえ、僕の方がお世話になってばかりです、本当に」
「そうですか? マリアは母に似て自由奔放にしたい事をする所が有りますから、少し心配だったのですよ」
「割としっかりしてると思います、はい」
「そうですか、良かったです」
ニコニコと微笑み言うリオンは、やはり優しい人なのだろう となんとなく察する、こう言うタイプを怒らせると とんでも無くヤバいのだ、うん
「私とリリス、ハルは省略して・・・アダム、君だね?」
「おー この後ウチの一族巡りしたら どうせミドルネームとか名乗っても覚えられないだろうから省略な? 俺はアダム、王弟と立花家の常識人枠の両親から産まれた、ブリリアント一族きっての凡人だ、よろしくな」
「あ、はい。よろしくお願いします?」
何というか、アダムと名乗った金髪で所々蒼が入っている少年は 決して地頭は悪く無い様に思うし、絶対に凡人では無いだろう事を察する
だって、マリアの普段の様子から推測するに、アダムが凡人なのではなく、周りがハイスペック過ぎるのだろう、間違いない
「次は俺かな? 俺は
「日本人ですか、リューネで出会えるとは」
慎太郎と名乗った黒髪青年は、僕の方に右手を伸ばして握手を求めてきたので、応じる
通訳魔法を用いずに日本語の口の動きをしているので、違和感が無くて助かる
「あとリオン姉様のお腹の中に1人いるけど、紹介は省いて・・・カナリアの兄で三鶴と、日本での仮拠点を提供してくれている紗夜、母様の妹の孫だよ」
「五月七日
「
ヘンリが2人を紹介すると、ラゼッタがポンと手を打ち
「あー、母様とソリが合わなくて 尚且つ カヅキおばさんには滅茶苦茶執着してて、ヘンリが日本にお使い行かされる原因になったっていう、伝説の妹の孫か〜、アンタも大変だな?」
「それほどでも無いですよ? 私はあくまでも孫ですし、実害は 殆どゼロですから」
「パパ〜、またママに怒られるよ〜?」
「え? あぁすまないリオ」
「ラゼル? 貴方と言う人は・・・あとで お説教ですからね?」
「・・・はい」
なんだか、フリーデリーケ家の力関係を目の当たりにしてしまって何とも言えない気持ちになる
そういえば、我が家も母に父は頭が上がらないので、これが普通なのかも知れない?
まぁ恐らくは愛妻家故のなんだろう、多分、メイビー