前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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209. Re:リューネへGO シンク・ユタカ編

 

 

リーゼとの商談?が思いの外 楽しくて時間はあっという間に過ぎてしまい、次へ行かないとダメな時間になってしまったので、なくなくリーゼに別れを告げて僕達は どこでもドアを潜りテレジア家へとやってくる

 

テレジア、リューネに21家門しかない上級貴族の1つで、テスタロッサと双璧を成していた・・・と昔は言われていた研究者の家らしい

 

詳しくは知らないが、一度一族郎党全てが全滅した為に、現国王 王弟が当主に任命されていたが、十数年前 早々に息子へ家督を譲り老後を向かえる予定だったらしい・・・けど、まぁ逆に面倒事を任される結果になったと、本人が愚痴っていたっけ、学園祭で

 

 

待ち構えていたメイドさんに案内され、温室らしき場所へ案内され 相変わらず少し胡散臭い笑みを浮かべている蒼髪蒼眼のシンクと、黒髪ロングで金の瞳をしている女性がテーブルに座って、紅茶を飲んでいた

 

 

「誤差プラス2分か、まぁまぁ合格だな」

 

「少し遅刻してしまったみたいで、すみません」

 

「良いって、気にしてないし、カナリアちゃんがスケジュール管理してる訳でもねーだろ?」

 

「それはそうですけど・・・」

 

 

なんか高そうな腕時計を見てシンクが言うので謝罪すると、本当に気にしていない様子で、ヒラヒラと手を振り言う

 

ごめんシンク、胡散臭いヤツだなんて思ってて

 

 

「立ち話もアレだから座ったら? あーでも、此処に来るまで座りっぱなしだったから、立ってた方が楽かな?」

 

「あ、いえ・・・お構いなく」

 

「金髪碧眼だけど、遠慮の仕方が日本人特有のアレだね?」

 

「そうですか?」

 

 

なんかよく分からないけど、気に入られたのか、気を遣って貰い、そう言うと そんな事を言われる

 

まぁ確かに僕は生まれも育ちも日本の日本人だ、当たり前だが国籍も日本なので、僕は自分が日本人だと自信を持って断言出来る

 

彼女の言う通り、遠慮の仕方が日本人特有の言葉使いかも知れない、うん

 

 

「俺は知ってるだろうから省略して、彼女はユタカ、俺の愛する妻だ」

 

 

「もうシンクってば、愛する妻だなんて〜」

 

「僕はカナリアです、よろしくお願いします」

 

 

シンクは息をする様に自分の嫁を口説き、ユタカも満更でもない様子でクネクネしている

 

なんというか、息をする様にイチャ付き始めた2人をスルーし、僕も自己紹介しておく、大切だしね

 

 

「息子が居るんだが、ちょっと仕事で家にいなくてな、すまん」

 

「いえいえ、コチラの都合に合わせて貰えてるだけありがたいですから」

 

「本当に良い子だな カナリアちゃん、本当に16歳? ヘンリみたいに成人してたりしない?」

 

「しませんよ、免許証見ます?」

 

「いや、冗談だって、な?」

 

 

なんとも冗談に聞こえない事をシンクは言い笑う、すまないが転生者に取って肉体の年齢と精神の年齢はイコールじゃないのでね

 

まぁ僕の場合は、肉体に精神が かなり引っ張られていて、精神的に幼いのだけども

 

本当、紗夜の方が精神年齢が高いよ、絶対

 

 

「ま、なんだ? ヘンリが兄弟行脚するぐらいにカナリアちゃんは気に入られているからさ? 実は 成人してないかなぁ? って思っただけなんだ」

 

「僕はれっきした女子高校生ですよ、シンクさん」

 

「え??! カナリアちゃん、高校生なの!?」

 

「そうですよ、ユタカさん」

 

 

少々クレームの念を込めてシンクへ言うと、信じられない物を目の当たりにした様な表情をしてユタカが叫ぶ様に言ってきたので肯定する 、僕には慣れ親しんだやり取りだから、特に何も思わない

 

 

「てっきり小学生高学年から中学生ぐらいだと思ってた・・・もしかしてエルフとか先祖にいる?」

 

「多分居ないと思います、よ?」

 

「そうか〜、アレだ、合法ロリで奴だね!」

 

「合法も何も、僕ぐらいの年齢が本当はロリの年代なんですけどね?」

 

「そうなんだ〜」

 

 

ちょっとした小ネタを披露すると、ユタカは嫌な表情もせずに微笑む

 

 

この人、のほほんと した人なんだな、多分

 

 

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