前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
シャナ・ツルギ・ヘンリの謎のやり取りを見せられて困惑していると
「シャナ、着替えよう?」
「え〜折角おめかし したのに・・・」
「それは公務のパーティーに出る時のドレスだろう? 今日は違うから」
「ぶ〜・・・仕方ないなぁ・・・」
ツルギは優しい口調でシャナへ言い、彼女は不服そうに右手を軽く上に上げでパチンと指を鳴らすと、シャナの服がドレスからハリウッドセレブみたいな落ち着いた雰囲気だが、高そうな服に変わり 僕は再び驚いてしまう
どんな魔法だろう? まさかシャナも転生者とか? いや、流石にないか・・・ブリリアント家に転生者が塊過ぎてるし、うん
「えっと、驚いている所すまない。俺はリューネ騎士団主席団長のツルギ、フルネームは
ツルギは立ち上がり、僕達の方を向き名乗って騎士の礼を取り頭を下げる
所作が完成されているなぁ、凄い
それとツルギは今、日本語で名乗った様で口の動きと認識した声が一致しているから、元日本人と言うのは間違いないだろう
「僕は
「僕はカナリアの兄で
「
「リューネで日本人と会う事は とても珍しいから、少し驚いているよ、まさかヘンリの友人が日本人とはね」
僕達も名乗ると、ツルギは少し驚いた様子を見せながら言う、なんだか心なしか嬉しそうだ
「俺は職務と私事で日本へいけないから、本当に日本人と会うのは久しぶりだ」
「
「そうだな、俺は2回か3回ぐらいしか会ってないからなぁ」
「仕方ないよ、お仕事の相性が悪いんだから」
なんだか気になる事を言っている気がするけど、質問を入れて良いか分からない
ツルギの私事とか仕事の相性とか・・・特に私事、物凄く気になるので、ヘンリへ目配せをしてみると、何故か頭を撫でられた、何故?
「あ〜 ヘンリずるい、あたし もカナリアちゃん撫でたい」
「ふっ・・・無許可でカナリアを撫でられるのは友達特権」
「む〜」
なんかよく分からない争いが勃発して、ヘンリがシャナへ勝ち誇った表情をしてシャナを煽る、何? この争い
アレか? 僕の為に争わないでって言えばいいのかな? 僕はお姫様かなんかかな? 本物同士が争ってるのに? ちょーうけるー・・・無いな、うん
そもそも僕は お姫様ってガラじゃないしね
「カナリアちゃん! あたし も撫でて良い?」
「え? あ、はい。構いませんけど・・・」
「やったー」
シャナは悪い人では無さそうだから大丈夫と思い彼女に許可を出し、シャナが僕の頭に触れた瞬間、いい知れぬ悪寒が僕を襲い 無意識に背後へ飛び退き入り口の扉へ背中をつけ肩で息をする
なんだ? 今のは? 今まで感じた事の無い程の嫌悪感を感じてしまい、少し吐き気を催してしまう
肩で息をしながら顔を上げると、自分の右手と僕を交互に見て驚いているシャナの姿が見え
「ふむ・・・これは由々しき事態かも知れない、またはカナリアのクラスが原因かも?」
「僕の・・・クラス、ですか?」
「うん」
息が整い始めたので、袖で滲んだ汗を拭いヘンリへ相槌を打つと、頷く
僕のクラス、つまりは聖女が原因って事? まさかね?
エクストラクラス・聖女は、確かに魔・邪を祓い対抗する
しかし、この魔は種族的な魔を冠する悪魔とか魔狼や魔人・魔神を対象としない、あくまでも悪と定義される存在に効果を持つ
故にダンジョンモンスター特効と言うアドバンテージを僕は得ているので、リューネの王女様であるシャナが僕の
反応が出るぐらいの大罪人なら可能性は有るけど、リューネで そんな大罪人が収監もされずに悠々自適に生活出来る訳ない
何せ、立花博士がいたのだから