前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな事を考えていると、ユエが僕を凝視している事に気付いたが、どうしようか考える
これは気付いてないフリをした方が良いのか、それとも指摘した方が良いのか悩む
そんな感じでまごついていると
「ねぇカナリアちゃん、こちらに来て貰えるかな?」
「え? はい」
「あぁ、君達も座って? いつまでも お客さんを立たせたままにも出来ないしね」
「ありがとうございます」
「失礼します」
「うまうま」
なんか真剣な表情で僕を手招きしてきたユエの元へ歩みよると、グンジョウが三鶴と紗夜に椅子を勧めていて、2人は着席していてヘンリは いつのにか用意された お茶菓子に齧り付いて味わっていた
ヘンリ、自由だな・・・別に構わないけれども
「ねぇカナリアちゃん?」
「はい、なんですか?」
「頭を撫でても良いかな?」
「構いませんよ?」
引き続き真剣な表情のユエが何を言うかと思えば、僕には慣れた事だったので了承して軽く屈むと、ユエは嬉しそうに微笑んで優しい手付きで僕の頭を撫でて、目を輝かせ
「ねぇアオ、カナリアちゃんの髪の毛 物凄くサラサラだよ!」
「そうなの? 良かったね?」
「アオも撫でてみなよ」
「え? そんなに?」
「そんなに!」
先程までの凛とした雰囲気が吹き飛び、少しユタカと同じ匂いがする仕草でグンジョウへと言い、そんな会話を交わす
多分、アオはグンジョウのあだ名?で群青の青からアオなんだろう
なんともハイテンションにグンジョウにオススメしているので、グンジョウの方へ移動して頭を差し出すと、遠慮がちに僕の頭を撫でて目を見開く
「うわ・・・すご・・・」
「カナリアちゃん、何か特別なケアしてるの?」
「いえ、何も・・・市販のお得用のリンスインシャンプーを使ってます」
「えぇぇぇぇ?!」
僕を撫でたグンジョウは想定外の肌触りだった様で、反応が消失してしまい、ユタカにもした説明をユエにもすると、予想に反して 物凄い大きな驚愕の声を発せられてしまい、少し驚いてしまう
「姉様、うるさいよ。カナリアがビックリしちゃう」
「あ、あぁごめんね? そうよね、こんな小さな子の前で大声はダメよね」
フリーズしているグンジョウの元から僕を抱き上げて回収し、元いた椅子に座り僕を自分の膝に乗せて、ヘンリはユエへ苦言をていし、毎度お馴染みの勘違いが発生している
とりあえずヘンリは僕を膝に乗せてご満悦だから気を使わないで良いかな? いやぁ本当にコンパクト軽量ボディで良かった、多分
「あの・・・僕、この様にコンパクト軽量ボディですが、幼い訳ではなくてですね、あの・・・16歳です」
「え?!?! いや、え? 本当に?!」
「事実です、免許証をどうぞ」
僕はユエに実年齢を伝えると、面白いくらいにバグったのでアイテムポーチから身分証明書代わりの普通自動二輪免許証を故へ差し出し、確認してもらう
「・・・本当に16歳、しかも自動二輪免許を持ってるなんて・・・」
「見た目とギャップが有りますか? よく言われます」
「カナリアは、ロリの皮を被った男子中学生メンタルの天使」
「属性盛り過ぎですよ、ヘンリさん」
なんか信じられない物を見た みたいな表情のユエから免許証を返して貰い再びアイテムポーチに収納しつつ、ヘンリの言葉に軽く苦言をていしておく
「なら省略、カナリアは大天使」
「進化してるじゃないですか」
「してない、カナリアは天使だから」
「ん〜〜?」
そんな事を言いながら僕の頭を撫でて御満悦のヘンリには、今は何を言ってもダメな気がするから、追求するのは止めておこう
あとなんで、そんなに生暖かい眼で僕達を見てるのかな?ユエは
義妹に友達出来て嬉しいのかな? それは分かるけど、少しツッコミとか入れていいんだよ? いや、本当に
そんな事を思いつつ、高そうな お茶菓子を食べると、めちゃくちゃ美味しかった
やはり王家御用達だからかな? 高級な味がする