前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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222. Re:リューネへGO シャルロット 編

 

 

トーカと物理的に距離を開けたまま会話をしていると、思い出した様に『あ、あたし ケイネの所に行かないと』と、キャピキャピして去って行く彼女の背中を見送り、ヘンリが僕達の方を向き

 

「もう暗くなるし、城内観光は此処で終わりだね。続きは また今度」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「お腹空いたわね、ご飯を食べに行きましょう?」

 

「ヘンリさん、おすすめとか有ります?」

 

「んとねー・・・」

 

 

そんなわけで僕達はヘンリの案内で夕食を食べに行き、ドレスコードとか無いの? って感じの高級レストランに行き ヘンリのお陰で顔パスで入店して、尋常じゃない美味しさの食事を食べる事が出来て満足する

 

 

その後、三鶴(みつる)をホテルの部屋に置き去りにして僕はヘンリと紗夜(さや)に拉致され、貸し切り屋上露天風呂へと入り、裸の付き合いをした

 

勿論、タオルを巻かないで歩き回って紗夜に驚かれたけど、なんでかな?

 

そんなこんな急遽ヘンリ・僕・紗夜で川の字に寝て1夜明け、身支度を済ませて、ニコニコ顔で手に櫛を持って僕に圧をかけてきた紗夜に大人しく髪をすいて貰い、僕達は今日の目的地へと向かう

 

 

「本来は朝からサンテブルク教会に行く予定だったけど、呼び出しがあったから、先に そちらに行くよ」

 

「呼び出しですか?」

 

「うん、着いたら分かるってさ」

 

「はぁ・・・」

 

 

ヘンリの言葉に僕は曖昧な返事を返す、彼女のニュアンスだとヘンリだけではなくて僕達を呼んでいる様に聞こえるが、その理由がサッパリ分からない

 

なにせ、僕達にはリューネに知り合いなんて居ない、グンジョウとか王族が昨日の今日で僕等を呼び出すとも思えないしね?

 

 

そんな訳で城を経由するらしく、昨日と同じ様に どこでもドアを使いショートカットすると、平均身長な美少女メイドが僕達を出迎えてくれ

 

 

「ご足労お疲れ様です、我が主がサロンにてお待ちです」

 

「ん、ありがとうヒナ」

 

「いえいえ」

 

 

ヘンリと美少女メイド(ヒナ)は知り合いの様で慣れた様子で会話をして、ヒナの先導で移動を始めるのだが、なんだかサロンと思われる位置からヤベー反応が4つも感知してしまい、少し緊張する

 

いや、正確に言うなら目の前のヒナからもヤベー反応が出ているし、尚且つ人の形を成しているが、彼女は人間ではない・・・生体反応がゼロとかサイボーグではなくヒューマノイドだろうし?

 

 

ヘンリがいるし、下手な事をしなければ五体満足で帰る事が出来るだろう、多分

 

 

そんな感じでヒナに続き 戦々恐々とサロンに入室すると鋭い目付きの女性型7罪悪魔と男性型竜?が立っていて、ヘンリと同じ蒼髪で紫の瞳をして優しい微笑みを浮かべている美女、立花(たちばな)博士と同じ魔力波形を有している彼女に瓜二つの狐耳と三つの尻尾を持つ女性、かつては金髪だっただろう髪の老婆が、サロンでテーブルを囲んで お茶を飲んでいた

 

 

「お連れしました、我が主」

 

「母様〜」

 

「ご苦労様ヒナ。全く、貴女は何歳になっても甘えん坊ねヘンリ?」

 

「ぼく は何歳でも母様の子供だからね」

 

「ふふ、そうね」

 

ヒナが蒼髪の美女へ報告するやいなやヘンリは自分の母親の元へ駆け寄り、頭を撫でろと彼女の隣に膝を折り頭を差し出し、シャルロットは そんな事を言いながらも嬉しそうにヘンリの頭を撫でる

 

「相変わらずヘンリ様は甘えん坊ですね〜」

 

「末娘とは甘えん坊なモノだと思うよ?カナリア」

 

「え? あ、はい。そうですね」

 

「おや失礼、君の名前もカナリアだった様だね? 」

 

「おぉ、奇遇だね! 私もカナリアって言うんだ〜」

 

「あ、そうなんですね」

 

 

3尾の狐美人に突然 名前を呼ばれ相槌を打つと、金髪の老婆の名前もカナリアだったらしく、僕の早とちりで少し恥ずかしくなる

 

このカナリアさん、なんかパワフルだなぁ 元気なのは良い事だね、うん

 

それに3尾の狐美人は見れば見るほど立花博士と瓜二つだなぁ・・・生き別れの双子とか?

 

いや、ないか。立花博士は純人間種だったし

 

 

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