前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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223. Re:リューネへGO シャルロット 編 2

 

 

立花博士に瓜二つ過ぎる3尾の狐美人の正体が気になり過ぎていると、カナリアさんが置き時計を見て

 

「あーシャル、私そろそろ時間だから行くね」

 

「そう? またね、カナリア」

 

「次は世界各地のお土産持ってくるから、楽しみにしてて」

 

「えぇ、待ってるわ。気をつけて」

 

「うん、ありがとう。カナリアちゃん ごゆっくり」

 

「あ、はい」

 

 

なんだかパワフルなカナリアさんは、次の用事があるらしくシャルロットに話をして言葉を交わして退席する

 

世界各地って言ってたし、旅行か仕事かな?

 

 

「ふふ、騒がしくて ごめんなさいね?」

 

「いえ、これぐらいは別に」

 

「そう? それなら嬉しいな」

 

 

ヘンリの頭を膝に乗せて彼女の頭を撫でながらシャルロットは言い微笑む

 

 

隙だらけの様に見えて隙が一切ない、かなり強い

 

「彼女達は私の事も気になっている様だし、本題に集中出来る様に私から自己紹介をしようか、私は立花卿・・・立花(たちばな) 夏月(かづき)の異次元同位体なんだ、コチラでは便宜上コンと名乗っているから、そう呼んで欲しい」

 

「えっと・・・はい、分かりました。コンさん」

 

「異次元同位体が何かは、後程 自分で調べて貰えると助かるよ。主役は私では無いからね、お待たせシャルロット」

 

「それほど待っていないわよ、コンちゃん」

 

 

コンと名乗った立花博士に瓜二つの3尾狐美人は、そう言いシャルロットへ手番を回す、なかなか気遣いの出来る人の様だ

 

 

「こちらから招いたのに、立ち話をさせるのもマナー違反よね。席へどうぞ?」

 

「ありがとうございます」

 

 

シャルロットが指をパチンと鳴らすと、空席の椅子が1つから3つに増える

 

リューネでは指を鳴らして魔法を使うのが流行っているのかな? かっこいいから真似出来る様に練習してみよう

 

昨日から引き続き僕の両サイドに三鶴と紗夜が座り、僕はシャルロットを正面に捉える訳だけど、彼女の背後に仁王立ちしている7罪悪魔が僕を睨む様に見てきて、普通に怖い

 

僕、何かしたかな? まだ失言もしてない筈なんだけど

 

「我が妻よ、この様な幼子をそう睨むモノではない。それでは不要に萎縮して我が主の お言葉を聞き逃してしまう」

 

「ふん、この程度の圧で折れる軟弱者なぞ 我が主から お言葉を頂戴する価値もないと思うがな」

 

「それを決めるのは我が主であって、我が妻では無いだろう?」

 

「ふん」

 

「ごめんなさいね? ウチの使い魔が」

 

「いえ・・・」

 

 

どうも男性型竜の方に僕がビビってる事がバレていた様で、7罪悪魔をたしなめてくれて、彼女は不本意そうに僕を睨むのを止めて顔を逸らす

 

本当、僕は何かしたかな?

 

 

「さて時間は有限だから話を始めましょう、まずは自己紹介から あたし はシャルロット、ヘンリの母親よ」

 

五月七日(つゆり) カナリアです」

 

「カナリアの兄、三鶴(みつる)です」

 

篠原(しのはら) 紗夜(さや)です」

 

 

ヘンリを撫でる手を止めずにシャルロットは自己紹介をしてきたので、彼女に習い自己紹介をする

 

シャルロット・マリアライト・ブリリアント、リューネ王国 先代王妃にして、稀代の大天才 立花 夏月と同等のチカラを有していると言われる転生者であり、立花 夏月が唯一 主君と定めた女傑

 

リューネ国内の様々な大事件を解決に導いた大英雄にして、魔王討伐を果たした英雄の母親

 

ヘンリのコネがあったとしても、僕程度の平民がテーブルを挟んで会話をして良い立場の人ではない、そんな超VIPが目の前で優しく微笑みを浮かべているシャルロットという美女だ

 

そんな超絶VIPのシャルロットが、わざわざヘンリへ連絡をよこして僕達を呼び出すなんて、余程の事が無い限りはない、多分

 

 

なにか僕達・・・僕にさせる為、と考えるのが自然だろうか?

 

案外、ヘンリの初めての友達に会いたかったから、と言う気が楽な理由であったら 物凄く気が楽になるのだけど・・・彼女の目を見る限り、至極真面目な話っぽいから、少し怖い

 

 

 

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