前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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23. カナリア ダンジョン配信者になる(強制) 3

 

 

 

 

紗夜(さや)に抱擁され彼女の双丘を堪能していて、ふと 彼女に伝えておかないといけない事を思い出す

 

「そうそう紗夜さん、装備面で報告しないといけない事が有るんです」

 

 

「なにかしら?」

 

紗夜は僕の頭部に頬擦りするのを止め聞いてくる

 

 

「実はダンジョン遭難の時にゴブリンからの取得物に魔鉱石が有ったんです、だから魔武器を生成してしまおうかと」

 

 

「魔鉱石・・・魔武器? 魔武器って? 」

 

 

「魔武器とは、魔鉱石を用いて生成した者が1番扱えるモノになる唯一無二の専用武具の事です」

 

僕の言葉にイマイチ ピンと来ていない様子の紗夜に説明をする

 

 

「専用の武具、か・・・魔武器なんて 私は聞いた事ないわ、鷹樹さんは?」

 

 

 

「俺はほら、カナリアと兄妹だし母親がベルカ人だから知識としては知ってたけど、日本人じゃ殆ど持ってないんじゃないか? 」

 

 

「珍しい訳ね?」

 

 

「あぁ、魔武器の原料の魔鉱石だって、カナリアが持って来たのを見たのが初めてだ。日本じゃ魔武器って概念がそもそも浸透してないみたいだしな」

 

 

「なるほど・・・」

 

 

鷹樹と言葉を交わし、僕を抱きしめるのをやめて思案顔でデスクの天板に腰掛け足を組む、なんか様になっててカッコいい

 

 

「日本でレアなら話題になるでしょうし、せっかくだから魔武器生成を撮影して動画として出しましょう」

 

 

「だな、日本産魔鉱石での魔武器生成、見るヤツが見たらバズると思うぞ?」

 

 

「そういう事なら僕は異論は無いけれど・・・」

 

 

この先、配信者を僕はする事になる訳だけど、どういうプランで動くかは僕の考える事ではないので、上司2人に任せる事にしよう、丸投げともいう

 

 

「お嬢、今ちょろっと魔武器について調べてみましたが、魔鉱石に魔力を流し込み形にするのがエルトラント式、専用の魔法塗料で描いた魔法陣に魔力を注ぎ形にするのがリューネ式、だ そうです」

 

 

 

「そう・・・なら両方してみましょうか」

 

 

 

「確かに、2パターンあるなら、両方試すのが良いな」

 

 

(なぎさ)、至急 手配してちょうだい、なる早で」

 

 

「御意」

 

 

ただの変態美女ではなかった(たかむら)は、この短時間で僕が見つけられなかった情報を見つけ出して紗夜に報告、すぐに仕事に取り掛かる

 

 

「カナリアちゃん、渚は変態だけど仕事に関しては超絶使えるわ。人間性以外は天才や秀才と言っても差し支えないレベルよ、変態だけど」

 

 

「相変わらずズバズバ言いますなぁ〜お嬢は」

 

 

「貴女が使える人材でなければ、今頃は堀の向こうに入れている所よ」

 

 

「ひで〜」

 

 

なんか、さっきからのやり取りを見てると此処 数日とかの遠慮の無さでは無いな? もしかして紗夜と昔から知り合いなのかな?

 

 

「気になる? まぁなんていうか・・・私の元家庭教師なのよ、渚は」

 

 

「私の親が お嬢の親と知り合いで、頭の出来だけは良かった私が家庭教師してたのさ、見ての通り お嬢は生意気だったけどねぇ〜」

 

 

「へぇ〜」

 

 

「いやぁ〜そのコネで事務員に就職出来たから良かった良かった」

 

 

篁はカタカタとキーボードを操作しながらカラカラ笑う、この人 仕事してると普通に美人だな

 

 

「お嬢、さっきのアレは取り寄せに1週間掛かるみたいです、場所は押さえておきます?」

 

 

「そうね・・・万が一を考えると、ギルドのトレーニングルームがベストだけれど、搬入が後ろにズレると面倒だから、場所の手配は搬入後にしましょう」

 

 

「了解です、そうそう鷹樹さんトコの編集スタッフ、そんままウチで雇うんで雇用契約書にサイン貰って来て下さい」

 

 

「相変わらず仕事早いな、お前」

 

 

「でっしょー? 褒めて良いっすよ、先輩」

 

 

「おー すーごいごい、すーごいごい」

 

 

なんか会話しながら書類作成して茶封筒に入れて鷹樹へ渡す、仕事が早いってかマルチタスクが過ぎる、真似できないし、真似したく無い

 

 

少しだけ篁を見直した

 

 

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