前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ベーコン祭で、やはりシンプルイズベストだと結論を得て、余ったベーコンは少しずつ使う事にして収納魔法に入れ大切に保管する
今度は何を作ろうか、と ステラ・アークのフリースペースでソファに座りスマホをポチポチしていると
「また何か企んでる?」
「企んでますね、ベーコンが大量にあるので、ベーコン料理を作ろうかと」
「ベーコンか・・・ベーコンカツとか?」
「あぁ良いですね、厚切りベーコンカツ」
仕事が一段楽した様で
まぁベーコンカツを作ったとしても、まだまだ余るのだけどね?
「カナリアちゃん、今日はオフ?」
「はい、なので装薬して目処がついたので、此処で黄昏てました」
「そっかそっか、私が言うのもアレかもだけど、休息はキチンと取ろうね? 君はまだ未成年の学生なんだからさ」
「労基も五月蝿いでしょうしね?」
「ソレもある事は否定はしないけど、割と心配してるんだよ?」
「ありがとうございます、渚さん」
渚は そう言い僕の頭を撫でる、その手付きは本心から僕を心配している気持ちが伝わってくるので、特別邪剣にする必要も無いので御礼を言い好きにさせておく
そんななんか良い場面を引き裂く様に緊急アラートが鳴り響き、僕はスマホを手に取り通知を確認する
「若宮ギルド管轄西区にダンジョン発生を確認・・・」
「こりゃ忙しくなるぞっと・・・はい、
僕がスマホの通知を確認していると、渚のスマホに電話がかかってきて2〜3言喋り電話ん切り
「カナリアちゃん、第2撮影部屋に行って貰える? お嬢と
「分かりました」
僕は渚の言葉を聞き 大人しく第2撮影部屋へと行くと、次の撮影の設営をしていたであろう設営班と
「まずはカナリアちゃんね」
「そう見たいですね?」
「もう少ししたら話をするから、待っていて?」
「はい」
紗夜の言葉を聞き返事を返し待機していると、トリニティと渚が第2撮影部屋へ入ってきて
「お嬢、今 事務所にいる トリニティまでです、他メンバーは 外に居て既に現場へ向かってるそうです」
「分かったわ、ご苦労様 渚」
入室してきた渚が報告すると紗夜は渚を労ってから真剣な表情をし
「西区でダンジョンが発生したわ、探索者の義務として貴方達には遭難者救出をやって貰うわ、可能ならダンジョンボス討伐もするのが望ましいけれど、それは最前線の探索者に任せましょう」
「みんなには、今回のダンジョンは住宅地だったから突入して避難経路の確保と遭難者の護衛をメインにして貰うよ、細かい指示は都度行うから 準備が出来次第現場に徒歩かバイクとかで向かってね」
「状況開始よ」
「んじゃ、俺等は先に行かせて貰うわ」
紗夜と渚の説明を聞き、これから若宮ダンジョンに潜るつもりだった様子のトリニティは、既に支度が整っているので先に出発していったのを見送り、僕も準備を始める
第2撮影部屋から倉庫へ移動して、ワカモを召喚して鞍を装着してもらい、念の為の対AMF武装や予備弾薬に救急キット等 必要な物をワカモに積載する
「突発性ダンジョンで緊急出動か、これは時間との戦いになりそうだな」
「そうだね、急ごう」
「緊急事態だしな、吾が公道を走っても問題無かろう」
「下手にバイク乗るより早く現場に着けそうだしね、まぁ怒られるなら仕方ないし、心配は後にしよう」
聖女フォームに身を包み、アイテムポーチの容量ギリギリまで各種アイテムを入れて支度を整えて、ステラ・アーク事務所を出てからワカモにライドオンして、ギルド内は徐行して外に出た瞬間にワカモに現場へ急行して貰う