前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
魔武器の能力確認と検証をした日から数日、僕は真新しい制服に袖を通している、そう今日から僕も高校生になった
つまりは、僕の
僕的には視聴数が伸びようが伸びまいが、結構どうでも良い
それを考えるのは
自分で言うのも変だけど、僕って属性の塊だしね、うん
日本人なのに金髪碧眼で、身長143㎝のコンパクトボディで平たい胸族、一人称が僕だしさ、もうキャラ作りする必要性無いよね
そんな身にもならない事を入学式中、暇を持て余し考えたり偉い人の話を話6分の1ぐらいで聞いたりして、どうにか切り抜けて割り振られたクラスへ行くと、同中の同級生に熱い抱擁という歓迎をされ、そういえば10人ぐらい此処に受かった人居たなぁ と思い出しつつ、されるがまま身を任せる
この娘は悪い子ではないので、満足するのを待とう
結果から言うと、先の娘が呼び水となり僕は小動物扱いで抱き抱えられたり抱きしめられたりと、女子生徒に代わる代わる猫可愛がりされた、何故だ?
まぁ本当に嫌な事をされないから良いし、もしもの時は武力で圧倒出来るので、良いと言う事にしよう、正直な所 僕は男子より女の子の方が好きだしね
そんな訳で担任の先生が来るまでマスコットをした僕は、ホームルーム中に乱れた髪を整えながら先生の話を聞く
とりあえず今日はホームルームで終わりらしい、とりあえず教科書類は各自購入しにいかないとダメな様なのでプリントを綺麗に畳みカバンに入れる
そしてホームルームが終わったら再び女子に囲まれて身動きが取れなくなる前に教室を脱出して、校舎を出ると僕と同型の制服を着た姫カットの紗夜が優雅に立っていた
「
「私も
「なるほど、紗夜さんは斑鳩の生徒だったんですね・・・ん? なんで此処に? 誰か待ってるんですか?」
斑鳩は金持ち学校とあって結構な割合で社長子息子女が居る訳だけど、紗夜は一般社長子息子女とは一線を画すオーラを持った人だ、そんな人が僕を待ち伏せしているとは思ず、再度尋ねる
「貴女を待っていたのよ」
「僕をですか? わざわざ?」
「えぇ、だから着いてきなさい」
「あぁ押しが強い」
僕の質問に答え紗夜は僕の手を握って移動を始め、その道中で
「アルエットさん、カナリアちゃんを先にお借りします」
「えぇ、分かったわ〜」
「止めても良いんだよ? お母さん」
「また後でね〜」
我が母と遭遇したが、相変わらずノホホンとしていて僕の言葉は届かずに僕は紗夜により連行され、高そうな黒塗りの車に乗せられた時点で流れに身を任せる事にし、頭を空っぽに車窓からの景色を眺め ボケェーっとする
10分程で車が止まり降りると、最近見慣れてきたギルドで紗夜に再び手を引かれ事務所へと連行される
「渚、準備は?」
「バッチリ、あとは宣材写真撮れば万全すね」
「ご苦労様」
紗夜は相変わらず仕事のスピードがヤバい
「活動用のスマホよ、発信用のSNS等のアカウントと連絡先は登録済み、ガチガチにセキュリティも固めてあるから安心して?」
「あ、はい。ありがとうございます」
「アプリの配置は自由にして良いけれど、むやみやたらに消したりしないでね? スケジュールアプリはこまめに見てくれると助かるわ」
「分かりました」
顔認証なのかよく分からないがロックが解除され中を確認すると、現在主流のSNSと配信アプリ、スケジュールアプリ等、配信者活動に必要な物が並んでいたので、一通り目を通しておく事にした
特にスケジュール管理は大切だからね