前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
かけ蕎麦大盛り、実量2人前を食べてテーブル脇に置かれた甘味のメニューをチラ見する、そういえば料理とメニュー表が別々なんだなぁと思っていると
「カナリアちゃん? デザートも食べたいの? 」
「いえ、メニュー表が別々なんだなぁ と」
「そういえば、そうね?」
「マジでカナリアちゃん、私達の倍食べてるのにケロっとしてる・・・やっぱスゲーや、
「主は保有魔力量が膨大だからな、その分 摂取カロリーが必要なんだよ」
「へぇ〜、物知りだねワカモちゃん」
甘味のメニューをチラ見している事を紗夜に気付かれて、尋ねられたので答える、デザートを食べたいか? と問われれば食べたいが、あえて食べたい旨は口にしないでおく
2人前の かけ蕎麦を食べた僕を見て、少し苦しそうな渚が言い、ワカモがフォロー?をする
確かに僕は
そんな訳で、あまり長居するのも お店に迷惑になるだろうと判断して退店し
「ワカモちゃん、魔力とかの話をもっと聞かせてよ、普段 そんな機会ないし」
「構わぬぞ? 主、吾が運転しようか?」
「え? 出来るの?」
「ん? あぁ出来るぞ? 」
「ん〜・・・ヘルメットとかないし、僕が運転するよ。君はタンデムシートに」
「承知した」
渚がワカモの話が気になった様で、そうねだるとワカモは快諾し僕に提案してきたが、流石に自分の愛車を信頼出来るワカモとはいえ、委ねるのが少し抵抗があったので、ワカモには悪いがタンデムシートに座って貰う事を伝え、支度をしてninja400に跨り走り出す
「さて、先程の話の続きだが・・・主が成人女性の倍 食べる理由が保有魔力量が原因だと話したが、主の成長が可愛らしい所で止まっているのも、保有魔力量が原因だ」
「それは興味深い」
「え? いや、どうゆう事? 僕が魔力を持ったのは、紗夜ちゃんと遭遇した突発性ダンジョンで遭難した時だよ?」
「そういえば、そんな事を言ってたわね? カナリアちゃん」
ワカモは人化の術を解除してタンデムシートに座り、
例題が僕だったので、ワカモに疑問を投げかける
僕の身長停止した時期と合わないからだ
「それは解釈間違いだ、『得た』のではなく『覚醒』または 『解放』しただけだ、魔力は外科的・大規模儀式魔法でしか後天的に獲得出来ない、故に主は生まれ持った魔力を内包していたが、魔力回路へ流れていなかったのだろう、たまに居るんだ その様な者が」
「つまり僕は、たまたまゴブリンを討伐した時に経験値獲得したのが呼水になって魔力が使える様になった、と?」
「そう言う事だ、そして長年・・・約15年間も外に漏れ出る事も出来ずに一種の蠱毒の壺をし続けた主の身体は超特濃魔力により老化が抑制され、半不老状態にあると予想出来る」
「えぇぇ・・・」
「かわいいはせいぎ、よし」
「そうね、可愛いは正義ね」
ワカモの説明に、僕の見解を述べると彼女は正解の意を伝えてきて、ドン引きする仮説を提唱してくる
しかし、信憑性が高くて否定出来ないし、渚と紗夜は よく分からない事を行ってくる
「主の母上は長身であったろう? 故に主もいずれは、あの極地へ至るだろう、まぁ数十年後には」
「ねぇ、最後なんか誤魔化さなかった?」
「誤魔化してない、吾とて分からぬのだ。主ほど魔力を蠱毒の壺をした人物をな、通常なら内包した特濃魔力で発熱や身体的衰弱が起こって然りなのだからな?」
「ねぇ、カナリアちゃん? 貴女、体調崩した事 あまり無いって言ってたわよね?」
「そうですね、幼少中の全てで病欠した事もありません・・・アレ?熱も出した事ない様な? 」
「言い方は悪いが、よく覚醒まで生存していたな? と言う濃度、とだけ吾からは伝えておこう」
ワカモの言葉に、そう言えば 転んで擦り傷ぐらいしか怪我もしてないし、そもそも風邪らしい風邪を引いた事もないし、熱も出した事が無いな と思う
あれ? 僕って自覚無いだけで、割と超常生物だった?