前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
その後、若干のぼせそうになったので露天風呂から出てペタペタと女風呂内を徘徊して身体を冷ましながら、客が僕達しかいない事に気付く
「そういえば駐車場にも車とか無かったっけ」
内風呂に戻るとサウナと水風呂を発見したので、水風呂に入水し そのまま水没して頭まで浸る
最近気づいたが、僕は水中呼吸が出来る様で長い事 水没していても問題がないので、風呂底からボォーっと水に揺れる天井を見上げる
こうしていると、なんとなく整いそうな気もするしね?
それから暫くして天井を眺めるのに飽きたのでヌーと水風呂から出ると渚と目が合う
「カナリアちゃん? カナリアちゃんかな?」
「はい、カナリアです」
「全然戻って来ないから探しにきたんだけど・・・え? 水風呂に沈んでたの?」
「そうですね? なんか整いました」
「そう? サウナ入る?」
「入りましょうか」
目があったが、
「水風呂で冷めた身体が温まりますね」
「君は 一体どれだけ水風呂に入っていたんだい?」
「5分ぐらいですかね?」
「長いよ、そりゃ身体も冷える」
サウナのベンチ? に渚と並んで座り、他愛ない話しをする
「なんとなく聞くんですけど、渚さんって ちゃんと休んでます?」
「休んでるよ? 具体的には週休2日ぐらいは」
「そうなんですか? なんだか、いつも事務所にいる気がします」
「ははは、それは気のせいだよカナリアちゃん、カナリアちゃんのライブ配信してる日とか、撮影をしてたり、各種トレーニングしてたりする時に休んでるからね」
「そう言うものですか?」
なんだか僕がステラ・アークに出頭していると、毎回居る気がしていたが、別にそんな事は無かったようだ
そういえばカメラドローンの操縦やコメントの取捨選択、許可ナシ人物へ海苔加工したりピー音楽が入ったりする物が、
誰の人格・思考パターンがベースになっているのか少し興味はあるが、僕が知れる事柄では無いし、我慢我慢
「私より、お嬢の方が働き過ぎだと思うよ? 文字通り休日なんて無いだろうし?」
「・・・確かに」
僕の質問に答えたあとに、渚は紗夜の事を口にし肩をすくめる
「今日だって朝に仕事を幾つか片付けていたし、夜もタブレットPC使って幾つか案件を片付ける筈だよ」
「プライベートな時間は捻出していても、完全休日は無い訳ですね?」
「そう言う事、だからこそカナリアちゃんの岩塩と聖水で お嬢は生存している状態なんだろうね?」
「岩塩と聖水・・・ですか」
僕個人では生成量と消費量の釣り合いが取れていないので、大量に冬彩に横流ししている訳だけど、
「まぁそもそもの原因が お嬢に趣味と言う趣味が無い事なんだろうし、今日のツーリング旅は良い機会なんだと思うよ、君が誘えば お嬢もスケジュール開けてくれるだろうし」
「ただでさえ多忙ですし、迷惑では?」
「ん〜カナリアちゃんの場合は寧ろ積極的に迷惑を掛けにいくぐらいが丁度良いと思うよ? 君は
「は、はぁ・・・」
サウナ内で汗を垂れ流しながら、渚がお姉さんパワーを発揮してくる、何というか人の事をよく見ている と思う
そんな事を軽く水溜りを作りながら思ったりする
「お嬢は優秀だけど、不器用でね。肩の力を抜くのが苦手な部類だし、私や冬彩の言う事は聞いてくれないからさ?」
「だから、僕の出番だと?」
「そそ、君なら お嬢を懐柔できるからね」
なんとなく理解出来る理屈を言われたので、気が向いたら誘ってみようかな?
モトブログを紗夜と始めるのもアリっちゃアリだしね?