前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
熊と父が組み合い拮抗する事 数十秒、パワーと体力が不利と思ったのか、父が仕掛ける
「っだぁぁぁ!!」
「がぅぅ!?」
「おーー」
「そこまで、勝者
【パワーでは勝てないからワザに行ったか】
【どういう理屈かは分からないけど、熊を一本背負するとは】
【ナイスバルク】
掴みにくさを利用して組み合いの状態から体勢を入れ替え気合いで熊を投げて父が勝利を納める、やはり尊敬する父は強い
「良い取り組みだった」
「がぅがぅ」
【友情が生まれてるな】
【互いの健闘を讃える、良き】
【異種族間の友情も美しい】
想定外に投げられて困惑していた熊に手を貸し立たせて健闘を讃えあう2人には確かに友情が芽生え、そこには言葉は必要無い様だ
「きゅぅーん」
「『それでは御前を失礼します』だ、そうだ」
「うん、ばいばい」
「じゃぁな 熊、次が有っても俺が勝つからよ」
【熊に手を振ってるカナリアちゃん可愛い】
【自信満々のパッパもスゲーw】
【賢い熊だな、カナリアちゃんに手を振り返してる】
父に相撲で敗北した熊は、礼儀正しく頭を下げて帰って行こうとしたので、手を振り バイバイと言うと振り返して来て、物凄い賢いなと感じる
それから雑木林へ姿が消えるまで見送り
「ありがとう、お父さん」
「はは、気にすんなカナリア。 俺も得難い経験だったからな」
【パッパ、チカラ強いよ? カナリアちゃんの頭がグラングラン揺れてるw】
【チカラこそパワーw】
【カナリアちゃんが頑丈な理由が分かった気がするw】
父に お礼を言うと機嫌が良いのか、通常時の1.5倍ぐらいのパワーで僕を撫でてきて髪が乱れるので、少しチカラ加減はして欲しい所だが、まぁ無理な話なので黙って受け入れておこう
「それじゃ戻ろうか」
「そうだな・・・激戦だったし風呂入りてーな」
「お風呂かぁ・・・確か、管理棟の方に有ったよね?」
「あぁ、24時間の有料シャワールームがあるな」
【パッパ、キチンと服を着て偉い】
【今更だけど、まだ5月な件w】
【タンクトップで寒くないんかいな?】
激戦で汗をかいた父が、入浴したいと言ったので管理棟に有った事を思い出して言うと、補足してくれて助かる
有料だけど汗を流す事は出来る、出来るけど今日はライブ配信の関係で
「お父さん、僕のz125proに乗ってシャワー浴びてくるのと、ドラム缶風呂に入るの、どっちが良い?」
「その2択なら・・・ドラム缶風呂かな? 入った事ねーし、入ってみたい」
「なら、ドラム缶風呂にしようか」
「それは良いけど、お前ドラム缶・・・いや、愚問だったな」
「ふふ、そう言う事」
【流れ的に物理的に遠いんだね? 管理棟】
【このガチムチが小型バイクに乗ったらミチミチになっちゃうw】
【流石はパッパ、察したw】
僕が普段から収納魔法内に愛車を収納している事を知っている父はドラム缶の在処に気付いてくれる、流石は僕の父だ
そんな訳でテントまで戻って来た訳だが、どこにドラム缶風呂を設置するか考える
「何処がいいかな?」
「排水を考えると、テントから少し離れた場所がいいんじゃないか?」
「確かにそうかも」
【いつになく真剣な表情なカナリアちゃんだ】
【かわいいねぇ】
【カナリアちゃんは今日も〜?】
【かわいい〜】
【かわいい〜】
【かわいい〜】
整えられた芝生?の上なので、土魔法で仕切りを錬成する訳にもいかないので、どうしようか考えながらウロウロしつつ適切な位置を探る
直火もダメだから、下になにか敷かないとダメだし、それも考えなきゃね?
とりあえず燃料は心配は無い筈だから、場所さえ決まればあとはどうにでもできる筈だ、多分 メイビー