前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ヘンリとマリアの活躍?により、3つ全ての鍵を入手する事が出来たので、20層 最奥の階層ボス部屋へと最短ルートで移動する
「長い戦いでしたが、漸く階層ボスとの戦闘ですね」
「長かった・・・長かったかな?」
「私とヘンリちゃんは途中参加だったしねぇ〜」
【今回 ヘンリ姫がした仕事は、カナリアちゃんを崇めたのと壁抜きして最短ルートを作ったなw】
【俺等は訓練されてるから慣れちゃったけど、ダンジョンの壁を抜ける人間は中々居ないんだよなぁw】
【流石はヘンリ姫だなw】
中断した期間を含めると、約2週間程の時間をかけて漸く鍵を入手を終える事が出来て、少し達成感を感じて呟くとヘンリはイマイチ達成感を感じていない様子で、少しキョトンとしている、やはり黙っていれば美少女だなぁ いや、黙ってなくても美少女だけど
「さて・・・いきましょう」
「あいこぴー」
「了解」
【いよいよ最終決戦だ】
【マリアは日本刀だから舐めプしてるやんけw】
【何が出るかな?】
僕はフロッティを右手に握りしめて扉の前へ立ち、鍵を指定の場所へ納め扉を解錠すると、いかにもなゴゴゴと音を立てて開き、僕達は20層 階層ボス部屋へと足を踏み入れる
僕達を感知したのか部屋の壁面の松明が灯り明るくなって、部屋中央のモンスターの姿が露わになる
「獅子の頭と胴体、ヤギの頭に、ドラゴンの翼に蛇の尻尾・・・キマイラでしょうか?」
「へ〜、テンプレに近いキマイラだね」
「蛇の牙には毒がある、気をつけて」
【うーん、緊張感w】
【ヘンリ姫は真面目に報連相してる、偉い】
【マリアは専門家やし、慣れてるじゃろしなw】
哺乳類と爬虫類を混ぜこぜな生物であるキマイラの出現に、特に驚きもなく、可食か少し考えるが 多分 肉をドロップするだろうと思いフロッティを構え
「それでは、戦闘開始ですね」
「おー」
「ぼく の仕事も出来たし、丁度良いね」
【凄く、冷静w】
【焦らないの偉い】
【キマイラは仲間を呼んだ】
キマイラは全ての頭で咆哮を上げて不協和音を奏でて眷属であろう、山羊頭の獅子を召喚し僕達へ消しかけてくる
それをマリアとヘンリ、ガリューが前に出て一閃して撃破する、この程度のレベルなら彼女達には雑魚なんだろう
僕は そんな3人の動きを見ながらフロッティを構え深呼吸して、スラグショットを放つと山羊が上手く角でパリィする
「へぇ、パリィした」
【カナリアちゃん、楽しそうw】
【久しぶりに手ごたえあって嬉しいんやろなw】
【流石は戦闘民族の娘w】
「遠距離でダメなら、距離を詰めるだけの事」
「お姉さんにお任せ」
「ぼく 達が道を開く」
【流石はマリアとヘンリ姫】
【やはり早い】
【血路が開かれた】
僕の言葉に呼応してマリアとヘンリ、ガリューがキマイラまでの道を開いてくれて、僕はキマイラまで一直線に肉薄しキマイラの爪による一撃を紙一重で躱し、水魔法で摩擦を減らしながらスライディングして腹の下へ潜り込みスラグショットを連射して喰らわせ、滑ってそのまま離脱し蛇の噛みつきをフロッティの銃剣でパリィし、空いている左手でリコリスからグロック17を取り出し、蛇へ銃弾をプレゼントする
「滑走スライディング、結構楽しいな」
「ぐっど」
「私も今度やってみようかな?」
【うん、分かってたw】
【そうよな、瞬殺よねw】
【カナリアちゃんは、強くて可愛い】
【お得だね】
キマイラが苦悶の声を上げてドロップ品へ変わるのを横目に集合し、そんな事を話し
「さて、少し早いですが、今日の配信はここまでとさせていただきます。宜しければチャンネル登録、高評価をよろしくお願いします」
「ばいばーい」
「またね」
【おつ〜】
【おつした】
【お疲れ様〜】
階層ボスを倒した事で気が抜けたのか、急に疲れて少し眠くなってきたのでライブ配信を終わらせて、ドロップ品の回収などはワカモに任せ 僕はセーブポイントの更新を行う
いやぁ、長い戦いだったなぁ