前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
本当凄いなぁ と思っていると
「では駆け出し冒険者用のクエストを受けて貰うわ、ギルドを出て左手の道を進んで門を抜けた先の草原にポップするスライムを5匹討伐してきて?」
「了解です」
「それと、コレを渡しておくわ、初級回復薬よ」
「ありがとうございます」
「それじゃ、頑張ってね〜」
受付の女性NPCからチュートリアルクエストを受け、初回特典的な回復薬を貰い、僕はガイドに沿ってギルドを出て広場の左側の道を進み街を出る
「見事に草原ですね」
『結構広いねぇ、北海道みたい』
「いつか行ってみたいです、北海道」
『是非オススメ、とは言わないよ、色々と試されるし』
「そうなんですか?」
『そうなんだよ』
そんな他愛ない話をしながら街を出て草原に侵入して暫く歩くと、ザ・スライムなフォルムの黄緑色のスライムが自己主張して現れる
絶妙に草原の草と色が同化してて見えづらいが、仕様だろう 多分
『戦闘チュートリアルだね』
「そうですね」
『まぁカナリアちゃんには、あまり必要ないかもだけど、頑張って』
「がんばります」
〔 50crを獲得 〕
〔 スライム粘液を獲得 〕
僕は両手剣を抜刀し飛び跳ねて自己主張している目の前のスライムを袈裟斬りで一刀両断して撃破すると虹色のポリゴンに崩れて消え、50cr獲得 と スライム粘液を獲得しましたとポップアップが表示されたので、インベントリを開くと スライム粘液が収納されているのを視認する、便利だなぁ
この辺りがゲームって感じで、なんだか面白い
「それはそれとして・・・もう少し重さを感じると思いましたけど、そうでもなかったです」
『ステータスの恩恵かな? 敢えてリアル過ぎない様に調整しているのかも』
「なるほど、わざと の可能性もある訳ですね」
『色々考えられているみたいだね? あ、次のスライムがポップしたよ』
「まずはチュートリアルを終わらせましょう」
僕の両手剣を使った感想に渚が的確なコメントをしてくれて助かる
本当、
「次は防御のチュートリアルですね、剣士で盾を持ってない場合はパリィになる、と」
跳ねて自己主張しているスライムの体当たりに合わせて両手剣でパリィして攻撃を逸らす
「少し感覚にズレがありますね・・・こうかな?」
『おージャストパリィだね』
〔 50crを獲得〕
〔 スライム粘液を獲得〕
パリィは攻撃を逸らす防御技?なのだけど、タイミングよくパリィしてジャストパリィすると、敵エネミーの攻撃力の何割かを与えたりできる仕様の様で、スライムが撃破されポリゴンに還り 先程と同じ様に処理がされる
「ふむふむ、次はアーツ? と言うモノの様ですね」
『所謂 術技って奴だね』
「えーっと、柄を少し強く握りチカラを溜めるイメージで両手剣が赤く光ったら振り抜く《ヘビースラッシュ》」
〔 50crを獲得〕
〔 スライム核を獲得〕
次のスライムが出て来たのを横目に、次のチュートリアルの説明文を読み、実践すると赤い軌跡を描きスライムを両断してポリゴンに還す
それからチュートリアルを進めて戦闘チュートリアルを完了し、街へ戻る様にガイドが表示されたが、なんとなく草原と聳える山の山道入り口の境界が気になったので、其方へ移動する
『カナリアちゃん? 山側に行くのは構わないけど、間違っても山には入らない様にね? レベル差で 確殺だから』
「安心して下さい入りませんよ、なんだか山道との境界線が気になって」
『なるほど、これだけのクオリティだもんね? 私も 気になる』
「ですよね」
そんな会話をしながら草原を徘徊するスライムを斬り払いながら進む、スライムはライフポイントが低い設定なのか、1撃殺しながら進む
スライムは獲得経験値が少ないのか、それともチュートリアルが完了していないせいか、レベルが上がらなくて 少し面白く感じる