前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
当たり障りなく言うと、平穏で退屈な授業を受けながら幸せを噛み締めていると、急に教室中のスマホ 及び 外から次元災害警報のアラートが鳴り響き、国語教師も含めて 皆 自身のスマホを確認し始める
僕もスマホを確認すると、出動要請が若宮ギルドから来ていたので自分の席を立ち、スマホを見て渋い表情をしている国語教師へ歩みより
「すみません先生、若宮ギルドからの出動要請が来たので行きます」
「ぼく にも来たから行くよ、すまないね先生」
「・・・分かった、気をつけて」
僕が国語教師へ出動要請の画面を見せて言うと、ヘンリも僕に習って見せて言い、国語教師の言葉を聞きすぐさま教室を後にする
去り際にクラスメイトから応援が聞こえたので、とてもありがたい
「ヘンリさん、現場へどう行きます? 僕と2ケツしますか?」
「ぼく は屋根伝いで行くよ、その方が速いし」
「分かりました、では現場で」
「うん」
早歩きで廊下を歩きながらヘンリに尋ねると、そんな返答が帰ってきて彼女は廊下の窓を開けたので、拳を合わせて別れ 僕も急いで外へと向かう
流石に僕でも3階から飛び降りたらキツイからね、うん
「ワカモ」
「そうか、また緊急事態なのだな?」
「うん、つい2か月? 3ヶ月前にあったばかりなのにね、困ったモノだよ」
「そうだな」
校門を出てワカモを召喚しローレライを展開しながら彼女へ愚痴を溢しつつ、時間が惜しいのでワカモに跨り現場へ向かって貰う
走り出したワカモの背に揺られつつアイテムポーチから小型インカムを取り出して
「テステス、テステス、事務所に誰かいますか?」
『お疲れ様カナリア、今
「
『
「了解」
ステラ・アーク事務所へ連絡を取ると、三鶴が返答を返して来たので少し驚いたが、そんな些細な事は無視して重要な事を尋ねると解決策を提示されたので返事を返す
『あと20分前後で3丁目交差点を通過する筈だから、君は その少し先を目指して欲しい』
「了解」
『それと可能なら輸送車は停車させないで欲しい』
「・・・それは少し無理があるんじゃ?」
「主よ、我に任せよ。その程度の事、吾には児戯よ。三鶴、輸送車には 吾が屋根へ着地する故 決して停車せぬ様に言っておけ」
『了解、そう伝えておくよ』
合流可能地点を指示され返事を返すが、三鶴に少々無理難題な事を要求されたので、苦言を呈するとワカモが自信満々に答え三鶴へ伝言を頼む
やっぱりワカモは頼りになるなぁ
「突発性ダンジョン発生から約20分・・・そろそろギルド員と警察が到着して周辺の避難誘導とか交通誘導が始まった頃かな」
「前回同様 死者が出ぬと良いがな」
「こればかりは運次第だよワカモ」
「そうだな」
スマホの時計を見て呟くとワカモが そんな事を言うので、楽観視は出来ないと暗に告げる
本当に運次第だからね
『合流予想地点まで15分、順調かな?』
「問題ない 捕捉している、それより速度を一定に保つ様に言ってくれ、飛び乗る時に着地地点がズレると主が落ちてしまうかも知れぬ」
『分かった、厳命しておくよ』
三鶴からの状況確認へワカモが返事を返して、ワカモから三鶴へ指示を出して三鶴の返事を聞きワカモは更に速度を上げる
この調子なら、ちょうどいいタイミングで合流出来そうだ