前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
翌朝、僕のスマホに『健康診断をするからギルドの医務室へ来い(意訳)』と通知が来ていたので、ポチポチと操作して学校終わりに予約をいれ、身支度を整えて、三鶴の作った朝食を食べて登校する
そんなこんな いつもの様に愛車で登校すると、昨日より 視線を感じる・・・いや、正しくは視線の色?が変わったような気が?
なんというか、昨日までは 道端で犬・猫・小動物を見つけて 可愛いヤッター みたいな感じ だったのが、熱?と言うのか そんな視線がある
なんかしたっけ? 僕
いつもと違う感じで少しムズムズしながら教室へ入ると、ニナに捕獲され彼女の胸へ埋められ
「無事だったんだねカナリアちゃん!」
「
教室・・・否、廊下や隣りの教室まで届きそうな大きな声で僕の無事を喜んでくれるのは嬉しいし、最近気付いた事なんだけど 水中呼吸が出来るからか 僕は数分・・・7分ぐらいなら口鼻を塞がれて無呼吸でも平気な事が判明した、うん 使い所が分からないね!
ニナの胸に埋まってる僕の声が外に伝わる事はなく、1分後に登校したハジメにより僕は救出され新鮮な酸素を吸う事が出来た
「おはよう カナリア」
「おはようございます、ヘンリさん」
ハジメに正座をさせられて説教をされているニナを横目に、足音を殆どさせずにヘンリがヌルッと登校してきて、僕の真横に立って挨拶をしてきたので返すと
「
「
ヘンリは唐突に共通語を口にしだし僕の頭を撫で始めたので、少し動揺してしまう
どうやらヘンリは共通語を会得していた様だけど僕は知らなかったので、本当に驚いてしまい、挙動不審になってしまった
「
「
ニコニコと笑みながら僕を撫で回しながら言うヘンリへ そう考える理由を尋ねつつ、僕達の様子を見て羨ましそうにしているニナは 一旦 見なかった事にしようかな、うん
「
「
ヘンリは僕を撫で回す手を止めずに理由を言う、それもそうか 僕も出動してるのはヘンリも知っていたし、僕のスキル構成も効果も よく知っている
その上で基本的に天候が変化しないダンジョン内で降雨して、明らかに雨が原因でダンジョンボスが討伐されたら、僕が雨を降らせた と思い至る訳だ
なんなら2層か3層攻略の時に降雨を配信中に披露したから、僕が そう言う事が出来る事は見せてしまっていたのか、なるほど
まぁヘンリにバレた所で、なんの問題もないし いいかな?
それはそれとして、今日は なんというか身体が少し重いし眠いし小腹が空いてきたなぁ
アイテムポーチのシリアルバー食べちゃおうかな?