前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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357. 休養期間 第7王女来訪

 

 

 

眠気と空腹で認知能力が かなり低下した僕は父に回収され無事に帰宅する事ができ、学校への連絡諸々も父に任せる事になり 夕食を いつもの倍程食べて就寝する

 

翌朝起きると、すでに朝日が高い所まで登っていて完全に寝坊している事に一瞬焦ったが、すぐに休養期間だと思い出したので落ち着いて用を足したり歯を磨いたりしてからリビングへ向かうと、今日は偽装を解除していて蒼髪のヘンリが食卓の一角に座っていて、その正面には三鶴(みつる)が座ってノートPCで作業をしているのが見え、色々と聞きたい事だけど 空腹が凄いので 一旦飲み込みキッチンへ向かおうとすると

 

 

「おはようカナリア、朝食を温めるから座ってて?」

 

「え? うん、ありがとう」

 

三鶴は僕に気付いた様で 作業を中断してキッチンへと入ってゆき、そんな事を言って来たので、素直に従い定位置に座って 何故かいるヘンリの方を向き

 

 

「何故 我が家にヘンリさんが居るんです? 」

 

「カナリアのお見舞い?」

 

 

僕の質問にヘンリはニコリとしながら首を傾げて言う、うん なんかあざといな

 

 

「ありがとうございます、お気持ちは嬉しいですけど・・・学校は?」

 

「自主休講って奴だね」

 

「あ、はい」

 

 

お礼を述べて学校の事を聞くと、特に悪びれる事もなくサラッと言われしまったので一旦 受け入れておく

 

ヘンリが学校へ行くも行かないも彼女の勝手だしね? うん

 

 

「お待たせ、どうぞ?」

 

「うん、ありがとう三鶴ちゃん」

 

 

焼きサバと厚焼き卵、大根の味噌汁 そしてマンガ盛りの白米を持ってきてくれた三鶴にお礼を言ってから食べ始める

 

うん、美味しい やっぱり日本人の朝は白米だよね

 

 

「おかわり もあるからね?」

 

「うん」

 

 

三鶴の言葉に返事を返すと、彼は作業に戻りノートPCを再度触り始める

 

 

「ところで、ヘンリさんは どうやって我が家に? 来た事無かったですよね?」

 

(なぎさ)に聞いて、マリアに運んで貰ったよ?」

 

「そうなんですか? よく辿り着きましたね? 日本は入り組んでたりするのに」

 

「マリアは迷子にならない加護を持ってるから」

 

「へぇ〜 そんなモノもあるんですね?」

 

「カナリア、流石に冗談だよ」

 

「んん?」

 

 

マンガ盛り白米を食べながらヘンリへ気になった事を尋ねると、渚に聞いたと答えが返ってきたので、よくぞ たどり着いたな と感心していると、ヘンリが何とも分かりにくい冗談を言ってきて、少し混乱する

 

何と言うか、ありそう ではある加護なのでね? うん

 

 

そんな訳でマンガ盛り白米を2度程 おかわり をして満腹になったので、自室へ帰る事にしたが、ヘンリをリビングに放置するのも気が引けるのでヘンリを連れて自室にはいる

 

 

「これが渚や紗夜(さや)が話していた、現役女子高校生らしく無いカナリアの自室・・・友達居ないから判断に困るけど、なんか物が沢山あるね?」

 

「僕は あまり人を自室へ入れたりしないですね? ヘンリさんの言う通り、物が多くてウッカリしたら怪我してしまうので」

 

「地震でディスプレイラックとか倒れたら大惨事だね」

 

「一応 飛散防止加工がされているので、床一面ガラスの破片が散乱する事にはならないですけど、ディスプレイラックの下敷きになったら大惨事ですね」

 

「それは確かに」

 

 

ヘンリへ さも 自分で働いて買いましたみたいな言い方をしてしまったが、ディスプレイラックも 普段から映画鑑賞で使ってる大画面テレビと再生機器も 全て 両親 又は 兄達に買い与えられた物だ

 

と言うか、自室のほぼ全てで そう言える物ばかりだし

 

改めて思うが、僕って かなり 甘やかされて育ってるよね?

 

今 自室で自分の お金で買った物って、積みプラ と ステラ・アーク所属後に購入した円盤ぐらいかな?

 

服とか下着とかは気付いたら増えてたり模様替えされてたりするから、自分で買ってないんだよね、うん

 

 

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