前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
キュクノスが回復したタイミングでバレーボールを拾いに行ってくれていたスタッフが戻ってきてボールを受け取る事が出来たので、ゲームを再開する事になり
「キュクノス、このゲームで僕達が勝ったら実験に協力してよ」
「実験? あー まぁ構わないけど」
「キュクノス、あんまり安請け合いしない方が・・・」
「大丈夫だって、カナリアだし 死にはしねぇって、それに俺は
【おっと光弾の説明パートはないのかw】
【無闇に公開しないのもアリやねw】
【あぁシュヴァーンが呆れとるw】
【レイズデッドって詠唱主が瀕死だと使えなくね?w】
なんだか小細工の説明をするのが面倒だったし、あまりウダウダとしていると視聴者も退屈だろうと思い、端的にキュクノスへ提案すると了承されたので、勝利する為に少々イカサマを決行しようと思いながらサービスゾーンへ立ち、深呼吸をしてジャンプサーブをする
「悪いキョーダイ」
「OK、カバー」
「悪いなカナリア」
「させないよ」
「トス」
「オーバーヘッドペンギン!!」
「ぐぁぁぁ」
【急に超時空になったw】
【カナリアちゃん、身長の3倍は跳んでるやんw】
【ちゃんとした試合かと思ったら超時空バレーだったw】
【なんやかんやキュクノスがレシーブしてるのしゅごい】
仕込みバレーボールを操作してキュクノスがレシーブする瞬間に少し重心をズラしてやると、ボールがズレた軌道を辿るがシュヴァーンが修正しキュクノスがスパイクを放つ
それを瞬時に軌道を読みマリアが受けヘンリが僕へ高いトスを上げてくれたので、身体強化と障壁踏み台を使い跳び上がりキュクノスへオーバーヘッドキックを放つと、やられ役みたいな声を上げてレシーブして吹っ飛んでいく、やっぱりベルカ人 は伊達じゃないなぁ
「おいキュクノス大丈夫か?」
「なんとかな、悪い」
「一旦 戻すから早よ戻れ」
「りょー」
【うわ、スゲー ボール上がってるじゃん】
【すっげ】
【シュヴァーン冷静w】
【超ゆみなりで返球してるな、正解】
オーバーヘッドキックで決めるつもりだったから特に操作をしなかったのが災いしたのか返球されてしまったが、コート内にシュヴァーンしか居ないのはチャンスなのだけど、物凄くゆみなり でボールが全然落ちてこない、流石はシュヴァーンだ 冷静に状況判断をしている
「僕 行きます」
「ヘンリちゃん、お願い」
「すまっしゅ」
「速いっっ」
【うんうん、これぞビーチバレー】
【普通のビーチバレーだ】
【ナイス〜 ヘンリ姫】
【あと数㎝届かなかったか、ドンマイやでシュヴァーン】
ようやく到達したバレーボールをレシーブしてマリアにトスしてもらうと、ヘンリが鋭いスパイクを叩き込み 2点目を獲得する
うむ、着弾点に小さなクレーターが出来てるけど、まぁいいか ヘンリはリューネ人だし
「これで2点先取・・・残り3点か」
「油断せずに行こう」
「カナリアに勝利を」
「キュクノス、アチラさん めっちゃ強いぞ?」
「そりゃマリアさんとヘンリ姫、俺達よりレベルが桁1つは上だろ? 何を当たり前な」
「なにキョトンとしてんだよ・・・」
【ヤル気満々のチーム カナリアw】
【双子がアンジャッシュしてる?w】
【なんか噛み合ってないなw】
【レベル差1桁って事は、双子もレベル2桁って事か?」
なんだか揉めてる双子を眺めつつ次はどうしようか考えようと思ったが、気になる事が聞こえてきた
そういえばヘンリとマリアのレベルって3桁に到達していた筈だから、双子のレベルも僕と同様に2桁レベルなのだろうか?
まぁそうなんだろうな、僕の3つ上の大学生だからレベル上げにチカラを入れてなければ十分 ありえる、多分
比較的頻繁にダンジョンへ潜っている僕でもレベルが2桁前半の40代だもの
とはいえ、これが早い方なのか否かは分からないけどね?