前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
何故だかコメントが沸いたスモール・ディア撃破をした後、少しして小腹が空いたので
「そろそろ一旦休止にしたいと思います、15分を目処に配信を再開します。では」
【はいはーい】
【待機やで】
【離席】
僕の合図で配信画面が待機に変わり音声がミュートになる
『お疲れ様カナリアちゃん』
「ありがとうございます、
手頃な木の根に座り、アイテムパックの中からシリアルバーを取り出し食べ紗夜へ返事をすると
『カナリアちゃん、貴女 想定以上に好奇心旺盛なのね? なので方針転換して逐次指示を出すわね?』
「え? あ、はい」
『次回から許可した物以外は食べたり触ったりしない様に』
「はい」
うん、怒られてしまった、反省
本当、子供を叱る母親みたいな言い方をされてしまったので、従うしか無い、うん
『反省したなら良いわ、配信中 私を呼ぶ時は・・・そうね、CEOにしましょうか、事実役職だし』
「分かりました、
シリアルバーを食べ切り水分補給をしっかりしてからカメラドローンのバッテリーを交換する
実は少しコツがいる作業だったりして少し手こずる
『事前に入手した地図だと、もう少し進めば階層ボスがいるボス部屋の筈よ』
「階層ボスですか? 1層のボスって何ですか?」
『えぇっと・・・クマね、中型のクマ』
「クマですか」
カメラドローンのバッテリー交換が終わり再び飛翔したカメラドローンを見て問題無さそうだな? と思いつつ紗夜の返答を聞き、確か熊って珍味だったよな? と考えてしまう
『まさか、階層ボスを食べようとは思ってないわよね?』
「どうして分かったんですか?」
『顔に出てたからよ・・・貴女と
「顔に出てましたか、気をつけよう」
紗夜の指摘を聞き気をつける事を心に誓い
「それでは、そろそろ配信を再開しますね?」
『分かったわ』
カメラドローンが再びコメント欄や配信画面を表示したのを確認して、紗夜が待機画面とミュートを解除したのを確認し
「お待たせしました、配信を再開したいと思います」
【再開】
【待ってた】
【間に合った】
そんなコメント欄の反応を横目に見つつ探索を再開し、慎重に進む
表層中の表層、第1層では群れる事なくモンスターが単体で闊歩しているので、僕としてはやりやすい
そんな訳でボス部屋までの道中に3匹程ミドル・ボアを始末し生肉をゲットしたので、帰ったら紗夜に煮込みを作って振る舞おうと思う
「さて・・・石碑と半透明の膜状のナニカがありますね、何ですかね?コレ」
【トレンチガンの銃剣で突くの草】
【警戒するの、ヨシ】
【ボス部屋やで〜】
【ボス部屋到達思ったより早かったなぁ】
さっき紗夜に怒られたので、慎重にフロッティの銃剣で膜を突いてみるが、手ごたえは無く少し困惑しつつコメントを見るとボス部屋と書いてある
『コメントの通り、そこがボス部屋ね。石碑はセーブポイントだから必ず魔力を流してセーブして?』
「分かりましたCEO」
【保護者参戦】
【CEOってステラ・アークの偉い人やんけw】
【会社のトップを動かすカナタソw】
【CEOの声若いな】
指示された様に石碑でセーブしてからフロッティの最終チェックをし万全の状態である事を確かめてボス部屋に突入すると、僕の身長を超えるクマが腕組みして仁王立ちしていて、吠える
「わぁ、クマだ〜」
【反応が斜め上w】
【全く動じてないの草】
【ボスを脅威と感じてない表情、肝が太すぎるw】
距離は20m程の近距離なので、クマが仁王立ちして隙だらけの内にチャンバーからショットシェルを抜き、代わりにスラグ加工した岩塩塊の入ったスラグ弾を装填し、クマの眉間を撃ち抜き撃破する
[経験値を入手しました]
[クラスレベルが上がりました]
[スキルレベルが上がりました]
[クラススキルを入手しました]
「油断大敵ですね」
【容赦無いw】
【ボスを瞬殺w】
【ニッコニコのカナタソかわよ】
階層ボスを瞬殺した事でコメント欄が賑わうのを横目にドロップ品を回収しアイテムバッグに詰め
「それでは1層の攻略が完了したので、今日の配信は終わりにします。お付き合いありがとうございました、よろしければチャンネル登録・高評価、お願いします」
【おつ】
【おつー】
【お疲れ様〜】
締めの挨拶をして軽くカメラドローンに向けて手を振り、配信は終了しましたの画面に切り替わりミュートになるのを待ち、完全に終了した事を確認して脱力する
なかなか疲れた
【カナリアのレベル2になりました】
【エクストラクラス 聖女がレベル3になりました】
【クラススキル 聖水生成がレベル3になりました】
【クラススキル 岩塩生成がレベル3になりました】
【クラス ガンナーがレベル2なりました】
【クラススキル 反響定位を習得しました】