前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
競泳勝負でルールの穴を突いて勝利を手に入れたり、波が凪いでいるので水球をしたり、バナナボートに乗ったり各種マリンスポーツを堪能している内に陽が傾き夕方になってしまったので惜しまれながらも水着配信を終了する
結構楽しかったなぁ
海で散々遊び回って潮塗れなので部屋に備え付けの お風呂で済ませるつもりが、CEOパワーで同室になった
なんだか2人が楽しそうだったのは 良かったけど、たまたま居合わせた女性スタッフ達が何だか羨ましそうにしていたのは何故だろうか?
それから天然温泉らしい掛け流しの湯で紗夜の膝に乗せられたり、冬彩の膝に乗ったり、女性スタッフの膝に乗ったりして温泉を堪能して、脱衣所に戻り身体を拭いたり髪を乾かしたりしてから、冬彩が用意してくれたらしい浴衣を着用すると、着付けを手伝う気だったらしい冬彩が少し残念そうにしていた
冬彩 ごめんね? 僕、母の影響で浴衣を自分で着れるんだ
それから僕達は大宴会場に向かい、自分の名前が書かれた名札の置かれた席に座り暫く待っていると
「みんな揃って居るわね? 慰労会を始めるわよ」
僕 同様 浴衣姿の紗夜が壇上でマイクを持ってスタッフ一同へ宣言する、こうして見ると、約1年前とは規模が数百倍ぐらい違う と改めて実感する
「アナタ達の働きの お陰でステラ・アークは ここまで発展出来たわ ありがとう、最初期スタッフである
紗夜の言葉にスタッフ達から歓声が上がる、本当にノリが良いなぁ
「それじゃぁ、グラスに飲み物を注いでちょうだい、当たり前だけれど 未成年飲酒はダメよ? 昨今はコンプラ事情が厳しいから」
スタッフ達の『はーい』と言う素直な返事を聞きながら、僕は手頃な距離にあった緑茶をグラスに注ぎ 紗夜の次の動きを待っていると、ヘンリが仲居さんに飲酒を止められているのが見える
流石は17歳240ヶ月、隣のマリアが爆笑しているなぁ
なんというか、数年後の僕も同じ扱いになる未来が見えてしまったなぁ・・・ワロチ
「行き届いたかしら? では、ステラ・アークの発展の感謝と、一層の発展を願って、乾杯」
紗夜の乾杯の音頭に合わせてグラスを掲げ飲み、宴の幕が上がる たまには こう言うのも悪くない
そんな事を考えつつ周囲のスタッフと歓談しながら用意された料理を口にする
「おぉ、これは美味しい」
「本当だね〜」
「眼福眼福」
よく見なくても
相変わらず、個性的な人が多いなぁ斑鳩生徒スタッフ
別に構わないけど、僕の食事風景を見守ったり写真を撮ったりして楽しいのかい? 君達は
それから暫くは静か?に宴が進行していたが、紗夜が再び壇上へ現れ
「そろそろ余興を始めるわね? 私の方で幾つか用意してあるから楽しんでちょうだい? あと飛びも歓迎よ」
紗夜はマイク片手に そう言うとスタッフから再び歓声が上がり、僕は音もなく現れた冬彩に抱き上げられ誘拐(笑)をされて、舞台裏の控え室へと輸送され、僕も余興をする事になっている事を彼女から聞かされる
「ここで歌えと?」
「簡単に言うと、その通りです」
「分かりました、紗夜ちゃんの指示でしょうし」
「察して頂けて大変助かります」
冬彩に高い高いされながら会話をすると、そんな感じで感謝される 冬彩も紗夜付きの従者とはいえ大変だなぁ
あと冬彩 君は凄い筋力をしているね? 真人間の筈だけど 約30kg超の僕を高い高い出来るの、凄いよ
これが近年話題になっている日本人の人間離れかぁ