前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
渋谷ダンジョンタイムアタック 夏の陣で5位ランクインを果たし、軽く
そんな慌ただしい日々を過ごして夏休みも残す所、3分の1程度になった今日この頃 僕は
「おはようございます、CEO」
「えぇ、おはよう スズメちゃん」
トレーニングルームへ入ると、既に半数程の2期生が到着していて皆 ソワソワし緊張した面持ちで2期生同士で会話をしていたり、準備運動をしていたり、フラフラと徘徊していたりするのを横目に紗夜へ挨拶をすると、いつもの様に微笑みながら事前に決めていた偽名を呼び返事を返してくる
カナリア=金糸雀=スズメと言う、安直で絶妙な偽名で僕としては大変助かる、自分の名前に関係あるからね? うん
紗夜への挨拶を終え、僕も軽く準備運動を始める 今日の企みを実行するのは身体を使うから温めておく方が都合が良い
それから暫く経ち、2期生が全員 揃った所で 引き続き教官役に任命された鷹樹も現れ
「2期生 全員揃っているな? 整列してくれ」
鷹樹は2期生に声をかけ 整列させ 僕も その列に紛れこむ 紗夜から名簿を受け取りパラっと中を確認してから 2期生を一瞥し
「よし、全員居るな。 知っていると思うが 俺はステラ・アーク0期生 の鷹樹だ、お前達の教官役を任されているから、質問・相談があれば気軽に声をかけてくれ、あと教官つっても 軍隊の教官みたいに地獄の特訓を お前達にかすとか無いから、安心してくれ」
2期生を安心させる様に鷹樹は言い、その言葉に過半数の緊張をしていた2期生の緊張が解れた様に見える
鷹樹って本当に面倒見が良い兄貴タイプだから、こう言う教官・指導役に適任なんだよね
僕は人に教えるのは少し苦手な気がするしね?
「お前達2期生は事前に知らされている通り、完全ゼロ スタートの未経験者が採用されてる、上は社会人 下は小学生と年齢差はあるけどな? ま、その為の教官役って訳だな、えーっと・・・紗夜、全員 魔武器の生成は終わってるんだな?」
「えぇ、さっき渡した最新の資料に各々記載されているわ」
「了解、とりあえず お前らが最初に知るべき事は、自分の戦い方を知る事だ、例えば 騎士クラスなのに 盗賊クラスの戦い方を覚えても 時間が無駄になるだろ?」
鷹樹の話を話半分に聴き流しながら2期生の様子を伺う、鷹樹の言う通り最年長っぽい人・・・まぁ 鷹樹よりは年下の男性を始めとして、明らかに若い 否、幼い中性的な男の子が居る
まぁ その子ですら、僕より背が高いのだけども
そんな軽量コンパクトボディな事を改めて噛み締める、僕って本当に合法ロリだなぁ
因みに現在 僕は反響定位を使用していない、そう言うのに敏感な人には感知系スキル・魔法を使用しているのがバレてしまうからね
一応、初心者・素人と言う設定で 2期生に紛れ込んでいるから、必要な事だ
「魔武器・・・得物に準じた戦い方ってのは、使ってみるのが1番手っ取り早い、幸い 此処トレーニングルームでは死なないし、今から2期生同士 1対1で戦って貰う事にする、俺が相手だと緊張するだろ?」
鷹樹の言葉に2期生が少しどよめくが、先程の最年少 男の子は妙に自信に溢れる表情をしている、さも自分は負けない と思っているかの様だ
アレ? もしかして 僕が彼の鼻を へし折るって筋書きだったりする? いやぁなんか嫌だなぁ・・・良心の呵責と言うのが僅かばかりはある、気がする