前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
先輩面をしてユウキにステーキを半強制的に食べさせる事に成功したが、彼の食事量が僕の3分の1程度だったので少し心配になってしまったが、よくよく考えると、一般的にはユウキ程度の食事量が平均だと気付いた、危ない危ない
そう言う訳でユウキと食事をしながら色々と話しをしたりして、それなりに友好を深める事が出来たのは大きな収穫だったと思う
それから僕はライブ配信で正式にオリジナル曲を歌い、各種媒体での販売告知をしたり、少し疎かになりがちだった課題を
「今日も晴れてて良いね」
「気をつけてね、カナリア」
「分かってるよ、三鶴ちゃん。行ってきます」
「いってらっしゃい」
いつもの様に玄関先を掃除していた三鶴に見送られて僕はz125proを収納魔法から出して跨り走り出す
「・・・そういえば、三鶴ちゃん 大学どうしたんだろ? 卒業してる筈? 」
基本的に 事なかれ主義の僕は約半年程経った今、僕のマネージャーをしている三鶴が大学卒業をしている筈の歳である事を思い出し独り言を呟く
そう今年23歳である三鶴は四年制大学ならば卒業している筈なのではあるが、実は実兄である三鶴の専攻している学科?学部?を僕は知らなかったりする
それ故に、三鶴が修士課程を取っているのか、はたまた博士課程を取っているのか分からない訳だ
そして そこまで考えて
「まぁ良いか、三鶴ちゃんの人生だし 僕が知って様がいまいがさほど関係ないだろうし、うん」
考えるのが面倒になったので思考放棄し、z125proを走らせて学校まで駆け抜け 登校すると、例の如く ニナの熱烈スキンシップを受けたりハジメに抱きしめられたり、去年もあった献上の列が形成されたりする
なんなら、前より列が長い気がする
そんなこんなで朝のホームルームと始業式が終わり、約
「あまりこういう事は言いたくないけれど・・・君達、真面目に考えようよ」
「真面目だぞ〜」
「本気だぞ〜」
「金持ちの本気見せてやるぞ〜」
「本気だと尚更ダメなんだよ! なに? カナリアを愛でられるカフェって!! 僕は猫か何かかな?! このやり取りを去年もしたしね!!」
クラスメイトの女子を中心に提案して僕以外のクラスメイトが賛同し、担任と僕が頭痛くなってしまう事態になっている、そう去年と同じ展開である
確かに、何割かは去年と同じクラスメイトはいる、いるけどさ? 去年却下された案が 今年は許可される訳がないんだよ?
アレ? これは僕、仕掛けられてる?
「とにかく、カナリアを愛でる喫茶(意訳)は却下、もっとマトモな案はないの? 」
「ぼく に妙案があるよ」
「・・・なんだか嫌な予感がしますが、どうぞ ヘンリさん」
「自主制作映画を・・・」
「却下で、
「むーーー」
呆れ気味な担任と僕は軽く顔を見合わせててから、クラスメイトへと尋ねると ヘンリが珍しく自己主張してきたので嫌な予感がしつつも話しを聞くと、やはり予感は的中し却下すると ヘンリが不満を露わにする むー では無い
「君らさ? なんで提案を全部 僕に絡めてくるのかな? 見てよ、
提出された提案の全てに 僕を絡めてあるので指摘してみたが、どうもクラスメイトに反省の色が見受けられない
その後もクラスメイトは性懲りも無く 僕を絡めた企画ばかり捻出し始め、徐々に先生も僕も疲弊して正常な思考が出来なくなっていくが、此処が踏ん張り所だと思うので、意識をはっきりと持って対応を続ける