前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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424. 第2次 学園祭 4

 

 

 

物理的にシホとミコトに詰め寄られてしまい、どうした物か考えていると

 

 

「なんとか間に合ったわね」

 

「去年もギリギリだった気がするな?」

 

「そうね」

 

 

シホとミコトの隙間から、鷹樹(たかき)を超えるガチムチと僕と配色が似ているナイスボデーが教室へ現れたのが見える

 

まぁ我が家の両親な訳なんだけども

 

 

「あら? カナリア、大丈夫?」

 

「大丈夫だよ、お母さん」

 

「カナリアちゃんの お母さん!? 美人だね」

 

「しゅごい」

 

「あらあら、ありがとう?」

 

 

鷹樹が対応していないのを見て、僕に危険がない事を理解しているのか 母が尋ねてきたので、大丈夫と答えておく

 

それはそれとして、無言腕組みしてる父は圧があるなぁ

 

そんな事を考えつつ、シホとミコトの母への反応を見て、そういえば2人は去年の学園祭の時はシフト外だったから、我が家の両親には遭遇していないんだったっけ?

 

 

「カナリアちゃんも いつか?」

 

「いったい何年後になるかしら?」

 

「カナリアちゃんは、今でも天使だから大丈夫です」

 

「そうね〜」

 

「なんか仲良くなってる、凄い」

 

「コイツ等のコミュ 力 すげぇな」

 

「これが若さか」

 

「ジジ臭いぞ、雀晴(すばる)

 

 

なんか知らないけどシホとミコトが いつの間にか母と仲良くなっていて、凄いと感じる

 

「今年はフリマ・・・じゃなかったのか? カナリア」

 

「僕はフリマと聞いていたんだけどね、うん」

 

「そうか・・・これじゃ物販会場だな」

 

「そうだね」

 

 

母と友好を深めているシホとミコトを横目に父からの質問に答えると、的確な言葉が出てきて同意せざるを得ない

 

ほんと、申し訳程度のフリマ要素しかないからね? うん

 

 

「ふふ、良い友達ね? カナリア」

 

「え? うん、そうだね」

 

「個性的で面白いわ」

 

「まぁそれは否定しないよ」

 

 

なんか知らないけど、シホ・ミコトと連絡先を交換していた母が話しかけてきたので話を合わせておく、実際 個性的な事には違いないからね

 

 

「残念だけれど、私は そろそろ時間だから お暇するわね」

 

「お疲れ様 お母さん、お仕事がんばってね」

 

「ええ、ありがとうカナリア、やはり貴女は優しい子ね? ママは嬉しいわ」

 

「お母さんは、イチイチ 大袈裟だと思うよ?」

 

ピピピと鳴った自身の腕時計のアラームを止めて、心底残念そうにする母の言葉にエールを送ると、僕を抱き上げて抱擁して いつもの様に大袈裟な過大評価をしてくるので、ツッコミを入れておくが効果は無い様な気がする

 

 

「あぁこのまま職場へ お持ち帰りしたいわ」

 

「それは辞めてね? 一応 授業中扱いの筈だからさ」

 

「それは残念ね、本当に残念だわ」

 

「アルエット、隙を見てカナリアを持って帰ろうとするなよ? 俺は見てるからな?」

 

「・・・ちっ」

 

「舌打ちしたー」

 

「これは反省してないな、母さん」

 

「我が家で1番強い母さんを止めるのに、俺達3人で足りるかなぁ」

 

 

我が家の母は困った物である、忠告をして釘を刺しても反省の色が見えないだけではなく、隙をついて僕をテイクアウト(笑)するのを諦めていないのだから

 

その後、数分程 粘ろうとした母だったが 本当に時間が迫っていたらしく僕を下ろして教室を後にしていった、これ父・鷹樹・雀晴がいなかったら 僕をテイクアウト(笑)してたな、うん

 

それから父も中抜けだったらしく教室を後にして去ってゆき、時間も時間で良い感じになってきた為、来店客が増えてくる

 

「シホちゃん、そろそろ戻らないと」

 

「そうね、名残惜しいけれど致し方わね」

 

「またね、ミコトちゃん シホちゃん、次は僕がそっちにいくから」

 

「待ってるわ」

 

「じゃぁねー」

 

ミコトが時計を見てシホへ言うと、物凄く残念そうな表情をしてシホは返事をして軽く手を降り自身の教室へと帰っていく

 

そういえば、彼女達のクラスの出し物が何か聞くのを忘れてしまったけど、まぁ行けば分かるかな? うん

 

 

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