前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
僕 宛ての来客が各々帰還していった後も僕は委員長に言われた様に、微笑んで手を振る仕事を続け、担当時間の終了がやってきたので
「委員長、僕の担当時間終わったから行くけど、用心棒のどちらかを連れて行った方が良い? それとも2人共 置いていこうか?」
「そうだなぁ・・・
「そうだね、鷹ちゃんは目立つもんね」
「んじゃ兄貴、あとは任せた」
「おー、任された」
一応 委員長にお伺いを立てると、素直に答えてくれたので
「さてと・・・どこから行こうかな?」
「これだけ出し物があると、迷うよな」
雀晴が収納魔法から学園祭プリントを取り出して眺めながら言う
「そうなんだよね・・・雀晴ちゃん、それ見せて?」
「おー」
相変わらず僕に甘い兄は特に躊躇う事もなくプリントを渡してくれたので、よく見てみる
昨日プリントを貰った時は流し見だけしていたからね、うん
簡易マップに各クラスの学年組、そして出し物が何かが書かれていて、我がクラスはフリーマーケット、右隣が喫茶で左隣が焼きそばをやっている事が分かった
シホとミコトのクラスは
「シホちゃん とミコトちゃんのクラスに行こうか、なんか飲茶らしいし 腹ごしらえをしておかないとね?」
「確かに、腹減ってきたから丁度良いかもな」
雀晴に提案すると、特に反対される事もなく了承されたので2人のクラスへと向かう、まぁ3つ隣だから そんなに時間は掛からなかったけど 待機列が少し出来ていた
「喫茶系統は、やっぱり待機列が出来る定めだね」
「キャパ的に仕方ないよな、待機つっても 2〜3組ぐらいだし許容範囲内だな」
「そうだね」
そんな会話をしつつ待機列に並び順番を待つ、待ち時間20分程度と予想し廊下の窓から差し込む日差しを見て 晴れてるなぁ とどうでもいい事を考える
「雀晴ちゃん、クイナさんとの食生活は どう? クイナさん 大変してない?」
「お前、特に気にならないけど暇だから聞いてるな? 」
「うん」
「素直過ぎる・・・食生活か、まぁ何年か同棲してたし そんなに大変そうにはしてない、か?」
「そっかー、僕達
「まぁな」
流石は僕の兄を約17年しているだけあって 僕が質問した理由を理解している雀晴が聞いてきたので素直に頷くと、コイツ みたいな表情をしてから、質問に答えてくれる
我が五月七日家は1番食べない僕でさえ、一般女子高校生である
正直、両親が高給取りの部類でなければ五月七日家は食費で財政破綻していたに違いない、多分
まぁ注釈として日本ならば がつきそうでは有るけども
父がヴァンツァーパイロットでは無かった場合の職業はなんだろう? 自衛官とか? 警官? 消防士? この辺りが妥当かも知れない
それはそれとして、僕も雀晴も沢山食べるので 調理をする人の負担は一般的家庭より増える訳で、クイナの負担は少し気になったのだ
せっかく仲良くしてくれる義姉が食生活を苦にして離婚とかになってしまっては僕も悲しいしね?
「まぁ俺は母さんや父さんと違って、固定された定時出勤・定時退社が基本だから 俺が食事関連は担当してるしな」
「分担は大切だね」
「まぁな、いずれは子供だって出来るだろうし、バランスは大切だからな」
「子供、か〜」
僕の心配に対する解決策を雀晴が口にして、僕は安心する
負担になる料理を雀晴が担当しているなら、安心だしね?
雀晴に子供が産まれたら、僕は叔母さんか・・・実感が無いなぁ