前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
身長も胸囲も僕より高数値のユウキと別れ、調理室ことキッチンセット部屋へ入室すると、
「随分と買い込んだものだな?」
「まぁね? ほら、ロマンはやめられないじゃない?」
「気持ちは分かるがの」
「
作業スペースに並べられた材料を一瞥したワカモが面白そうに言い、ガリューが心配そうに言ってくる
「ガリュー? 流石に僕が1人で食べる訳じゃないからね?」
「ははは、ガリューよ いくら主が食いしん坊とはいえ、この量を1人で食べ切れる訳がないから、安心せよ」
「
「分かってくれたなら構わないよ、ガリュー」
例に漏れず紳士的な所作で謝罪してきたガリューに、そう言い僕はプリン用ゼラチンの箱を持ち上げでレシピを確認する
「とりあえず・・・6ℓ計算だから?」
「少ないと固まらぬし、多いと硬くて美味しく無くなるからな、繊細な作業だ」
「そうなんだよね」
粉ゼラチンを規定量 器へ入れて ぬるま湯でふやかす工程をして、次は小鍋に砂糖と水少々を投入して弱火で焦げない様に混ぜ溶かして程よく色付くまで進めカラメルソースを錬成する
「カラメルソースは良しっと」
「粗熱を取ってから容器へ入れるわけだな?」
「その通り」
僕はカラメルソースの入った小鍋を第2作業スペースへ避難させておく
「次は卵をボウルに割り入れてっと・・・」
「卵も量が凄いな」
「まだまだ これからが本番だよ?」
「そうだろうな?」
卵を28個ボウルに割り入れ、卵白を切る様に混ぜてサラサラ?にする、量が量で 少し大変な作業だが 頑張ってこなす
「鍋に牛乳をダバァ、開けてダバァ」
「牛乳パック6本分は壮観だな」
「でしょ?」
鍋に牛乳を入れ終えたら沸騰しない様に気をつけながら火に掛けて温めていく
沸騰してしまうと、牛乳は膜?が張って風味とか落ちちゃうからね、注意が必要だ
「よし、温まったから火を止めて、用意してあったゼラチンを牛乳へ投入っと」
「まだまだ工程半ばだな」
「そうだね」
木ベラで牛乳を混ぜてゼラチンを溶かし切り、次に卵液を入れて ゆっくりと混ぜていく、焦りは禁物だ
そしてバニラエッセンスを適量入れて更に掻き混ぜる
「あと一踏ん張り」
「これを 濾すのは少々骨が折れるな?」
「量が量だからね? でもロマンの前には些細な問題だよ」
「確かにな」
「あとは粗熱を取って冷蔵庫・・・あー 一晩 冷やすって書いてあるから、今日は無理そうだなぁ、すまないユウキくん お披露目は明日になりそう」
「ははは、きっと良い反応をしてくれるぞ?」
「そうだね、楽しみ」
器をプリン液で満たしきり、粗熱が取れるのを待ちながらワカモと雑談をする
魔法を使っても良いかも知れないが、失敗した時の精神的ダメージが計り知れないので、大人しくレシピに従う事にしよう
それから材料が幾らか残っていたし、誕プレで貰った色々もあったので、オヤツにホットケーキを焼いてワカモとガリュー、何処からか匂いを嗅ぎ付けたヘンリとマリアに振る舞ったりして、僕もホットケーキを食べる
やはりホットケーキはシンプルが1番だと思う、バターとメイプルシロップ、定番がマストだ 多分 メイビー