前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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445. 第2次 修学旅行 ・ 1日目 3

 

 

タイミングが良過ぎるなぁ と困惑しつつ、聖女のレベルが上がって感知範囲が拡大している事にもきづき、どうしようもないな と思う

 

 

「何か珍しいのあるの? あれ? アレって・・・」

 

「ニナちゃん?」

 

「医龍ことケーネ先生と、女子高生? パパ活?」

 

「ニナちゃん、流石に失礼だと思うよ?」

 

「えー? でもさ?」

 

「2人共? カフェに着くよ?」

 

 

ピンク髪の女子高校生風ことトウカと黒髪長髪男性ことケイネを発見して歩みが遅くなってしまい、ヘンリに呼ばれ急いで彼女達に追いつき 振り返ると2人は受付カウンターで何か話していた

 

なんとなく気にはなるが、空腹の方が優先するべきだと思いカフェへと入ると、トウカ程ではないが再び 小規模?な悪寒を感じ、まさかな? と思っていると、窓辺の席でデラックスなプリンアラモードをニコニコして食べているシャナと、それをコーヒーを飲みながら少し心配そうに見守っているツルギが目に入る、何故に 彼等までいるんだろうか?

 

 

「 姉様、なんで此処に?」

 

「ツルギ君の有給が貯まってて、グンジョウが消化しろって言ってたから?」

 

「俺は大丈夫と言っているんだがな? へい・・・グンジョウも強情だ」

 

「ツルギ義兄様が悪いと思う」

 

 

なんというか、色々と話を飛ばして要点のみで会話をしている3人に、色々とツッコミを入れたくなったし、ハジメ・ニナ・ムツキが どういう関係? と気になっている様子だ

 

なんだろう? ブリリアント家は天然しかいないのかな?

 

 

「あれ? そういえばヘンリは何で此処に? 日本に居る筈だよね? まさか偽物?」

 

「姉様、修学旅行だよ」

 

「そうなんだ〜? あ〜カナリアちゃんも居るじゃーん、やっほ〜」

 

「お久しぶりです、シャナさん」

 

「通路に立っているのも迷惑だろうから、そこの席に座ると良い」

 

「あ、はい」

 

 

なんだか頭の中が ぬるま湯ぐらい ユルユルな感じのシャナがポヤァ〜とした声色で、漸くヘンリが居る違和感に気づき 予想斜め上の事を言ってきて、僕を発見した彼女は ニコニコしながら軽く手を振ってきたので、一応 礼儀を欠かさずに挨拶を返しておく

 

本当、シャナと相対すると気が抜けてしまうなぁ

 

 

「ヘンリ? 修学旅行は分かったけど、その娘達は? 友達?」

 

「うん、修学旅行でも同じグループなんだ」

 

「そうなんだ! ヘンリにカナリアちゃん以外の友達が出来たんだね!! グンジョウ達にも教えてあげなきゃね!!」

 

「姉様、大袈裟」

 

 

シャナはヘンリと会話をしながら、既にスマホを操作し始めて弟妹達へ ヘンリの事を拡散し始める、これはヘンリの言葉を全く聞いていないな、うん

 

 

「ヘンリさん、3人が困惑してますし そろそろ紹介した方が良いのでは?」

 

「そうだね、3人共 このパヤパヤした人は ぼく の姉・・・1番上の姉のシャナ、こっちの無愛想なのは姉様の旦那のツルギ、ツルギ義兄様は日本人だね」

 

「えっと・・・初めまして、私はハジメです」

 

「ニナです」

 

「ムツキです」

 

「あたしがヘンリの お姉ちゃんのシャナです、よろしくね!!」

 

「ツルギだ、よろしく」

 

 

僕の言葉を聞き、ヘンリは頷き初対面の3人にシャナとツルギを紹介するが、なかなか容赦ない紹介の仕方をしている

 

気心が知れているとはいえ、義兄に無愛想とか普通なら気を使って言わないと思うのだけど、ヘンリの辞書に遠慮と言う単語は無い様だ

 

ヘンリは容赦ないなー と思い、ふと 何故か 僕達はシャナ・ツルギと普通に会話出来ている事に気付く

 

ヘンリから話しかけられたシャナが自然に日本語で受け答え出来ている事が自然過ぎて今の今まで気付かなかったけど、それはおかしい

 

此処はリューネで、ヘンリもシャナもリューネ人なのだから、染みついた母国語を話すのが1番楽と言うのは想像出来る

 

つまり・・・アレかな? 自動で翻訳魔法が展開されている? 高級ホテルだもんね、ありえる

 

 

 

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