前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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450. 第2次 修学旅行 ・2日目 4

 

 

そんな訳で、体験開始となり 歩行・走行から始まりホバリング・飛行の工程をこなす、間接思考制御のおかげで多少マシなのだろうが飛行が中々に難しかった

 

 

「次は射撃だけど、カナリアは慣れた物だね」

 

「まぁタクトレで触ってはいますしね」

 

 

そんな 気の抜けた会話をしながらガンラックからアサルトライフルを取り、マガジンが挿さっていない事を確認してチャージングハンドルを引き弾薬が入っていない事を確認し、チャージングハンドルをガシャガシャ引いて滑りが良いか確かめ、構えて引き金を引き重さと撃鉄の音を確認する

 

 

「ブルパップ式アサルトライフルで榴弾が撃てるサイドアーム付き、複腕(サブアーム)を合わせて最大4つ同時携行可能、その他にオプション装備で対物対魔法シールド・アンチマテリアルライフル・対物ブレードなど 複数から選択可能・・・素晴らしい」

 

「組み合わせに 多少の制限があるけれど、充分 装備は充実しているね」

 

「国によって運用思想が違いますからね、柔軟な対応が出来るのも良いですね」

 

 

提供装備一覧を見ながら呟く僕の言葉にヘンリが答えてくれたので、続けるとヘンリは頷く

 

そう国によって運用思想・形態が違う

 

例えば 日本では 市街地等の人口密集地で突発性ダンジョンが発生しやすいため救助や局所制圧を前提とするので、急加速・急制動・急旋回を行う近・中距離戦を要求され

 

オーシアでは、国民の大多数が最低限魔法の使える国な為、大火力によるダンジョンボスの殲滅を前提とした露払い

 

リューネではヴァンツァー部隊の高い機動性を利用し、ヴァンツァー部隊のみ投入し、ダンジョンモンスター及び ボスを殲滅する

 

 

この3国だけでも、運用思想が全く違うのでヴァンツァーは柔軟な運用が出来る

 

 

オーシアもリューネも、実技教官をしていたのは立花博士らしいんだけどね?

 

 

「ヘンリさん、ヒートパイルと言うのがありますよ」

 

「ロマン武器だね、パイルバンカーもあるよ」

 

「製作者は良い趣味をしていますね」

 

「まぁ おばさんだしね」

 

「ははは・・・」

 

 

ヒートパイルと言うパイルバンカーの射突する杭の先に戦車砲の砲弾をくっ付けて対象にブチ込む と言う何とも 頭のおかしい武装(褒め言葉)を発見しヘンリに報告すると、冷静にノーマル パイルバンカーを勧められたので、製作者の趣味を褒めると ヘンリが冷静に言って来たので 愛想笑いを返しておく

 

それから、いつまでも武装を弄り回している訳にもいかないので、右手にパイルバンカー 左手にシールド、両背部サブアームにアサルトライフルを装備しヘンリへ合図すると視界が切り替わり輸送機の機内らしい場所にいた

 

「もしかしなくても空挺降下ですかね?」

 

「もしかしなくても空挺降下だね」

 

「一度 体験してみたかったので、丁度良かったです」

 

「良かったね」

 

 

僕とヘンリの会話が終わると輸送機のハッチが開き僕達を牽引していた固定具が解除され機外へ吐き出されフリーフォールを始め、なんか少し楽しい

 

 

「地上まで約20秒、エネミーコンタクト」

 

「ぼく が援護する、カナリアは着地後 ターゲットへ」

 

「了解」

 

 

視界に映る高度計や警告を流し見して、コチラへ魔法を放とうとしているトカゲを一瞥しヘンリへ報告すると、コチラに気付いた雑魚の相手はヘンリがしてくれるらしく、僕は少々荒く着地したのち ホバー移動でターゲットのダンジョンボスの元へ移動を始める

 

空挺降下にアワアワしている同級生には悪いけど、彼等・彼女等をお世話している余裕はない、何故ならワクワクが止まらないからね

 

 

「1つ!!」

 

「2時方向、投擲 」

 

「了解」

 

 

レンガ造りの街並みの中をホバー高速移動をしながらアサルトライフルで牽制し、パイルバンカーでトカゲを突き殺すとヘンリから指示が来たので、すぐに杭を引き抜いてシールドを構えながら その場を離れる

 

これは結構楽しいな

 

 

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