前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
本来なら許されない事だけど、ガリューにはノーヘルでバイクに乗って貰う事にし
「それでは出発しましょう」
「私はUAVのままで随伴するから、私用のアシはないわ」
「相変わらず 吾の主は軽いなぁ? まるで羽毛の様だ」
「そんなに軽く無いよ、ワカモ」
【CEOがUAVのままライドオンしたら、変な感じになっちゃうしね?w】
【なるほど、いつもよりワカモ氏が軽装備なのはカナリアちゃんをライドオンさせる為か】
【流石のカナリアちゃんも羽毛よりは重いのか、にわかには信じられないな】
【羽毛より軽かったら、突風で飛んで行っちゃうやんけw】
僕もワカモにライドオンして鞍の具合を確かめ軽くニーグリップして体勢を安定させていると、
それからガリューの準備が整った事を確認し、ワカモに合図してサービスエリアを出るまでは徐行して貰う、僕はワカモに乗るのに慣れているけど ガリューはバイクに慣れている訳ではないからね?
因みに紗夜はUAVの高機動モード? で地面を滑る様に、僕の右後方で随伴していて、ガリューは左後方にいる
あとUAVは相変わらずヌメッと動くなぁ ヴァンツァーと違って中に人を入れないから、
それと紗夜が右後ろの最後方にいるのは、UAVのスラスターから出る推進の熱とか熱風とかの影響を僕達が受けない為だったりする
「快適 快適」
「ふふ、主に喜んで貰えて吾は満足だ」
「ご満悦ね」
【カナリアちゃんが文字通り微動だにしてない、スゲー】
【それなりの速度で走っている筈なのに、全くブレてないの しゅごい】
【そういや、カナリアちゃんがライダーに目覚めたの、ワカモ氏にライドオンした時じゃなかったか?】
【なるほど、原点なら最高峰やね】
出発地であるサービスエリアを出て高速道路本線へ進入した後、本気で走り出したワカモの背に乗り暫く経った頃 呟くとワカモは嬉しそうに言い、紗夜のツッコミ?も聞こえる
それから本来なら余所見をしたらダメなのだが、ワカモの背にいる僕はワカモに身を委ねる事が出来るのでコメント欄を眺めると、そんなコメントが流れて来たのが見えた
「確かに僕が中免を取ろうと思ったのは ワカモに初めてライドオンした時だったね? ワカモ」
「そうだな、確か・・・初回ダンジョンキャンプの帰宅時だったか?」
「そうそう、ダンジョン外だとワカモが目立つし、アシを確保する為って理由だったけど、今では もうズブズブのズブ な沼だね」
「はは、もう肩まで漬かっておるな」
「本当にね〜」
【カナリアちゃん、中免持ってるんよなぁ 脳がバグるw】
【そうカナリアちゃんは女子高校生17歳の立派なレディやねんな】
【散々配信で擦られ続けてるのに、なんでか実年齢を忘れてしまうw】
【ん? つー事は、カナリアちゃん 来年 大型自動二輪取れる年齢になるって事?】
【おー確かに、そうやな】
コメント欄に流れてきたコメントに対してコメント返し?を行うとワカモは笑い軽く冗談を言ってくる、今日は 大分機嫌が良いね? うん
「来年大型自動二輪を取れるのか・・・うむ」
「悩むのか?」
「まぁね? 正直、悩み所ではある」
「現状、ロングツーリングも行っていないし、街乗りが中心だものね?」
「そう、そうなんですよ」
【あー街乗りとか、ちょっとコンビニとかだと、大型は重くてダルいって聞くしねぇ】
【大型はロンツーでは良いらしいけどねー】
【あとは峠を攻めたり?】
【そもそもカナリアちゃん、足が地面につかないんじゃ?】
【そこは天使パワーで】
紗夜や視聴者の言う通りの理由があって、正直 悩む所ではある
諸経費問題は全く無いから、本当に取るか取らないか、2択だったりする