前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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478. はっぴーうぇでぃんぐ? 3

 

 

 

黒髪の女性に正体を見破られた事も衝撃だけど、日本語で会話している筈なのにリューネ語を発していた事の方が衝撃で、困惑してしまう

 

今更思い返せば、修学旅行で遭遇したシャナやトウカ、クオン が日本語で会話していたのは気を使ってくれていたのだろうと思っていたけど、もしかしたら違ったかも知れない

 

そういえば、先程カナデと会話した時も不自由無く会話出来ていたし、幼児がカナデへトイレを申告していた言葉も自然に理解出来ていた気がする

 

おかしいな?

 

 

「おーい、どうしたんだ? 」

 

「何か考え事かな? カタナ、なんかした?」

 

「いや、してねーだろ? 目の前で見てただろ? サヤ」

 

「確かに」

 

 

謎現象の考察をしているて、黒髪黒目の男女は顔を見合わせて何やら会話をしている、よくよく見たら顔の作りが似ているから兄妹 又は 姉弟 なのかも知れない

 

 

「えー、えーっと・・・自己紹介が まだでしたね? 僕はカナリア、五月七日(つゆり) カナリアです」

 

「これはご丁寧に、申し遅れた 俺は 御巫(みかなぎ) 刀那(かたな) んでコッチが」

 

「御巫 鞘夜(さや)だよ、よろしく」

 

 

ひとまず謎現象の考察をやめ、2人へ名を名乗ると名乗り返してくれる、この人達 礼儀正しいな

 

と言うか、御巫って

 

 

「カナタさん と サヤさん ですね? よろしくお願いします、何処で御巫と言う事は、ツルギさんの?」

 

「そそ、ツルギは俺達の父さん」

 

「そういえば お母さん達とは会ってたね? 」

 

「こんなに大きい子供がいる様には見えませんでしたが・・・リューネ人って凄いですね」

 

「それな〜」

 

 

僕が質問するとカタナとサヤは嫌な表情もせずに答えてくれて、更に僕の呟きにもカタナは笑って答える

 

シャナの見た目からして、騎士団に所属出来るぐらいの歳の子供を産んでいる様には見えなかったので、少し驚いてはいる

 

あれ? でもグンジョウは我が家の母より年上だと聞いた様な気がするから、居てもおかしくないのかな?

 

確かグンジョウ・シンク・シャナの3人は三つ子だった筈だし

 

そんな戯れをしていると、リンゴーンと鐘の音が聞こえ

 

 

「おっと、集合の合図だな」

 

「行こうかカナリアちゃん、参列者が遅刻とか格好悪いからね」

 

「はい」

 

 

僕に声を掛けて廊下を歩き出した2人の後ろについて歩きながらフル装備聖女フォームへ換装し、聖堂へ戻ると白のタキシードを着たハロルドと慎太郎(しんたろう)が聖堂中央にある教壇?前に待機して、何か会話をしているのが見える

 

 

「あ〜 カタナ、サヤ、遅いよ〜? いつもツルギ君に言われているでしょ? 5分前行動って。こういうお式の時は10分前行動が基本だよ?」

 

「いや母さん、途中で人を拾ってさ?」

 

「いやいや、その前に原稿してて教会到着がギリギリだったじゃんカタナ」

 

「サヤ、てめっ」

 

 

コンパクト軽量ボディの僕は、平均身長より高めのカタナとサヤの陰に完全に入り、シャナの お叱りから逃れ 3人の やり取りを見守る、なんか面白そうだし?

 

自身の母親に、すぐさまカタナを売り渡したサヤを睨む様に見たカタナが何か言おうとした瞬間

 

 

「君達、もう式が始まるから席に座ろうか」

 

「グンジョウの言う通りだよ2人共、お説教は後にするけど ほら座る!」

 

「うす」

 

「はい」

 

「全く、誰に似たのやら・・・」

 

「おー? なんだー? 喧嘩売ってるのかー?」

 

「そんな訳ないでしょ、ほらシャナも座る、いつまでも父様の遺影を椅子に置きっぱは父様が可哀想だろ?」

 

「はぁーい」

 

威圧感を出したグンジョウが現れ3人へ着席を促すと、カタナとサヤは軽くグンジョウにビビりながら左側2列目の椅子へ早足で移動してゆき、シャナが軽くグンジョウに噛み付くが、あしらってシャナは左側最前列へ収まりナズナの遺影をその膝に抱く

 

その様子を見守り軽く聖堂内を見渡すと、前から5列まで髪が蒼や蒼混じりの金髪だったり金髪だったり黒髪だったり蒼混じり黒髪だったりと、明らかにシャルロット・ナズナ・立花(たちばな)博士・ユーリの血が入っているであろう人物と その伴侶(仮)等が座っている事を視認する

 

ん〜親戚が多いねぇ

 

 

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