前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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481. はっぴーうぇでぃんぐ? 6

 

 

やっぱりヘンリって お姫様なんだなぁ とか実感する最強シートを堪能する事 約1時間半、イオンモールみたいに平たくデカい建物に到着し運転していたメイドさんがドアを開けてくれた上に、降りる時にエスコートしてくれ、ドアマンが爽やかな笑顔で披露宴会場の案内をしてくれる

 

 

「ほへぇ〜 ドアマンの人 凄いなぁ」

 

「彼等はベテランだし、当然 ぼく 達 王族の家紋や各個人のミドルネーム由来のパーソナルマークも記憶しているし、今日 葉月 で行われる披露宴やイベントのスケジュールも暗記しているんだ」

 

「僕には無理ですね」

 

「大丈夫、カナリアは微笑んで立っているだけで、みんな笑顔になるから」

 

「ん〜? ちょっと 何を言っているか分からない」

 

 

ドアマンの案内で葉月のエントランスホールへ入ると、グランドホテルとあって煌びやかだが、華美過ぎない装飾がされていて凄いな〜 と思いつつ呟くとヘンリが答えてくれ、僕も本音で言うとヘンリが意味不明な事を言ってきたので、思ったままを告げておく

 

エントランスホールの真ん中に棒立ちも邪魔だろうと言う事で、親族控え室へ強制連行される、おかしいな 僕は招待客の筈なんだけどなぁ

 

それなりに広い部屋に高級ソファやラグマットが敷かれている区画、大画面テレビがあったり、壁際にバーカウンターみたいな場所があり そこにメイドさんと執事が待機していたりする、凄い

 

なんだか、さっきから小学生並みの感想しか出てこないけど、仕方ない仕方ない、うん 仕方ない

 

それはそれとして、大画面テレビに向けて立花(たちばな)博士・シャルロット・ナズナの遺影をソファの上に置いているのは、なんだろう?

 

「それじゃぁカナリア、三鶴(みつる) ぼく の親戚を紹介するね? シャナ姉様から・・・と思ったけど、お説教してるし 2番目から」

 

「あ、はい」

 

 

意気揚々とヘンリが言い控え室を一瞥しラグマットの上に正座させられているカタナとサヤがシャナとツルギにより説教されているのが見え、すぐにグンジョウの方へ向き 僕の手を引いて移動する

 

 

「やぁグンジョウ兄様、カナリアを連れて来たよ」

 

「あぁカナリアちゃん、三鶴君、日本から わざわざ すまないね」

 

「いえ、マリアさんにはお世話になっていますから」

 

「そうかい? 彼女達に代わって、感謝を伝えておくよ。ありがとう」

 

「恐縮です」

 

 

コーヒーを飲んでいたグンジョウへ ヘンリが声を掛けると僕と三鶴へ労いの言葉を掛けてくれる、落ち着いた良い大人って感じで憧れるなぁ

 

そんな事を考えつつ、彼の妻であるユエがいない事に疑問を持つと

 

「ユエなら、ドレスの着付けの補助でマリアとリリスの控え室にいるよ」

 

「そうなんですね? 納得です」

 

「イヴは大人しい娘だけど、乳幼児だしね? 流石のリオンちゃんでも手に余るから、ユエとユタカが代打って訳」

 

「イヴ? あ、あぁ〜 マリアさんとリリスさんの妹ちゃんですね?」

 

「その通り」

 

 

僕の視線が泳いでいる事に気付いたグンジョウに見事に言い当てられてしまい、やっぱりグンジョウって凄いと内心 感服する

 

 

「兄様は これぐらいにして、次はクオンの第1子 レオン」

 

「神前式でリングベアラーをしていた男の子ですね」

 

「そうだね」

 

グンジョウに頭を下げてから、高級ソファに座り寛いでいるクオンとレイ、そしてクオンの膝に乗りオレンジジュースらしき物を飲んでいる3人の所へ向かい

 

「やぁクオン」

 

「ん? ヘンリとカナリアに三鶴か、またヘンリの親戚紹介の旅か? ご苦労さん」

 

「ははは、察するのが早くて少し驚いてます」

 

「いや、こんなん誰でも分かるだろ」

 

「普通は分からないよ、クオン」

 

「んな馬鹿な。お前じゃあるまいし」

 

 

ヘンリがクオンの名前を呼び、彼が僕達を見て すぐに察して そんな事を言って僕と三鶴を労ってくれるのだが、察するのが早くて少し驚いている事を告げると、軽くポカンとして 『普通だろ?』 みたいなトーンで言われ、ヘンリが訂正するが、全く信用されていない

 

グンジョウだけじゃなく、ブリリアント王家がヤベー集まりなのかも知れない

 

 

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