前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そう言う訳で軽く?打ち合わせを行なって、僕はワカモにライドオンしたままステージの方へ案内される
打ち合わせ中もだけど、誰も僕がワカモにライドオンしている事にツッコミを入れて来ないのは何故だろうか? これもクラススキルとかの恩恵だったりするのかな?
そんな疑問を抱いてしまったが、ワカモにライドオンしているので僕の意識に関係なくステージへ登壇する事になり、控えていたスタッフ?からマイクを受け取る
「それでは今季も始めて行きたいと思います、皆さん こんにちは 聖導教会主催 地域交流イベント、本日 司会進行を務めます リーゼロッテ・グレアムです」
猫耳が生えたシスターがステージ上でマイクを持って意気揚々とイベント開始を宣言する
どうやら慣れている様で、全く緊張している様子はない
それはそれとして、獣人の人を日本で見かけるのは珍しいなぁ やっぱり
「いい加減、見慣れたツラでマンネリを感じていた来場者の皆さん、今日は違いますよ! 見て下さい、イオン様にも認められてた天使こと ダンジョン配信者カナリアさんが、ゲストとして出演してくれました!!」
「えー・・・ステラ・アーク 0期生 カナリアです、今日は よろしくお願いします」
「ワカモだ、皆の者 よろしく頼む」
リーゼロッテは自虐ネタ?を入れて場を盛り上げ、僕が自己紹介をするとステージ下の観覧席から歓声が聞こえる
なんか聞き覚えのある声が混ざっている気がするけれど、多分 気のせいだよね? メイビー
「いやはやカナリアさん、オファーを受けていただいてありがとうございます」
「いえいえ、ステラ・アーク以外の外部でする初めての お仕事として、聖導教会ほど御元が明らかな所はありませんから」
「確かに、そうですね。 来場者の皆さん、カナリアさんの 可愛らしいご尊顔を目に焼き付けて下さいね? 」
手慣れているリーゼロッテは、上手く司会進行を進めてくれて凄くやりやすい
「あぁそうそう、今 聞く事ではありませんけど、写真撮影って事務所的にOKですか? 」
「えーっと・・・」
「ふむ、どうやらOKの様だな? 」
「ありがとうございます、皆さん? 節度とマナーを守ってカナリアさんの写真撮影をして下さいね? あまり酷いとカナリアさんが2度と外部のお仕事を受けてくれなくなります、その結果・・・イオン様からの神罰が降り注ぐ事でしょう」
リーゼロッテの質問に僕個人の判断では答えられなかったので、マネージャーで有る
第2次統合騒乱以前の日本なら、何をバカなと 笑い者になるセリフだが、笑い事では無い実在するのだから、もの凄く抑止力になると思う
「大丈夫ですよ、余程の事では無い限り 僕が外部の仕事を受けない事は無いと思います。とはいえ、CEOもマネージャーもスタッフも皆んな 僕に対して過保護な所があるので、次が いつになるかは僕にも分かりませんが」
「皆の衆、聞いたな? 我らが天使カナリアさんの お言葉を! マナーを守って節度の有る撮影をしないと、本当に神罰下りますし 私が代行者として神罰を下します」
「あの、そこまでしなくて大丈夫ですよ? 」
「いいえ、貴女は地上へ顕現した大天使なのですから、これでも足りないぐらいです!!」
「はは、コヤツも思想が強いな」
なんでかは知らないけど、リーゼロッテが興奮した様子で来場者を焚き付けるので、少し宥めてみるが 良い知れぬ圧に負けてしまいそうになる
そんな彼女の様子に、ワカモは笑い そんな事を言う
ワカモからしたら笑い事かも知れないが、僕には少々困った事なので 対処に困ってしまう