前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
リーゼロッテの思想強めなオープニングトークに晒され来場者も焚き付けられ、それはもう凄い熱気を放っている
おかしいな、もう少しで年末年始だから真冬で寒い筈なのだけどね? 物凄い熱量で周辺の気温が上がっている気がする
それからオープニングトークが少々 押してしまったが、無事 終了し 一旦ステージから退去して、ステージ裏に設けられた控え室代わりのコンテナハウスに案内され
「ウチの者が失礼しました、決して悪い人では無いのですが、カナリアさんにオファーを受けて貰えた事が嬉しかった様で・・・」
「いえいえ、リーゼロッテさんぐらいの熱量なら、まだ大丈夫ですよ」
「ははは、なかなかに思想が強かったが、イオンも主を気に入っているからな、主神の意に反してはおらぬしなぁ?」
「・・・そう、そこが問題点でして やり過ぎ注意と言いたい所なのですが、彼女の意図は兎も角 事実しか言っていないのですよね」
僕達を控え室に案内した
確かに、場を盛り上げ過ぎていると思わなくもないし、少しやり過ぎ感は否めないけれど、リーゼロッテが言っている事は事実しかない ので咎める事が難しい
「シスター リーゼロッテの事は置いておくとして、次の出番まで この控え室で身体を休めて頂いても結構ですし、出店を回られても構いません。ただ その場合は10分前までには控え室に戻って頂けますか?」
「分かりました、ありがとうございます」
「では、私は 運営本部にいますので、何か有れば一報ください」
「はい、分かりました」
仁科の説明に了承を伝えると、彼女は頭を下げて控え室から退室していく、色々と しっかりしていて頼りになりそうだなぁ
「それで、どうする?」
「どうしようかな? まだお腹空いてないしなぁ」
「今 出ていくと来場者の群れに紛れた 同盟加入者に囲まれて身動きが出来なくなる可能性も有るしな? 」
「え?」
いつもの様に意図して空気になっていた
同盟加入者って、ミコトとシホが学園祭の時に存在を仄めかしていた非公式ファンクラブの加入者って事かな?
そういえば、聞き覚えのある声がした様な気はしていたんだよね? もしかして気のせいではなくて、文字通り知り合いだったのかな?
「その様子を見るに、思い当たる節がある様だな? 主よ」
「うん、そうだね?」
「そうか、だが個人までは特定は出来ていない様だな? ひとまず吾が把握出来たのは、ハジメ・ニナ・ミコト・シホ・ムツキだな?」
「完全に友達に捕捉されてるじゃん僕・・・」
「運営の全てを三鶴や
「ステラ・アークには告知専門部署が設立されたからね、SNSで所属配信者の配信スケジュールを展開したり、ホームページのイベントやコラボのスケジュール管理をしたり、告知CMを作成して配信者の動画編集へ渡したりしているんだよ?」
「ステラ・アークも大きくなったなぁ」
「うむ、これは全く懲りておらぬな」
「そうだね? でも可愛いし、オッケー」
何で僕が出演するイベントが知られているのか、疑問を感じているとワカモが珍しく僕をたしなめる様に言ってきて、三鶴が彼女に続き 分かりやすい説明をしてくれる
そういえば動画編集部や技術部の他にも新しい部署が立ち上がった とか紗夜や
今度からは、しっかり話は聞く様にしよう、そうしよう