前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ステラ・アークCEOが
「オレ、参上! ステラ・アーク2期生 ユウキだ、今日は尊敬するカナリアさんの隣りに座れて最高な気分だから、少しぐらいなら目こぼししてやるからな?」
【ユウキくん ちすちす】
【カナリアちゃん、モテますなぁw】
【カナリアちゃん、めっちゃ慕われてるんよねw】
【たまに配信でも滲み出てるしな】
年齢相応の生意気そうな挨拶に 『かわいいなー』 とか思う、言葉遣いは少し思う所が無い訳では無いけれど、その内 覚えていくだろうし コレがユウキらしさ なのかも知れないしね?
かくいう僕もユウキを咎められる程、しっかりした人間では無いからね、うん
それはそれとして、配信でも僕の話をしているんだねユウキ? 別に咎めはしないけど、そんなに僕の話をする事あるかな? それは少し気になるから、覚えてたら後で聞いてみよう
それから順番に自己紹介をしてゆく、僕の隣りにユウキが居る都合か 1期生・2期生の順番バラバラだったけど、まぁ大丈夫だろう 多分
「これで全員の自己紹介が終わったわね? 去年と違い、ステラ・アーク所属の配信者を全員集めたけれど、悪くないわね」
「ステラ・アーク設立して2年足らずで、ここまで成長するとは俺も予想外だったな」
「トップ配信者を複数人抱えてるプロダクションや事務所には、まだまだ及ばない部分もあるわ、でも第1は配信者・スタッフが無理なく活動・仕事が出来る様にする事よ」
「流石はCEO、最強の社長だな」
「褒めても何も出ないわよ?」
「ははは、そんなん知ってるよ」
【CEO、最高すぎん?】
【CEOはカナリアを愛でてるイメージが強いけど、やる女やな】
【ますますステラ・アークに就職したくなってきた】
【クッソ ホワイトで倍率エグいからな、やむなし】
配信者の数自体は1期生・2期生合わせて10名と0期生である僕と鷹樹、+αのヘンリ・マリアの14名だけど、その裏で働く各部署のスタッフが その何倍の人数がいるから、目に見える実数以上の従業員がステラ・アークにはいるのだから
そのおかげで、紗夜も社長をしながら僕のダンジョン攻略に参加出来ている様だしね?
なんか秘書? を3人とか雇ったとか何とか言っていた様な?
「あまり感傷に浸っていても視聴者は暇でしょうし、次へ移るわね?」
「質問箱を開封して行こう 『ステラ・アークの皆様こんにちは、突然の質問になりますが、カナリアちゃんの様に 歌って踊れて戦えるアイドル配信者を、また発掘したりする計画とかは有りますか?』との事だ」
「アイドル計画よね? そうね・・・」
【お、これは確かに気になる】
【アイドルダンジョン探索者は新ジャンルだからな】
【個人勢で偶発的にアイドル化してる人は居るは居るけどね】
【紙袋ヘッドで分からないけど、思案してるんか?CEO】
最初の質問としては、なかなかにブッ込んで来た質問を読み上げる鷹樹のチョイスに少し困惑してしまう
いや、まぁ確かに僕も気になりはする、そう言う計画があるなら アイドルとしての後輩が出来たり増えたりするのだろうし
「結論を言うと、今の所はアイドル探索者計画はないわ。でも、所属してくれた配信者の中から 自分も と言う声が出たら発足する可能性は0ではないわね」
「まぁそもそもが、カナリアの歌が聞きたいって声に対応する為の企画だったからな」
「そう、カナリアちゃんの歌声と可愛らしさを全人類へ届ける為の企画だったの、しかし まだまだ足りないわ! カナリアちゃんの可愛らしさをもっと、もっと! 広めなければ!」
「CEO、興奮しないでください」
【途中までは出来る女社長やったのにw】
【やっぱ この人が1番カナリアちゃんに脳を焼かれてるわw】
【惜しかったなぁ、もう少しパッションを抑えられたらなぁw】
最初の辺りは良かったが、後半から溢れ出るパッションを抑えきれなかった紗夜をたしなめるが、僕の両サイドに座るヘンリとユウキも紗夜に同意らしく、ウンウン頷いている
あれ〜? 僕が間違ってる方なのかな?