前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
配信枠の主であるユウキに行先を任せる事に決め、様子を伺っていると
「カナリアさん、魚ですってよ? 行きましょう!」
「君が良いなら、僕に異論は無いよ」
「ははは、んじゃ2名様ご案内ってな」
【お? ユウキくん、魚が好きなんやな】
【今時の小学生にしては珍しい】
【これはアレよ、カナリアちゃんに忖度したんやない?w】
【それは有るなw】
目を輝かせてユウキが僕に提案してきて 僕が了承すると、ケイネ先生が笑って言い 先導を始める、赤くてデカい翼があるし見失う事は無いだろう 多分
それからケイネ先生の先導で1時間程 進むと、森林の中に岩場が現れ そこにデカい亀裂? がある、おそらく これが鍾乳洞の入り口なのだろう
それはそれとしても、僕はケイネ先生に尋ねないといけない事が出来たので、尋ねてみる
「あの、ケイネ先生? 鍾乳洞、入れますか? 」
「まぁ普通に無理だろうな? 」
「ですよねー」
【笑い事なのか? ケイネ先生w】
【いや、ケイネ先生だったら素手でも大丈夫そうだけどな?w】
【確かにw】
【ケイネ先生、魔法も普通に使える筈だしな?w】
僕の質問に、サラッと答えて笑うケイネ先生に相槌を打ち コメント欄をチラ見すると、そんなコメントが流れてきたのが見える
そういえばケイネ先生はオーシア出身なんだっけ? なら、僕とは違い 攻撃魔法も普通に会得していても不思議じゃないな、うん
「まぁ安心しろカナリア、部分展開出来るからな 」
「と 言う事は、やはり魔武器なんですね?」
「まぁーな? とりあえず鍾乳洞だし、腕以外は全解除だな」
「極端過ぎません?」
「まぁ大丈夫だ主よ、吾がサポートするでな」
【やっぱパワードスーツ タイプの魔武器か、カッケー】
【くっ・・・俺に才能が有れば!】
【元ニートのワイ、探索者として生計を立てる事に成功】
【拙僧も】
【それがしも】
なんだか 緩い雰囲気のケイネ先生に、少し危機感を感じていると 僕の心境を察してくれたワカモがフォローする事を表明してくれて、少し気が楽になる
とりあえずコメント欄が賑やかだけど、見てなかった事にしておこう
「やっべぇ・・・ルクスフリーデンが振れない・・・」
「あー ユウキくん 得物は大剣だもんね」
「ユウキ、俺からアドバイスすると サイドアームまで持っとくと便利だぞ?」
「・・・カナリアさん みたいに、ハンドガンとか?」
「短剣とかナイフでも良いと思うけどね? 武装が増えると、覚える事も増えちゃうしね?」
【しゃーない、大剣やもんw】
【鍾乳洞内は狭いだろうからなぁ〜 大剣は お察し】
【割とオールマイティに戦えるカナリアちゃん、しゅごい】
【確かに、フロッティは近・中距離戦出来るし、ケラウノスで遠距離狙撃も出来るし、各種サイドアームも豊富に所持しているからのぅ】
【流石は女子高工兵w】
ユウキが突如として肩を落としだしたので耳を傾け、閉所での課題に直面したユウキにケイネ先生と僕でアドバイスをし、とりあえず 間に合わせで僕が予備の予備で持ってきたグロック17と弾薬ポーチをワカモの荷鞍から取り出して
「とりあえず無いよりはマシと言う事で、間に合わせだけどグロック17を使って?」
「はい」
「確かに、無いよりはマシだな? たまにクマがいるからな、うん」
「クマ相手に9ミリ弾は本当に無いよりマシですね・・・まぁ出てきたら僕が前に出ますよ、慣れてるので」
「いや、俺が対応するわ。クマ如きに相撲で負けないしな」
【カナリアちゃんの予備か?】
【リコリスも背負ってるから、予備だな】
【サブのサブか?】
【まぁケイネ先生なら、クマと相撲取れるかw】
ユウキにグロック17と弾薬ポーチを渡して言うと、ケイネ先生が不穏な事を言い出したが 僕なら文字通り秒殺出来るから前に出る旨を伝えると、ケイネ先生は笑いながら 自分が対応すると言うので、任せる事にしよう
ケイネ先生なら9ミリ弾 ぐらいじゃ死なないだろうしね? うん