前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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541. ツーリング ライブ

 

 

鷹樹(たかき)の説明を聞いてから各々の愛車に跨りエンジンを始動させる

 

うん、今日も良い音だなぁ ninja400

 

 

「準備は良いか?」

 

「僕は いつでも」

 

「私もよ」

 

「いつでも行けます」

 

「大丈夫」

 

「オッケーよ〜」

 

「よし、出発」

 

 

【当たり前だけど、ヘルメット被ってて顔が分からないなw】

【さっき愛車紹介してくれたし、乗ってるバイクがバラバラだから それで判断だな】

【形も色もバラバラだもんな、なんとか分かって良かった】

 

 

鷹樹の質問に各々答え、彼を先頭に若宮ギルド駐車場を徐行して道へ出る

 

通勤混雑時間を超えていて、尚且つ 休暇で出かける人が動き出す時間よりは少し早いので比較的 スムーズにツーリングが開始出来ている、良かった

 

 

「そんじゃ、最初の目的地は この辺りのライダーに 有名な滝を見に行くぞ? 着くまでの道も悪くない景色だしな」

 

「西向きの道って事は、CEOとスタッフと行ったツーリング先とは違う滝かな?」

 

「そうね? 確か あの時は南下するルートだった筈だし」

 

「安心しろ、前回とは違う滝だから」

 

「へぇ〜 楽しみ」

 

 

【お? ラグ無しで文字起こしされた上に、カラーが違うぞ?w】

【鷹樹が黒、カナリアちゃんが黒縁の黄色、CEOが白縁の緑か? 】

【すげぇ、なんつー技術なんだw】

 

 

若宮ギルドを出発して順調に走りながら鷹樹が最初の目的地を口にしたので 反応すると、紗夜(さや)も僕の言葉に呼応して言い 鷹樹が違う滝だと教えてくれる、それは楽しみだ

 

それはそれとして、ステラ・アーク技術部は少々頑張りすぎの様で、ラグ無し字幕?が表示されている上に、各々にパーソナルカラーが設定されている様だ、何という超技術なのだろうか?

 

 

「滝まで大体 小1時間程度 掛かる、命を大事に 安全第1で行こう」

 

「ダンジョンの外だし、ローレライを着てる僕は兎も角、CEOとメイドさんは柔いからね」

 

「そうそう、俺や母さんは仮に事故っても障壁術で防御出来るし、ヘンリは・・・まぁ事故った程度じゃ擦り傷も付かないだろうしな? うん」

 

「失礼なー 流石の ぼく でも 紙で指を切るぐらいの怪我ぐらいするぞー」

 

「なんの抗議だよ」

 

「ふふ、視聴者のみんなもバイクに乗る時は最低限のプロテクターは着けましょうね? 今は薄くて軽くてメンテもコスパも良い物が充実しているから」

 

 

 

【流石は兄貴、リーダー適性が高い】

【言いたい事は分かるけど、柔いってw】

【いや、本当 なんの抗議なんや ヘンリ姫w】

【分かったのだわ、カナリアちゃんママ】

 

 

相変わらずお兄ちゃん(りょく)がバカ高い鷹樹による注意喚起に 僕が返答すると、鷹樹は割と真面目なトーンで言い その物言いにヘンリが謎の抗議をする

 

ほぼ無傷な事については、何か言うべきなのだろうか? いや、何も言わない方が良いな、うん

 

統合騒乱後、それまでの非魔法物質由来の材料では製造が不可能だったが 魔獣由来やダンジョンから採取された素材を使う事で、それまでの常識を覆す程の性能を発揮するプロテクターが販売されている

 

因みに、ローレライを展開している僕以外のメンバー・・・ヘンリは除く 鷹樹・紗夜・冬彩(かずさ)・母は 先程の高性能プロテクターを装着しているが、見た目からは全く分からないぐらいに薄型軽量だ

 

まぁ僕もインナーだけ展開して、外行きの服を着ているのだけども

 

 

「あら、後ろから救急車が来るわね」

 

「了解、この先の交差点を曲がるから、一旦 路肩に止まって様子を見る事にしよう」

 

「了解」

 

「ん、理解」

 

「分かったわ」

 

「承知致しました」

 

 

【ナイス判断】

【交差点まで まだ少しあるけど 下手に逸れたり進路妨害になるよりはマシだな】

【保護者組、流石はベテランだなぁ】

 

 

ヘンリの謎の抗議から暫く何もなく順調に進んでいたが、背後から救急車が来た事を母が感知し鷹樹が一旦停車を指示したので従う

 

救急車が、どの方向に曲がるか分からないしね?

 

 

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