前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
救急車の行先を見送り 再出発し山・峠道を走るので念の為に給油してから行く事になった
「隼はハイオク車だから、僕達より少し燃料費が高いね?」
「そうね、でも多少のデメリットもロマンには勝てないわ」
「確かに」
【隼 以外はレギュラーだっけか?】
【今回のメンバーのは隼 以外はレギュラーの筈】
【タンク容量が20ℓ入るし、結構な額になるなぁw】
【言ってる事がカナリアちゃんと似てるw やっぱ母娘なんやなぁw】
そこそこ大きいガソリンスタンドで店員に給油をして貰っている内に、たまたま隣で給油していた母へ話掛けると そんな答えが返ってきて同意する
そうロマンの前では多少のデメリットは無視できるから、仕方ない 仕方ないのだ
そんな訳でニコニコ現金払いで代金を支払い、再び隊列を組んで出発する
「全員着いてきてるな? 次の大きな交差点を越えて少ししたら山道・峠道へ突入するT字路へ入るから、落ち着いて着いてきてくれ」
「了解」
「分かったわ」
「承知致しました」
「ん、理解」
「オッケーよ〜」
【やっぱ
【リーダーに適任だな】
【ナイスバルク】
【バイクの免許取ろうかな】
鷹樹の伝達に返事を返しつつ コメント欄をチラ見すると、鷹樹を褒めるコメントが流れているのが見える
うんうん、僕も鷹樹はリーダー適性が高いと思ってる 視野も広いし気も効くしさり気無い気遣いも出来るからね
そんな事を考えつつ鷹樹の背中を追って走り続け、T字路を左折して山・峠道へと進入するルートを走って行く
「ここから
「一応、燃料なら携行缶に予備で少しあるよ」
「偉いぞ カナリア、褒めてやる」
「いぇあー」
「1番 タンク容量が少ないのは
「とはいえ、単純計算で200㎞以上は走るし 警告が出るより先に給油に移行すれば大丈夫よね」
「最悪、KLX230SMを収納魔法に収納して、カナリアかCEOが2人乗りで最寄りのガソリンスタンドまで走れば大丈夫」
【褒められて喜ぶカナリアちゃん かわよい】
【本当、面倒見が良いなぁ鷹樹】
【この場合、ハイオクの隼の方が怖くね?w】
【確かにw】
鷹樹の説明を聞き 燃料携行缶を持ってきている事を伝えると、褒められたのでテンションを上げていると
そしてコメント欄に書かれた様に、レギュラー車であるklx230smよりハイオク車の隼の方が燃料補給について不安がある事は同意せざるを得ないと思う、うん
「この先の峠は走り屋が攻めて事故る事が多いから、安全運転で行こう」
「なるほど、通りで事故注意だの 速度落とせだの 書かれた看板が乱立してる訳だ」
「脅かすつもりでは無いけれど、片手では足りない人数が曲がり切れずにガードレールの向こう側へ落ちて、星になってるわ」
「うへぇぇ・・・」
【そういや何年か前にニュースになってたな】
【あまりに走り屋が飛ばして事故るから二輪車通行禁止にしようか? とか議題になったらしいな】
【ぶっちゃけ、事故るのバイクだけじゃなくて自動車もだからって否決したとかなんとか】
【最近は警察の監視も増えて その手のバカは減ったから星になるバカも少ないけどね】
鷹樹の指示に素直に従う事にし反応すると最後尾を走る母が そんな事を言ってくる
脅しではなく、事実だからこそ 恐ろしく感じるので素直に安全運転をしよう
山肌に沿って作られた峠道だから、ガードレールの すぐ向こう側は 僕の胸の様に絶壁である、そう殆ど引っかかりがない
そんな場所に落ちたら下手をしなくても死んでしまう、まぁ僕は頑丈だしギリ重傷で済むかもだけども