前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
星になりたくないので
「まだ寒いから少な目だけど、ツーリングに来てるライダーが そこそこ居るな? 邪魔になってもアレだし、少し離れた場所に止めるか」
「そうだね?」
「そうね、私達は6名だし 配信中でもあるし」
「ステラ・アークの謎技術でノリが張られるとはいえ、声は無加工だからね」
【お、滝に到着したな】
【駐輪場の3分の1ぐらいバイクが止まってるな】
【6人は そこそこの人数だもんな、鷹樹ナイスやで】
鷹樹の指示 及び 提案に返事を返し、公衆トイレと自販機がある休憩スペースから少し離れた場所に駐車しninja400から降りヘルメットを脱いで ひと息つく
走るのは楽しいけど、やはり1時間以上 同じ体勢だと疲れてしまうのは仕方ない事だと思う
そんな訳でヘルメットとグローブを収納空間へ収納して軽く身体を伸ばしながら歩道へ上がると
「んじゃ、今から滝を徒歩で見に行くが 可能な限り 一般ライダーの迷惑にならない様に行動するぞ?」
「了解」
「えぇ、分かっているわ」
「承知しております」
「ん、了解」
「分かっているわ」
【配慮のできる男、鷹樹】
【流石はリーダー】
【ナイスバルク!】
別に嫌じゃないし 慣れているから構わないのだけど、なんてナチュラルに手を繋いできたんだろう? 流石に迷子ではないのだけどな? うん
そんな謎な状態を満喫しつつ、遊歩道から見える景色へ目を向けるのだけど、視界に入る一般ライダーがスマホを持って何か見ていたり タブレットPCを持って何か見ていたりしている上に、僕達をチラチラと見ている様な気がする
やはり顔が売れ過ぎてしまったのだろうか? いや、流石に自意識過剰かな? ヘンリも紗夜も冬彩も美少女だし、我が母は娘から見ても超絶美人だしね? そこにガチムチの大男がいたら目立つだろうし、うん
それからニッコニコのヘンリと紗夜に手を繋がれたまま暫く歩いて滝の近くまでやってくる事が出来た
「これは・・・壮大? だね」
「相変わらず小学生並みの感想しか言えないカナリアはヘンリとCEOに愛でて貰っておくとして、この滝は今の時期 水量が少ないから この程度で一部界隈では滝行をする場所らしい、梅雨明けを迎えると水量が倍増するらしいから気をつけてくれ」
「話の流れ〜」
「よすよす」
「よしよーし」
「ふふ、やはりカナリアは可愛いわねぇ」
「まさしく天使です」
【軽くディスるやんw】
【鷹樹w】
【おー 撫で回されとるw】
【誰も止めないの草】
滝を見た感想を言うと鷹樹に軽くディスられた上に、ヘンリと紗夜に撫で回され始めるが、母も冬彩も止める気配が一切無い 無念
「カナリアが天使なのは公然の事実として、配信見て凸ってきた視聴者の行動力には感心するぜ」
「え? それじゃぁチラチラ見られてたのは、気のせいじゃなかった?」
「大体はな? 一部、本当にツーリングで 偶々遭遇したライダーも居るけどな、そりゃこんな一団いたら見るわ。俺は見る」
「はへぇ〜」
「あら、考えるのを辞めたわねぇ」
「ん、可愛いは正義」
「可愛いは正義よね」
「・・・・・」
【とうとうバレたぞ?w】
【そりゃぁ アレだけ見てりゃなぁ? あと同盟会員の証つけてりゃなw】
【カナリアちゃん に影響されて免許取った勢の行動力ヤベーw】
【とりあえず生カナリアちゃん、かわよい ですわ】
【同意ですわ〜】
どうやらチラチラと僕達を見ていたライダーの中に、視聴者も混ざっていた様で 僕の考え過ぎではなかったらしい
とりあえず、なんか考えるのを放棄してヘンリと紗夜に撫でられながら滝を見ておこう、なんとなくだけど この後も視聴者ライダーに遭遇しそうだしね?