前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
それから安全運転で展望台を起点として、反対側の麓を目指してバイクを走らせている訳だけど、景色が良くて とても気分が良いけど ちょいちょい熊出没注意や野生動物接触注意とかの警告が見える
僕を始めとした
「熊出没注意か、後ろの視聴者ライダーズ もしもの時は全力でUターンして逃走する事も覚悟しておけよ? 俺とか母さんが救援間に合わない可能性もあるからな」
「
「それをやると、別の面倒事が発生するから却下だ」
「無念」
【無念、じゃねーよw】
【熊をカナリアちゃんのファンにしたら、確かに面倒事になりそうw】
【鷹樹の注意喚起、偉い】
あまりに看板の数が多いので鷹樹が僕達の後方を走る視聴者ライダー達へ注意を促すと、ヘンリが これぞ妙案みたいな声色で 僕が熊を懐柔する事を提案するが 速攻で鷹樹に却下される
まぁ当然といえば当然の帰結だと思う、うん
「懐柔したら お世話が必要になるものね? 」
「その通り、我が家は一般的な一軒家より少々広い・・・CEOのご自宅に比べたら小さいですが、まぁそれなりに広いのですが 熊を飼育出来る程 広くもないので、現実的ではありませんね」
「ん、なら ぼく が土地を購入して、カナリア動物公園を作る」
「いや、何を言ってるんですか? ヘンリさん」
【おい、ヘンリ姫が突拍子も無い事を言い始めたぞ?w】
【カナリアちゃんの 割とマジで引いてるトーンw】
【やる事が規格外なのよ、ヘンリ姫w】
黙して成り行きを見ていた紗夜がフォロー? 補足をしてくれたので、僕も補足をすると、ヘンリが予想斜め上の事を言い始めて 割とガチめにツッコミを入れてしまう
おかしいな、僕の知る限りヘンリは変なモノ食べて無い筈なんだけど
「日本は狭いから、リューネに作る。これなら大丈夫」
「何を基準に大丈夫と判断したのですか?」
「カナリアの御利益ありそうだから?」
「ん? ん〜・・・見て楽しめるぐらいしか効能無いですよ? 僕」
「ふふ、あげないわよ〜? ヘンリ姫」
「無念」
【今日は一段と変だな、ヘンリ姫w】
【いや、だから 無念じゃないのよw】
【カナリアちゃんは天使だからな、仕方ないw】
腹の中でアルコールでも生成し始めた疑惑が出るぐらいには、突拍子も無い事を言い始めたヘンリに、母が牽制をしてくれる
やっぱり頼りになる母だ、大切にしよう
「よし、とりあえず危険域は抜けたぞ?」
「なんとかなって良かった」
「コンニチワするのが熊とか猪とかの大型獣とは限らないから、まだ油断は出来ないけどな?」
「鷹ちゃん、フラグになりそうな事を言わないで欲しいな」
「はは、すまん すまん」
【お、危険域を抜けたって事は 結構降りてきたって事か】
【この峠道(仮)は景観維持をする為に、最低限の開発しかされてないからな】
【チラッと見える景色的に、開発が進んでる区間に入ったっぽいな】
【鷹樹が怒られておるw】
鷹樹の言葉へ返答すると、フラグが立ちそうな事を言ったので軽くクレームを伝えたのだが、全く反省した様子が無い
此処が一般道では無くダンジョン内なら、後ろからフロッティで鷹樹を撃って遺憾の意を表明する所だけど、そんな訳にはいかないので残念だ
そんな訳で、鷹樹がフラグを立てたからか それとも 僕が遺憾の意を表明する方法を考えたからか分からないけど、鷹(仮)が隊列を組んで僕達に合わせて頭上を飛んでいるのが見えるが、僕にはどうしようもないので 見えなかった事にしよう、そうしよう