前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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551. 此処を宿泊地とする

 

 

 

ライブ配信を終了して本日の宿へと例に漏れず鷹樹(たかき)を先頭に走り始め、太陽が傾いて夕陽が差して僕達の影が長くなっているのが見える

 

 

夕陽が綺麗だなぁ とか小学生並みの感想を抱きつつ、1時間半程 走って紗夜(さや)(なぎさ)とツーリングに行った時に止まった高級旅館とは違い、シティホテルに到着し二輪専用駐車場へ停車してninja400とヘルメット&グローブを収納魔法へ収納する

 

 

「やっぱり貴女達の収納魔法は羨ましいと感じるわ」

 

「そうですか? あ、保管しましょうか?」

 

「大丈夫? 結構な負荷になりそうだけれど」

 

「大丈夫ですよ? ninja400ぐらいなら あと4〜5台は無理なく収納出来ますから」

 

「なら、お願いしようかしら? 冬彩(かずさ)貴女のKLX230も保管して貰うと良いわ」

 

「恐縮です」

 

 

ninja400を収納魔法へ収納しているのを見た紗夜に、そんな事を言われたので約1年前より格段に魔力保有量も生成量も増えているから、紗夜のエリミネーターを保管しようか打診すると、冬彩のKLX230も一緒に保管する事になったので、とりあえず2人には積載されたシートバッグを下ろして貰ってから2人のバイクを僕の収納魔法へ収納する

 

 

「よし、全員 荷卸し終わったな? さっさとチェックインするぞ?」

 

「はーい」

 

「ん、向かう」

 

「泊まりのツーリングは久しぶりね」

 

 

肩掛けのアイテムバッグを持った鷹樹が声を掛けて来たので返事をして、彼と並び二輪駐輪場からホテルへ入り受付カウンターへと向かう

 

 

「すみません、6名で予約している五月七日(つゆり)ですが」

 

「はい、五月七日様ですね? 少々お待ちください」

 

 

昼食の時以来の鷹樹の敬語を聞きつつ、このホテルのエントランス? 綺麗だなぁ とか あまり関係ない事を考えている内に、鷹樹と受付スタッフとの会話は終了した様で 鷹樹の手にはカードキーが3枚握られていて、なぜ3枚なのか疑問を抱いていると

 

 

「予約した時に空室の都合でシングルとツインと3人部屋(トリプル)しか取れなかったから、誰がツインとトリプルに行くかは女衆で話し合ってくれ」

 

「ん、これは負けられない戦いになる」

 

「あら、これは普通に母娘である 私とカナリアがツインで良いではありませんか、ヘンリ姫」

 

「アルエットは いつでもカナリアと添い寝が出来るから、辞退すべき」

 

「あらあら、交渉決裂ですね?」

 

「なにこれ? 僕は何を見せられているのだろう?」

 

「さぁ? あ、俺とツインとか言うなよ? 絶対に話がややこしくなるからな? 」

 

「結構、アンパイだと思うんだけどなぁ?」

 

 

謎の争いを始めた女性陣を 鷹樹の隣りに立って眺めつつ呟くと 鷹樹に釘を刺されてしまう、結構アンパイな案だと思うのだけど ダメらしい

 

 

「ならトリプルに五月七日家は? これなら どう? 」

 

「嫌だよ、今更 見て何も思わないけど、お前 風呂上がりにマッパで歩き回るし」

 

「流石に全裸では歩かないよ? パンイチでは歩くかもだけど」

 

「布切れ1枚は誤差だろが、バカ」

 

「バカは酷くない? 泣くぞー?」

 

「勘弁してくれ・・・」

 

 

僕を除いた女性陣の交渉を眺めつつ鷹樹と戯れていると、割と本気で嫌そうな表情を鷹樹がする

 

僕も今更 鷹樹に全裸を見られても、何も思わないけど 彼的にはダメらしい

 

 

ん〜 やはり僕の羞恥心を感じる感覚は少々 一般的なソレからズレている様だ と再認識する

 

 

「あの〜 もう疲れたので、くじ引きでもして天に任せて貰えますかね?」

 

「ん、カナリアが我慢の限界なら仕方ない、くじ引きで決める」

 

「仕方ないわね」

 

「望む所です」

 

「あらあら、これは負けられないわね」

 

 

アイテムポーチから割り箸を取り出してササっと印をつけて鷹樹へ渡し混ぜて貰い、僕 含めた女性陣は目を瞑りクジを引く

 

さてさて、どんな結果になるかな?

 

 

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